オクテックガレージ2 ブログ OKU-TEC garage2

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと。消えないように,そして生きた証になるように

ヴェクスター125で三重県まで軽トラ引き取りに行くので整備した その1 中華アドレスV125プーリー ウエイトローラー13グラム ベルト オイル エレメント サイドスタンド交換 

2023-02-28 02:26:00 | ヴェクスター125
三重県に住む親戚の叔父さんから軽トラを貰えることになり、電車で行ってもつまらないのでヴェクスター125で行こうと思い、
気になっていた所を少し整備することにしました。

片道130キロほどですが、それでも久しぶりのソロ・プチツー。ちょっと楽しみ。


ヴェクスター125は私が幼馴染から譲り受けたのが平成11年12月で距離はメーターを一周して今で15万9471Kmです。


まずは駆動系。
ベルトを交換してからしばらく経つのでプーリーと併せて交換。








クラッチに書いておいた交換した日付と距離。
9ヶ月、ちょうど1万キロ走ったことになります。









プーリーはKN企画のハイスピードプーリーですが、意外と良くて最近こればかりです。
ただ今まで無かったのですがなぜか最近ベルトが滑りぎみ。
原因は不明。
プーリー内部、ウエイトローラー辺りは結構カスカスだらけ。









ウエイトで押されて摩耗した内壁。
最高速を上げるためにここをわざわざ削ってウエイトを最外周まで移動させてるって人もいます。








フェイスは変摩耗もなくまだ使えそうでした。








直尺当ててもそう光が漏れない状態。








再使用も出来たのですがアドレスV125用純正タイプの中華製プーリーが
ヴェクスター150で評判が良くて
排気量が小さい125ccでどうかは不明でしたが試したくて今回はそれを取り付け。
Amazonで3630円也。
ベルトもいつものKN企画のもの。







中華アドレスV125のプーリーですがウエイトがデカいです。
商品説明では付属ウエイトは16グラムとありましたが実際は17グラム。
中華製なのでこんな感じでしょうか。

設計が古くて非力なヴェクスター125は「回してナンボ」の世界で高回転仕様にと6グラムの超軽量ウエイトにしてましたが
対して17グラムは単純比較できませんが聞くだけで重すぎな気がしました。

ヴェクスターのプーリーには軸部分(ボス)にオイルシールが付いていたんですが中華アドレスV125にはそれが無く
部品発注が必要かと思って調べたら無給油タイプだから不要だとか。
グリス不要とかいう人もいましたがそのままではボスへのアタックが強すぎ。なので薄っすらグリス塗っておくことにしました。







ベルトの幅は新品で19.3mm









対して1万キロで18.4mm







ノーマルの頃は50ccの原付なみの遅さだったので、様子見してから考えることにして一旦くみ上げました。








足を掛ける所がポッキリ折れてしまってたサイドスタンドも中古品と交換。
縁石に当てて先端も上向いてしまってました。








20数年の歳月でスタンドの足の裏は擦り減って穴があいてしまってました。








今度は擦り減らないように靴を履かせてあげました。
セリアで見つけたキーホルダー、テレビで付けてる人を見たので真似てみました。
いい年こいたオッサンですが何か?






サイドスタンドがスムーズに動くをバイクはよく整備されたバイクの証だと思ったりします。
スパっと出て、パコんって畳めるサイドスタンドは心地いいです。

オイルとエレメントを交換。
オイルはいつものモチュール7100 10W40 4T
エンジンが元気なのはオイルのおかげじゃないかと思います。








中華アドレスV125のプーリーを組んで翌日通勤で走ってみましたが、可もなく不可もなく。
悪いわけではないですがパンチの無い平均的な加速。
面白くないのでAmazonで軽そうなウエイトを探したらKN企画から8グラムというのが出ていたので注文。
この違い。








翌日には届いたので速攻交換。







プーリーのセンターナットを締め付けるのにDカットしたクランク軸をモンキーで挟んでメガネレンチで締めるんですが
どうも無理があります。








で、やってしまいました。
弱いモンキーの口が開いて空回りしてネジを押しつぶしてしまいました。
モンキーの口を広げて取りたいのですが、調整ネジに荷が掛かってしまって緩みません。
ああ最悪。モンキーの口をサンダーで切断してやろうかと思ったくらいです。







なんとか外したもののクランク軸のネジ山つぶれてしまってました。
ダイスで修正しようかと思ったのですが焼きが入っててダイスがダメになりそうなので
ヤスリでしこしこ削って修正しました。








翌日、通勤でテストラン。
さすが8グラムは軽すぎて回転数上げてもウエイトが移動しなくてエンジンうなるばかりで車速が上がらずだめ。
上り坂でしか役に立たないセッティング。


12グラムくらいのにしようかとしましたが、なぜかAmazonだと割高になってるんで
13グラムをその日のうちに注文。

翌日に届いたのでまた速攻交換。
通勤の時に試走。
現行車に置いてきぼりされないくらいの加速になりました。
ただこのプーリー。変速フィーリングがちょっと変。CVTなんで変速っておかしいですが40から50Km/hで変速するポイントがあって
40Km/hあたりで加速が緩慢になって50Km/hで押されるような感じで加速します。
平成初期の日産のオートマみたいな1速から2速の変速ショックが大きな感じ。(余談ですがトヨタは当時からオートマ制御が上手でスムーズでした。)









アクセルも重くて長時間は腕がつらくなるので注油。








CRC556で洗い流した後はグリーススプレーで給油脂。







アクセルも軽くなると如実に分かるので気持ちいいです。





ちょっと長くなったんで続きはまた今度




ではでは
コメント (2)
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