にいはんは周回遅れ

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規約はどこへ行った?

2008-08-25 | オーマイニュース

オーマイニュース(以下OMN)が、市民記者の新規登録を停止しました。これは、既に予告されていたようにオーマイライフ(以下OML)への移行にともなう措置であり、9月1日午後3時に予定されているOMLオープンまで、新規登録はできなくなりました。当エントリ執筆時点では、登録画面にもアナウンスが出されています。

今回の措置は事前のアナウンスに沿って予定通り行われたもので特に問題はないのですが、登録停止の余波で、OMN市民記者規約が外部から閲覧できなくなってしまっています。規約を閲覧するには登録画面に行かなければならないようなサイト設計行われていた故に起きてしまった現象ですが、これはいささか問題でしょう。個人的には、OMNのようなサイトが一時的とはいえ規約不在の状態で運営されるという事にかなりの違和感と驚きを持っています。

言うまでもありませんが、OMNのサイト運営は市民記者規約に則って行われているはずです。これも言うまでもありませんが、過去に記事盗用や他人名義での記者登録が発覚した際、OMNは規約に則って処分を行ってきたはずです。

今、仮に市民記者による違反行為が発覚した場合、OMNはそれをどうやって外部にアナウンスするつもりなのでしょうか?

規約が存在しなければ違反行為も存在しませんから、OMNとしては規約によらない恣意的な対処を行うしかありません。規約があっても外部から閲覧できないのであれば、それは存在しない事と同じではないでしょうか?

また、リニューアルに関連した編集部発の一連のアナウンスの中で、唯一コメント欄が設けられている記事には、複数の市民記者がOMNの後始末について編集部に質問を投げかけています。その中には、市民記者のOMLへの移行は規約の文言に照らしてどうなのかといった趣旨の質問もありますが、このまま規約が閲覧できなければ、今後は何かおかしいと思った市民記者がいたとしても、規約によらず「感覚的にここはおかしい」といった形で質問するしかありません。

リニューアルが絡んだ微妙な時期だけに、OMNには市民記者規約の速やかな再掲載が望まれます。


OMNがなかった事になるまで、あと7日