新システムで2000本

今日、オーマイニュース(以下OMN)に掲載された記事のIDが12000を超えました。4月10日に新しいシステムに切り替わってからほぼ2ヶ月ジャストです。

その内訳ですが、まず、TV・Photoカテゴリには新装開店後の記事しか掲載されていないので、4月10日以降に掲載された記事が566本ある事がわかります。次に、ニュースのたねの掲載順が記事ID順となっていることから、同じく4月10日以降に掲載されたたね記事が265本あります。記事数はここまでで計831本。全記事検索が記事ID順にソートできないので、この先の正確な数値はわかりませんが、残り1169本の記事がNewsカテゴリでの本掲載か、何らかの理由で掲載されていない記事と考えられます。少なくとも1000本の記事はNewsカテゴリで掲載されているのではないでしょうか。

ここから推測されるのは、昨年8月の創刊以来、市民記者・編集部員を含むプロ記者・転電等あらゆるジャンルから記事が投稿されていますが、1ヶ月あたり約1000本の投稿ペースは変わっていないという点です。システムを含むOMNの編集能力によって掲載される記事の本数は多少変わってくるのかもしれませんが、投稿数としてはイーブンペースを維持しているといっていいでしょう。

3月の公開講座で平野日出木編集次長が言っていたように、投稿数が増えればそれだけ編集部員の負担が増します。平野次長はその場で「投稿数は緩やかに増えるのが望ましい」とも発言していましたが、その後新システムの導入で様々な混乱が起こり、OMNの移転まで3ヶ月を切った現状では、投稿数は減らなければそれで良しという考え方でいいのかもしれません。いえ、大きな声では言えないかもしれませんが、OMNの移転までは、多少は投稿数が減ってもOMNのクオリティが維持できる範囲であれば構わないと考えているのかもしれません。

確かに、OMN編集部員の多忙さは表に出ている記事だけを見ても察するに余りあります。決して余っているとはいえない頭数で、時には複数の編集部員がタッグを組んで記事を書き、写真(動画)を添えて掲載する事があります。そのように動き回りながら編集部名義の記事を出し、一般市民記者の原稿や動画も編集し、テーマによっては特集記事を継続的に取材する編集部員には頭が下がります。平野次長などは、おそらくそのような形で手薄になった編集部のフォローに、文字通り机にしがみついているのではないでしょうか？

2000本ヒットを打てば、日本のプロ野球でいえば名球会に入れます。特にこの2ヶ月間掲載ペースを維持できたのは、新システムの導入を乗り越えてのものだけに、ある意味では創刊直後よりも価値があることかもしれません。

拙ブログでは、日頃OMNの姿勢から編集部の取り組み等、箸の上げ下ろしに至るまで色々と書いてきましたが、今日は素直にお祝いのメッセージを贈ります。

リニューアルから2000本、おめでとうございます

【註】
各部門の記事掲載数は、6月11日22時現在のものです。