さる1月31日、日経・朝日・読売の3紙が立ち上げた新聞読みくらべサイト「あらたにす」がオープンしました。日経・朝日・読売インターネット事業組合(以下主催者)の発表によれば、初日のアクセス数は157万PVとのこと。開店のご祝儀といった理由もあるでしょうが、これといった炎上話は聞かないのにこの数字。3紙合わせて公称約2100万部(Wikipediaによる)のスケールメリットを感じさせる数字です。
サイトのオープンを前にして、主催者が目標としていたアクセス数は月間400万PV。大連立に踏み切った3紙の関係者は、順調な滑り出しにとりあえず胸をなで下ろしているのではないかと思われます。
ところで、1日で月間目標PVの4割弱をクリアーした数字を見ると、主催者はもともとの目標値を随分と低く設定したような印象を受けます。オーマイニュースのPVが公称で1日20万。月に換算すれば600万PVです。JANJANはそれよりは多いですが、2007年度の見込み数でほぼ月間1000万PV。市民メディア単体と公称約2100万部の力関係を比較すると、絶対にクリアできる目標を設定したのではないかとすら思えます。
前述したように、初日にサイトが炎上したわけではありませんから、今後PVが減少するとしても、比較的緩やかに減少していく可能性が高いでしょう。もちろん、それを確認するには少なくとも今後1ヶ月程度の観察は必要だと思われますが、PVが落ち着いた時点で現在の目標を上方修正するのかどうか、主催者の発表が待たれます。「あらたにす」が本当に順調に立ち上がったのなら、今回同様、主催者からいずれ何らかのアナウンスがある事でしょう。
GoogleNewsで十分デス
より多くの新聞読めるし
アサひることもないので
一番参考になっていたりします。
(一つの事象を各社がどう報じているかがすぐ分かる
オマニーに強引に結び付けなかったからかなあ。今回は名前を出しただけだし。