抜けるような青空の下、訪れたバチカン美術館は「魔の月曜日」だっていうのに入口に並ぶ人の姿もなし?いつもなら休館日の翌日である月曜日はめちゃくちゃ混雑する添乗員泣かせの日なのに。もちろん館内に入ればそれなりの人はいるものの、少し昔の混雑ぶりとは天と地との差。これも世界的な不況のあおりなんだろうかと、楽をさせてもらった反面思わず眉をひそめたくなる。
ところでサンピエトロ広場に設置されていたモミの木もプレゼピオを飾った馬小屋も今年は綺麗に片付けられてる。考えてみればもうすでに2月だし当たり前なんだけど、確か数年前だったか3月になってもそのまんまだったことがあるしね。でもそんなところがなんともイタリアらしいとこ。イタリア人なみにおおざっぱな性格の私がこの国を憎めない所以だ(笑)。
そういえばあさって11日はここバチカンの誕生日。当時敵対関係だった国のトップ、ムッソリーニとローマ法王との間で1929年のこの日に結ばれたラテラーノ条約。その時生まれたのが世界一小さな独立国家、バチカン市国だ。今年でちょうど80歳という計算になる。国をあげての祭日だし、きっといろんな催しがあるのかもね。あちこちで目についた巡礼団の姿もこの日に合わせてやって来た人たちだろうか。記念すべき日にローマにいないのは残念な気もするけど、遠目にテレビ中継で見てる方が無難かな?
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