奥様は海外添乗員〜メモリアル

ウィーンの街角で

          

ここ数年の間にヨーロッパ中に、いや世界中にそのチェーン店を増やし、今や世界を代表するカジュアルショップとなったH&M。最近日本に上陸したというニュースにはびっくりしたけど、さらにびっくりしたのはオープニングに有名人が詰めかけたってこと。だってこのショップの人気の一番の理由は、いま時のトレンド(風?)ファッションをかな~りリーズナブルに買えること。本来お財布に余裕のある人が足を踏み入れる店では決してなさそうなんだけど(笑)。

こちらヨーロッパでは数年前からかなりの人気ぶりで、大きな街には数店舗存在することも珍しくない。ちなみにここウィーンのメインストリートであるケルントナー通りにも2店舗あって、どちらも地元の人はもちろん観光客も含めいつだってごった返してる。夕方ともなると試着室やレジは長蛇の列。でも考えてみると、昔は「いいものを長く使用する」習慣があったであろうヨーロッパの国々でこういった店が人気なのも時代の流れか。物価は上がる一方の今、できるだけ安くオシャレをしたいと思う気持ちは誰でも同じだものね。とりわけイタリアやフランスあたりでフィーバーしてるのを見ると、人々の価値観も変わってきたと取るべきか。あるいは格差社会を見てるような気もするし。

ところで今やこのメガ・ストアとなったH&Mの発信元がスェーデンであるということ、実はつい半年ほど前に私は知ったのよねぇ(汗)。いったいどこが生まれ故郷なのかとずぅ~っと気にはなっていたんだけど。家具のIKEAといい、正直なところオシャレとは無縁そうな北欧出身とはこれまたびっくり。なにしろずいぶん前から私自身もお世話になってたし。とまあそんなわけで、本格的に寒くなる前に秋冬物の傾向チェックをするには持ってこいだし、今日もちょっとのぞいて行こうかな♪


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