OMIのデジタルガジェット備忘録

手に入れて軽くいじっているデジタルガジェットについての備忘録です。まったり更新中です

エクストリームリミット コンパーチブルタイプケース(ベルトクリップ付き) レビュー

2006-01-23 | W-ZERO3

もうすっかり「日常的に使うツール」となってきた感があるW-ZERO3ですが、やっぱり筐体の強度という意味では不安はいなめません。

正直、ケースをつけると使い勝手(アクセス・モバイル性)が下がってしまうので、あまり好きではないのですが「液晶面が常に剥きだし」というW-ZERO3の構造を考えると、気軽にポケットなどに入れるためには、ケースが必要かと思いましたので、久しぶりにケースを物色してみることにしました。
#かばんやポケットには色々な物が入ってるので、それからも守る必要が…

私が今回のケースを選んだ理由は以下の要素です。
1.外装がしっかりしている(安っぽくない)
これはガジェットを持つ上では重要です。

2.本体端子へのアクセスが容易
これも説明不要ですね。

3.キーボードスタイルでの入力が可能
同上。

4.できうる限り全面を覆う
本体を落下させてしまった時に安心感が増す。

5.本体への加工(テープ貼り付けなど)は無し
テープの跡とかをつけたくない。

6.ベルトクリップ付き
電話なので、身体に密着した状態でバイブ着信に気がつきたい。

 今回買ったのはエクストリームリミットさんの「WILCOM W-ZERO3用高級本革モバイルスーツ(コンバーチブルモデル+ベルトクリップ付き)」(←長っ・^^;)
http://www.extreme-limit.co.jp/
http://www.extreme-limit.co.jp/mobile/05_sharp/w-zero3belt.html
MIザウルスを愛用していた頃に、気に入って使っていたケースを作っている会社ですので、品質も内容も悪くないだろうと思って速攻で購入してみました(^^

で、外観から。


このメーカーが利用しているのは、「本革」です。
よくこういったケースで採用されている「合皮」と違って、質感が良く、使い込んでくると味が出てくるので、オススメ。
このケースの表面には、ツルツルとしていながらも、少ししっとりしていて手になじみやすい感じがする「タンニンなめし牛革」が使われています。

裏側には、本体を保護する意味も含めて「ウルトラマイクロファイバースエード」が使われています。
液晶部分などに接触しても、まったく問題ありませんので、安心です。
#むしろ汚れ拭きにも使えそう?

恐らくケースを探している人が気になっているであろう「取り付け方法」ですが、このケースでは「特にオプション無しで固定」しています。


ケースの両脇の部分(本体のスピーカーとマイクがある部分)の湾曲に沿って、ジャストフィットするようにケースを曲げてあります。
ちょうど、スポッとはまるようになっていますので、挿入も取り外しも簡単です(^^

マジックテープなどで止める形式と違って、本体をいじりませんので、ケースを使わなくなっても、特に本体に跡が残ったりしません。
#人に譲りやすい?

お次は「液晶カバー部分」です。

これは、取り外しが可能なようになっています。
本体の右脇(イヤホンマイク端子&ボリュームスイッチがある方)に取り付けるようになっています。

どうしてこんなデザインなのかな~(一体形成の方がスマート)と最初は思ったのですが、しばらく使っていると理由がわかりました。

「イヤホンマイクへの干渉を抑える」「ボリュームスイッチ&ローテートボタンへのアクセスを確保」というものでした(^^;

これのおかげで、各ボタンへのアクセスもなんとか可能です。
ボタンの話になりましたので、次はボタン&端子部分についてです。



写真を撮り忘れましたが、「シャッターボタン」も同じように切り欠き処理されて、アクセス可能になっています。

完全に覆われてアクセス不可能なのは「MiniSDスロット」「スタイラス」になっていますが、このふたつは実用上はあまり問題にはなりにくいでしょう。
#スタイラスはスタイラスホルダーがケース上にあります。

ただ、この切り欠きなのですが、革質が分厚いので、ちょっとボタンへのアクセスはしにくくなっています(^^;;

他には、ACアダプタの端子を入れた下2点の画像を見ていただければ、なんとなくわかると思いますが、あまりにもタイトな設計なため、一部がひも状の皮(?)が入っているだけの部分があります。ACアダプタ端子部分は、これを少し脇にどけてから接続する必要があります。
#何年か使った時に、切れてそうで怖いです(^^;
#まぁ、実用上の問題は少なそうですが。

次は、キーボード使用時についてです。

キーボードを引き出すためには、一番表層にある「液晶カバー部分」の他に、カバーの一部を外す必要があります。

他には、スライド時に少しだけ一部のカバーの角と本体が干渉することが気になります。
#干渉している革の部分がすぐにハゲてきそうな不安があります(^^;;

全体を覆う構造になっているこのケースでは、どうしても避けられない宿命のようなものなんでしょうかね?(^^;;

これは、正直このケースで一番使い勝手が悪いところかな~と思いました。

ただ、4日間ほど使い込んでみたら、ファーストインプレッションで感じた「このケースは使わないかも…」とまで思っていた自分は、もう居ません(^^

意外と簡単に外れるので、そこまで使い勝手に影響が出ていません。

あとは、気になる人も多いと思われる、ストラップ部分。

本体にある上下部分のどちらも利用できるようになっています(^^
ただ、個人的にはまだ使っていません(^^;;;

なんとなく(予想)ですが、本体のみで固定するよりも、ちょっとだけ強度が上がるような気がします(笑)>そんなことは無いだろうけど(^^;;

最後のチェックポイントは「ベルトクリップ」です。

個人的には、モバイル機器を持ち運ぶ際に重要視していることに「いつも身に付ける」ということがあります。

具体的な方法としては「シャツの胸ポケットに入れる」「上着の内ポケットに入れる」「ネックストラップで吊る」「ベルトクリップで腰止め」という選択肢があると思います。

ポケットに入れる系でも不可能では無いのですが、1ヶ月間胸ポケットに入れて過ごしていたら、メールが暴発(誤送信)されていたり、いつの間にかアプリが起動していたりで、ちょっと常用するには不安な感じでした。

ToDay画面でのキーロックを多用するように心がけてはいたのですが、やはり忘れることも多いようで…(^^;;

で、ベルトクリップの使用感ですが、結果は「まずまず」という感じでしょうか。
前のMIザウルスで採用されていた「クリップ部分とケース部分が分離する」というギミックでは無くなっていたのは、非常に残念です。
●ベルトクリップ(取り外し可能モデル)
http://www.extreme-limit.co.jp/mobile/05_sharp/mi-e1_beltclip.htm

ちょっと強度に不安があるという問題もあったのですが、ギミックとして格好が良く、慣れると瞬時に着脱可能で、とても重宝していたのですが…。

最近すっかり太りがちな私にとっては、ベルトクリップパーツから本体が少しだけ離れているというこのタイプの方が取り外しが容易という理由もアリますが(^^;;

というわけで、長々とレビューを書いてきましたが、全体的には気に入りました。

「キーボードスタイル時の微妙な使い勝手」「ベルトクリップの仕様」「ボタン&端子部分の処理」というマイナス部分を考慮して、75点といったところでしょうか(^^


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