■川崎市生田緑地周辺へ
仕事の関係で川崎市の生田緑地へ行ったのですが、周辺にはいろいろな施設があり、合わせて視察をしてきました。
その施設の中には…
そうです。あの藤子・F・不二雄ミュージアムにも行ってきました。
起点となる小田急の向ヶ丘遊園の駅前、早速ドラえもんがお出迎えです。
▲いたずらしないでね
ここから徒歩で生田緑地へ向かったのですが…
なんとそこには、またまたすごいやつがお出迎え。
▲なんと!、スハ42
しかも、かなりよい保存状態。
一番目を見張ったのがキノコ型妻板であったこと。
頑丈なTR47台車が懐かしい。
写真撮りまくっていたのは私だけでしたが(笑)
ヒマラヤスギの大木が茂る道を進むと、
そこには岡本太郎美術館があります。
万博の「太陽の塔」や「芸術は爆発だ!」のTVCMが有名ですが、実家が川崎市内だったんですね。
美術館なので写真はご法度。
出口付近にあった記念撮影用のパネルが唯一の撮影可能域だったので、これしか撮っていない。
▲この椅子も岡本太郎のデザインです
あっ内容ですかぁ…
なかなか不思議な空間でした。
さて、生田緑地内には日本民家園もあります。
茅葺や合掌造りの古民家だけでなく近代の民家もあります。
天気がよかったので、ハイキング気分で周れました。
▲囲炉裏の実演も
見せる実演と言うよりも、室内の保存のために実施している。
▲近代の建物にあった陽だまりの縁側
波打つ薄っぺらなガラス板の窓ガラスが懐かしいですね。
(こんな事知っている人は、もう年寄りしかいないか…)
次に向かったのが生田緑地ばら苑。
このバラ苑は、小田急が経営していた向ヶ丘遊園にあったもので、2002年の廃園後に川崎市が引き取ったもの。
▲まだまだ咲いていましたが、今年の開園は今週末までのようです
小中学生のころは、この遊園に夏はプール、冬はスケート(共に巨大な屋内施設)とよくいったものです。
今回の視察で、そんな懐かしさが感じられるところはないかという見聞もあったのですが…
ありました。
▲駐車場近くにあった看板 まだ残っていたのね…
プールの建物があった場所の片隅は、現在小田急が勧めている立体事業のトンネル工事により出た掘削土の置き場となっており、ブルーシートに覆われていました。
丘を降りて、当時の正門があった場所へ出ると、
ありました最大の遺構が…
▲正面に控えていた大階段
当時のままで残っているようです。
遊園跡地には、小田急の開発計画があるそうですが、向ヶ丘遊園への小田急の思い入れは相当高いらしく、この大階段は残す方向での計画が進んでいるそうです。
さて、この正門には向ヶ丘遊園から伸びていたモノレールの駅がありました。
遊園が廃園になる以前の2001年に廃止になっており、そのルートは現在緑道としてのこっているそうです。
この終点駅の一部を取り込むようして建てられたのが藤子・F・不二雄ミュージアムです。
今では登戸駅までのシャトルバスが足です。
そのバスがこれ。
▲何種類かあるようです
バス停のサインにも、隠れキャラが…
肝心のミュージアムは、平日にも関わらずかなりの人が…
ほとんどがお子様連れなのは、まぁ当たり前か。
ここもミュージアムということで、館内撮影は禁止です。
しかし、お子様にとっては、ちょっとつまらないかも。
作家の事について掘り下げた世界の展示なので、TVアニメのキャラが動いてというようなキャラについてのものは少なく、しかもあっても漫画と言う時代の話でTVアニメの世界観は少ない。
お子様のリピーターを生むにはちょいとね…
まぁ展示の方針がそうなのだから致し方ないことなのだが。
グッズ売り場だけは、TVアニメのキャラが一杯(しかもここ限定品が多いそうです)でした。
屋上の広場に出て、やっと撮影もでき、お子様たちも喜ぶ仕掛けがありました。
もちろん、
これも…
▲ただし、お子様よりもカップルに受けていた
山を登ったり下ったりと、よく歩いた一日でした。