沖縄weekly voice

沖縄在住の元気人が発信する

ちはやの『沖縄古本屋』NOW vol.1

2010-07-06 00:00:00 | 火曜
こんにちは!
「セレクト古本 ちはや書房」店主 櫻井と申します。
7・8月の火曜日担当させて頂きます。よろしくお願いします!

          

沖縄ではここ数年、オモシロイ古本屋さんが増えてきています。
新刊本屋さんももちろん楽しめるけど
一味違った、店主独自の価値観で本を集めている”街の古本屋さん”が大好きです。

古本屋好きが高じて古本屋になったワタシからみた、
いまの沖縄古本屋事情・面白い古本屋さん情報を書いてみたいと思います。
あなたの家の近くにも、きっとオモシロイ古本屋さんがあるはずですよー

まず第1回目は、自己紹介を兼ねて
「セレクト古本 ちはや書房」をご紹介。  (いちばんワタシ好みの店です(笑)。)

           

那覇市の若狭大通り沿い、那覇中学校グランド側向かいにある小さなお店。
店名「ちはや書房」の由来は、祖母の名前です。
花屋を切り盛りしていた祖母は、私にとっての商売のカミサマなのです。

ちはや書房の得意ジャンルは、絵本・暮らし・文学・沖縄・サブカル・水木しげる です。
 (蛇足ですが、ワタシは水木しげる著作コレクター歴30年なのです。水木本、高価買取也)
開店当初は、近現代文学を中心に、サブカルチャーや水木しげるに注力したお店 を目指しました。
 (蛇足ですが、水木キャラ看板使用を水木プロに打診し撃沈。事後報告に妻激怒経験有)



           

しかし、古本屋商売をやっているうちに
絵本が面白くなったり、ジャズ/ロック書籍を集めたり
沖縄関連書籍を扱う事が面白くなってきたり、
暮らし系の雑誌・ムックなど、妻の趣味が入ったり
常連さんや友人の希望が入ったりで、今のラインナップになりました。

今は、ちはや書房が
たとえば女性にとっての”古本屋入門店”になれたらいいなぁと思っています。





            

”古本屋ぽくない”店舗 にしたくて、
棚やテーブルのレイアウトを工夫したり
Tシャツやバッグ、雑貨類をイロイロ扱ったり
新刊の「アルネ」や「サルビア」など、取扱店の少ない本を揃えたりしました。
最近は照明ライトも販売しています。



         
      
が、
古書好きの凝り性体質のため、どうしても黒っぽい本格古書を多量に集めてしまい
東京などから来る古書ファンのお客様にはよく「古書店らしい古書店だねぇ」と言われ、
ややフクザツな気持ちになることもあります。
まぁ、基本的には、ウレシイのですが。

また、2年前くらいから
沖縄県内各地の手づくり市やイベントにも出店しているので
ちはや書房をそこで知った、というかたも多いかと思います。

           

「きとねいち」や「おにわいち」、「のみの市」、「ひばり屋 青空古本市」など
一本筋の通った主催者たちのイベントに参加するのは
気合が入ってオモシロイです。
そこで知り合った大好きな方々もここで紹介したいくらいですが
また話が横にそれるので本章のまとめに入ります。

<第1回のまとめ>
①個人経営の古本屋が面白い。
②『ちはやの「沖縄古本屋」NOW』は古本屋紹介記事である。
③「ちはや書房」
 沖縄県那覇市若狭3-2-29
 TEL:098-868-0839
 http://www.chihayabooks.com
 営業時間10:00~20:00 (月曜日定休)

ということです。

次回からは、沖縄の古本屋さん自腹突撃取材します~!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿