みなさんは「３匹の山羊のガラガラドン」って物語をご存知でしょうか。私は子供の頃、よくこの絵本を読んでもらいました。ちょっと不気味で怖いお話でしたから、あまり好きではありませんでしたけどね。ご存知ではない方のために簡単に説明しますとこ～んな感じ。
ある深い谷にトロールという魔物が住んでいました。ある日トロールの住む谷に３匹の山羊がやって来ます。最初にやって来たのは小さなガラガラドン。トロールが食べようとすると「もうすぐもっと大きくて美味しそうな山羊がやって来るよ」と。次にやって来た中くらいのガラガラドンも同様のことを言ってトロールから逃れます。そして最後にやって来た大きなガラガラドンによってトロールは退治されるのでした。
実はこれはここノルウェーの童話。そしてこのトロールという醜い容姿を持つ魔物は現在「妖精」という名のもとあちこちのお土産屋さんに並んでいます。それも不思議な流れですが…ともあれ、昔々にこんな遠い異国の絵本を手にしていたとは。しかもガラガラドンにやっつけられてしまったトロールがこんなにも人気者になっているとは、これいかに？
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