帯広「新橋」の豚丼

北海道十勝地方の名物としてマスコミでも取り上げられ、
知名度も全国区になった「豚丼」ですが、
その味はお店によって色々で、食材はシンプルですが
調理の仕方で各店の個性がでています。
「新橋」は豚丼発祥の地、帯広の豚丼のお店の中でも老舗の中の一店です。
調理は炭焼きではなくフライパンを使いますが、
スジきりのため、たたかれて薄くのばされたやわらかい豚肉に
フライパンの中でからめられた
ふつふつと煮立った濃いめの秘伝の黒いタレの風味が絶品です。
「新橋」で初めて豚丼を食べたのは昭和53年で、
現在の店ができる以前の古い店の時でした。
当時は美味しくてボリュームのある豚丼を提供する
大繁盛のお店でした。
現在は天丼をはじめ色々なメニューが選べるお店となっていますが、
個人的には豚丼一筋で、豚丼の名店になってほしかったと思っています。
もちろん今でも美味しいので、よく食べに行っています。
写真は通常の「豚丼（700円）」より肉増量の「豚丼肉盛（900円）」
みそ汁は別途料金で3種類から選ぶことができて、
「とうふ（100円）」から。




味処　新橋
住所：北海道帯広市西2条南4丁目6-2
電話：0155-23-4779
営業時間：11:00～22:00