奥様は海外添乗員〜メモリアル

地下鉄駅は遺跡の中

    

2004年にここアテネで再びオリンピックが開催されるにあたり、空港や幹線道路、そして地下鉄がことごとく整備された。オリンピック直前に来た時はその工事ののんびりさに呆れるやら、他人事ながら心配するやら…

それでも何とかなってしまう(してしまう?)ところが不思議なところだ。整備されたとは言え日本の都心部とは全く比べものにはならないながら、少しづつ路線も延長されてる。

    

でもこの街の地下鉄の重要さは実は全く別のところにある。古代ギリシャ文明の花咲いた地であり、またさらにその後のローマの時代にはその領土となった地である。そんな街の中心となるいくつかの地下鉄構内はまさに遺跡だらけ。いやむしろ遺跡の中に地下鉄が造られてると言っていい。

街のヘソであるシンタグマ広場下の地下鉄構内には今から2,500年近く前の下水道管や宮殿跡、さらにシャレコウベ入りの墓などが展示されてて面白い。なんでもこの工事によって発掘されたものらしい。だから駅構内がまさに古代博物館。

地元の人たちにとったらいつもの当たり前の風景らしく、今さら足を止める人もいないけど、これは興味を持って見るとかなりエキサイティングよ!


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