沖縄weekly voice

沖縄在住の元気人が発信する

つちのいろ Vol.9

2011-04-28 00:00:00 | 木曜
「最終週!」
 
 
木曜日が近づくと
「どうしよう、なにか書こう、ああネタがない・・・」
と、若干パニックになっていた2か月も、今日でおしまいです。
 
文章を書くことを生業としている方を
心の底から「スゲー」と思った2か月でした。
 
でも、この期間中、
まるで自分が人気エッセイストにでもなったかのようで楽しかったです。
 
 
自分のブログを書く時と違って
だいぶ緊張しましたし、
 
だからこそ、書くことの選択に迷いもしました。
 
でも、この2か月で、
少しだけ自分を外からみられたような気がいたします。
 
こういうことはめったにないので
機会をくださった「沖縄の風」さんに感謝!
 
そして、読んでくださった方に感謝!
 
 
まだまだ焼きもののみちは長く果てしなく、
自分なんてちっぽけなアリンコみたいなものですが
 
アリンコはアリンコで、たくさん迷いながら
ちんたら歩いていこうと思います。
 
 
5月、6月の担当のみなさーん、
けっこうタイヘンですよー。
がんばってねー!
 
 
 
 
工房ima   矢嶋衣麻
 

つちのいろ Vol.8 「market paradise!」

2011-04-21 00:00:00 | 木曜
沖縄で、「~市」というものが盛んにおこなわれていることを
 
来て初めて知りました。
 
手作りのものを中心に、
 
屋内であったり
屋外であったり
 
毎月行われていたり
季節ごとだったり
年1回だったり
 
そのスタイルはさまざまです。

 
 
沖縄は、工芸の島。
 
以前からつくる側とつかう側の距離が近いなあ、と感じていました。
 
こういった「市」が広く親しまれるのは当然なのかもしれません。
 
 
開かれるたびに多くの人々が集まり
いろんな出会いや交流があることで
 
つくる人間としては
刺激を受ける場にもなり
モチべーションアップにもつながります。
 
個展を開催するよりも気軽に参加でき、
直接お客さんと話が出来る、という魅力もあります。
 

 
 
この時期、
ゴールデンウィークもあり
過ごしやすい季節でもあり
 
あちこちで、いろんなマーケットがおこなわれます。
 
 
自分も今月末に、ひとつ出店の予定があります。
 
 
青く晴れた空の下、気持ちよくお店やさんができますように。
 
たくさんの、刺激をもらえますように。
 
 
 
 
 
工房ima

つちのいろ Vol.7 「平常ダイヤ」

2011-04-14 00:00:00 | 木曜
 
 
あの、大地震から1か月が過ぎました。
 
しばらくはショックで胸がざわざわしていましたが
「平常ダイヤ、平常ダイヤ」と言い聞かせ
 
いつものように食事をし
いつものように保育所へ行き
いつものように土をさわり
 
いつもよりちょっと電気や水のことを考えたり
 
しているうちにひと月ながれました。
 
 
そして今、様々な場所、形で
「支援」がなされています。
 
 
 
「支援」
 
ものすごく特別なことのように思っていましたが
自分もとある支援イベントへ足を運び
 
「今、人それぞれが出来ることを続けてゆく」ことも
なにかにつながる、と思うことができました。
やっと。
 
 
野球選手は野球を
プロゴルファーはゴルフを
ミュージシャンは音楽を
ガラス作家はガラス作りを
陶芸家は陶器作りを
 
 
 
 
結局のところ、それぞれが「平常ダイヤ」をキープすることが
次につながってゆく、ということなのかもしれません。
 
 
まだまだ、道はゴールがみえません。
 
でも
 
もしかしたら何かにつながるかもしれない
 
「平常ダイヤ」を刻みこみ
 
土をさわろうと思います。
 
 
 
ちゃんと、忘れないように
このイベントでひとつガラスの器を購入しました。
 
みるたびに、
ここにこれがあるのはなぜなのか、思いだすために。
 
 
 
 
 
 
 
工房ima

つちのいろ Vol.6

2011-04-07 00:00:00 | 木曜
「スタート」
 
 
4月になりました。
 
 
暖かい日も続いています。
 
 
なにをつくろうか
なにをつくろうか
なにをつくろうか
 
最近はそればっかりです。
 
 
あれもやりたい
これもやりたい
 
あれもやんなきゃ
これもやんなきゃ
 
 
 
 
ひとつずつ
よくばらないで
おちついて
あせらないで
 
 
 
「初心、忘ルルベカラズ」
 
 
・・・いい言葉です。
 
 


つちのいろ Vol.5  「あると嬉しい」

2011-03-31 00:00:00 | 木曜
 
器だけではなく、
「これ、どーすんの?」的なものもよくつくります。
 
 
これは、箸置き。
 
あっかんべ、の口の中に、箸を置きます。
 
 
 
 
これも。
 
こっちは、口の中だけでなく、
しっぽに置くこともできます。
 
 
 
 
 
「陶器」は、どちらかというと「必需品」ではありません。
 
食器は、いくつかあれば事足りますし、
箸置きなんてものは、なくたって一向に生活に困ることはありません。
 
 
 
「なきゃ困る」
 
というより
 
「あると嬉しい」 ものだと思ってます。
 
 
 
この、「あると嬉しい」は、振り幅が大きく、
 
人によっても
場所によっても
時によっても
 
かなり違います。
 
 
 
でも、この「あると嬉しい」ものをつくる、というのが
 
私のものづくりの、まんなからへんにあると思います。
 
 
 
 
小さいシーサーも
 
 
まねき猫も
 
 
多くの人にとってはなんの価値もないかもしれませんが
 
だれか、にとって特別な「嬉しい」ものになるといいな、と思います。
 
 
きっとこれから先も、そういうものを、
 
ちまちまとつくり続けていくんだろうな、とも、思います。
 
 
 
3月の最終週。
このブログも折り返し地点です。
 
あと1か月、よろしくお願いいたします。
来週は何書こうかな。。。
 
 
 
 
工房ima