みなさま明けましておめでとうございます
2017年1月10より営業スタート致しました。
みなさんお正月休みはゆっくり出来ましたでしょうか?
子供のころは長期のお休みが嬉しくて仕方ありませんでしたが、割と大人になった現在は
休んでいる間の溜まっている仕事が気になってしまい、かつフライングで始めてしまうという悲しい習性が身についてしまいました・・・。
でもいいんです。仕事が好きなんですから!
さて、早速楽しいお仕事が始まったところで、本日は鏡開きですね。
全国的に本日11日に鏡開きをするのが通説のようです。
年末から年神様をお迎えするために祭った鏡餅を家族みんなで食べる事により、一家の円満を祈るというもの。
実はこの年神様、元旦の日にかの土地よりやってきて、7日の松の内までずっと鏡餅の中にいらっしゃるそうなんです。
1日を元旦
3日までを三が日
7日までを松の内
15日を小正月
※各日にちは地方により違いますが、関東ではこのように区切られています。鏡開きは松の内で年神様が出て行った後のお餅を二日ほど祭ってから11日に処分する、という事で11日に食べるようですね。出てったらすぐにハイ捨てましょうじゃ失礼ですものね
年神様の依り代(仮宿のようなもの)であったお餅には神様の魂が宿っているとされ、
それを家族皆で食べる事により年神様の力を分けてもらうというありがたい風習なのです。
ですので、寒い今夜はぜひお雑煮や、お鍋などにお餅を入れて家族皆さんで召し上がってくださいね。油で揚げてかき餅にしても美味しいですよ♪ うちは餅チーズグラタンかなぁ。
しかし、開く時は包丁は使ってはいけないそうです。
これは元々武家から始まった風習なので「切腹」を連想させてしまったり、年神様の依り代に刃を入れるのはちょっと・・・
という理由からだそうです。
最近は鏡餅型のケースの中に個装のお餅が入っていたりと便利なものが増えていますが、
もしもお宅のお餅が丸々一個のお餅の場合はどうすれば良いのでしょうか?
・昔からの方法では金づちや木槌で砕くという手があります。
結構簡単に砕けますが、手作りなどの乾燥したものでないとなかなか難しかったりします・・。
・市販の外側をプラスチックのケースで覆われているお餅の場合は、
前日に包装を解いてそのまま室内で乾燥させてから砕く。
・または、包装の上からかなずち(木槌)でガンガン叩くと底部のフィルムをはがした時に、案外割れて出てきたりします。(私は以前これで開いたことがあります)。
他には電子レンジで柔らかくして海苔を持ちながら手でちぎるという案もあるようですが熱いですからね・・火傷には十分お気をつけください。
それでは皆様、鏡開きで年神様のパワーを分けてもらい、
2017年も健やかに笑顔で過ごして行きましょう。
私たちもより一層皆様のお手伝いが出来るよう、新しい事を勉強したり、知識を身に着けたりと
切磋琢磨して励みたいと思います。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
ちなみに、年末年始で飾ったお飾りなどは松の内で外し神社にもって行くか、
紙の上でお塩をふってそのまま燃えるゴミで出しても良いそうです。