奥様は海外添乗員〜メモリアル

別れの時



共に太平洋を渡り沖縄までやって来た愛車のPちゃん。16年もの長きに渡りわが家の家族として苦楽を共にしてきましたがさすがに高齢とあって半年ほど前から調子が悪く、ついにエンジンがかからない状態に。それでも愛着を捨てきれず、JAFやら整備工場やらに散々お世話になりました。ただ専門家の意見として「さすがに部品の入手も困難だし、次の車検は無理かも」との言葉に涙・涙。何とか走れる状態にまではなりましたがPちゃんの悲鳴が聞こえるようで、ついに別れを決心しました。



考えてみれば16年も同じ車に乗り続けるなんて人、滅多にいないでしょうね。でも私たちは本当にPちゃんに惚れ込んでいたので、燃費の悪さも小回りの悪さも、そして13年目に突入し自動車税がいきなり高くなろうとも、動いてくれるならこのままずっと家族でいたいと考えていました。だから決心したとはいえ、次の行動に移るのが辛くて辛くて。それでも昨日ついにやってきてしまった別れの日。もう無理に動かなくていいんだよ。無理させてごめんね、辛かったよね。ゆっくり休んで下さい。たくさんの思い出をありがとう、Pちゃん。


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