ウィーンを後にドナウ河沿いをさかのぼり、やって来たのはデュルンシュタイン。河に面した丘陵部に広がるぶどう畑の中に突然現れるとっても小さな街。今日はここから修道院で有名なメルクまでヴァッハウ渓谷クルーズを楽しみますが、その前にその前に!
この先にいったい何があるのかなぁ?どんな街が広がってるのかなぁ?って気になりませんか?カラっとした空気が気持ちのいい朝一番、ちょっとおとぎの国をのぞいて来ましょう。
丘の上から静かに響いてくる鐘の音を聞きながら石畳をのぼってのぼって…
小さな小さなおとぎの国の小さな小さなメインストリートに到着です。さすがにヴァカンスシーズンとあって、マウンテンバイクでやって来ている家族連れもいっぱい。おとぎの国は思いの外にぎやかです。ここは例えてみればオーストリア版のローテンブルク。時間を忘れてのんびりさまよい歩いていたい街です。
ちなみにこの街の周辺で収穫されたモモやアプリコットを使ったリキュールやジャムは特産品として知られるところ。お土産屋さんの店先にも並んでます。今年作られたばかりのモモのジャム。果肉がゴロゴロ入っていて美味しそうですが…前回の旅での惨事がトラウマな私には、どうしてもお買い上げする勇気が出ないのでした。う~ん、残念(涙)。
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