
旅も終盤。水の都を後にやって来たのはベローナ。中世の時代にはベネチアと肩を並べる力も誇示した歴史を持つ古い街は、現在もなおその時代の豊かさを感じさせる美しい街並みを残しています。

そんな街はとりわけロミオとジュリエットの物語の舞台として知られてます。なので街きっての観光ポイント、ジュリエットの家はいつでも観光客でいっぱい。世界中からたくさんのカップルを迎える、まさに恋人たちの街です。

さて。いつもならジュリエットの家をかすめ、忙しく街を駆け抜けて去るところなんですが(汗)、今回は時間がたっぷり。ということで久しぶりにエルベ広場へ立ち寄りましたよ。

野菜や果物を売るマーケットが立っていたかつての街の中心がここ。今は観光客向けのフルーツやお土産を並べる露店がほとんど。それでも昔ながらに野菜を並べる露店もあります。

コニー : ニンジンが美味しそぉ~


こんな風に露店をのぞいて歩いたら、お次の目的地はあそこ!12世紀に建造がはじまり数百年の歴史を持つ旧市庁舎の鐘楼、通称ランベルディの塔に登っちゃいますよ。

84mの高さの塔の展望台まではエレベーターを利用すればあっという間。展望台からは美しい街並みが一望できます。お天気に恵まれたおかげで街の北側に続くアルプスの山々もうっすら。

こんな風にのんびり過ごしたベローナは、いったい何年ぶりでしょう。と、そんな街を後にいよいよ最後の街ミラノを目指します。


