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OKERUのひとりごと

2012年10月にアメリカ・ケンタッキーから帰国。
ジャックラッセルのももちゃんと日々の生活について
綴っています。

久しぶりの新作です

2010年08月24日 | トールペイント in KY
8月23日(月) 

3ヶ月ぶりの新作です
モチーフは季節はずれのクリスマス ものですが・・・。
あんまり夏をモチーフにした絵ってないんですよね。

 ちょっと斜めです

アメリカ人の作家 KIM HOGUE,CDA の作品です。
この先生の作品は、すごく細かいのが特徴です。
とにかく丁寧に丁寧に、ライナー筆や細い筆で書き込んでいくのです。




この作家の名前に後についているCDAというのは、ある認定テストに合格した人だけが
名乗ることが出来るものです。

これはアメリカに本部を置き世界中にメンバーのいるトールペイントの団体「Society of Decorative Painters」
Certification Program(技術認定プログラム)で合格したペインターに与えられる称号です。
CDAの上にMDAがあります。

年に一度その認定テストがあるのですが、毎年沢山の日本人ぺインターもこのプログラムに参加しています。
テストのレベルは高く、今年は230エントリー中、合格は42。
そのうち実に28人が日本人です。
1994年から徐々に日本人の合格者が増え、いまや最大の合格者(メンバー数も多いそうです)輩出国になっているんです。

この作品の作家 KIM HOGUE,CDAもその一人ですから、その技術力はお墨付きです。
描いていて、ちょっと骨が折れましたが、絵がとーーっても可愛いので大好きです。

花のプレート

2010年05月14日 | トールペイント in KY
5月13日(木) 


今度トールの教室 の生徒さんで、もうすぐケンタッキーを去る方へのプレゼント用に花のプレートを描きました。


 from 沖昭子著「フラワーペインティングバイブル」


最近、こういうストロークの作品を描いていなかったのですが、仕上がりが早いので、とっても楽しいです
トールを仕上げるテクニックには、大きく分けて「ストローク」と「サイドローディング」があるのですが
どちらも練習さえすれば、本当に美しい作品が出来上がるんですよ。
きっちりした絵柄には「サイドローディング」、動きのある作品には「ストローク」。

特に筆の扱いに慣れた人なら「ストローク」の習得は、早いようです
それに「ストローク」が中心の作品はなんと言っても、仕上がるのが早いんです。
だから、何となく短気な人には、ストロークの作品が合っているような気がします。

ほら、釣り の世界でも「海釣り」は気の長い人、「川釣り」は気の短い人に合うって言うじゃないですか。
そんな感じ・・・・・。どんな感じ?

私は結構短気 なので(知ってるって by夫&もも)、「ストローク」ものの作品が合うのかな?

居心地が悪い・・・・・。

2010年04月23日 | トールペイント in KY
4月22日(木) 時々

木曜日のトールペイント の教室。
もう通い始めて7年目なので、他の生徒さんとも打ち解けています。
英語の会話が弾む、ということはあんまりないけど・・・・

会話が少ないことは置いておいて、教室の雰囲気は楽しくて、私も大好きなのですが、
このところ、ちょっと居心地が悪いことが時々ありまして・・・・。

これは自慢ではないのですが、細かい絵やストロークに関しては、自分でいうのもなんですが、先生より上手です

じ・じ・自慢じゃないです・・・・・ほんとうに。
先生は色の知識も豊富で、私など足元にも及ばないのですが、こと細かいラインなどになると
集中力が切れるのか、私から見ても「もう少し、丁寧に書いた方がいいのに・・・・」と思うこともしばしば。

で、そうするとどうしても作品の出来栄えが今ひとつになっちゃうんですよね。
すると、褒め上手なアメリカ人の生徒さん達
「OKERUのラインワークは、素敵!どう描くの?」とか
「OKERUの絵、ゴージャス!」とか
すっごく褒めてくれるんです。 

嬉しいのですが、あまりに繰り返し褒められると、これほど褒められて育っていない日本人としては、ちょっと居心地が悪く・・・・
でも、今日はさらに「OKERUの作品の写真を撮って、家で私も描いてくる~」といって写真 を取る人まで出てしまいました。

写真を撮ることは全然構わないのですが、先生が気を悪くするんじゃないかと、心配で・・・・。
もちろんジーン先生は、いつも
「YOU ARE A BEATIFUL PAINTER」と褒めてくれる人なのですが、
あまり他の生徒さんが、私の作品ばかり褒めるのは、気分悪いと思うのです。
もし、私が逆にその立場なら、「それって、私は下手ってことかしら?」ってちょっと落ち込んじゃうかも・・・・  
怒りはしないけど・・・ね。

そんな先生の気持ちを想像すると、辛い・・・・。
本当に今日は居心地が悪かった・・・・・・・
もう少し、空気読んでもらいたかったです。

トール・ペイント わんこ・にゃんこ編

2009年11月29日 | トールペイント in KY
11月28日(土)

最近、送別のプレゼント用 にペットの絵のトール作品を何作か描きました。

この年末に帰国するワン友の2人には、飼い犬(黒ラブラドール)のプレートを。

 「古屋加江子のトールペイントBest Selection」 より

左はAlice、右はJackです。



次にこの夏に既に帰国済みのトールの教室の生徒さんへ。
日本へ帰る間際に約束し、そのままになっていたシーズープー(シーズーとプードルのMIX)のチャッピーちゃんのミニ額です。
年末に帰国する人に運んでもらうのに、やっとこ間に合いました。ほっ

 こちらは写真からOKERUがおこして描きました



最後は、この年末に帰国する猫飼いの生徒さんのために描きました。
古屋先生の原画とは毛の色や模様を少し変えて・・・・。
三色の三毛(ミケ)ならず二色の毛色の猫なのでニケちゃん。
アルファベットでは NIKE と書くので、米人には「ナイキ」と呼ばれるんだって。

昔、家庭教師のアルバイトをしていた時、生徒の中学生が、MIKEを「ミケ」て読んだことを思い出しました。
確かに、そうとも読める!

 「古屋加江子のトールペイントBest Selection」 より

この数週間、ちょっと頑張りました。


可愛いのか?可愛くないのか?

2009年11月20日 | トールペイント in KY
11月19日(木)

毎週木曜日は、オイルのトールペイントの教室です。
でも、今日はちょっと趣向を変えて、アクリル絵の具で鶏を仕上げました・・・・。

そう、あのニ・ワ・ト・リ。  あたしかしら?

木曜日のトールの教室は、生徒が私を入れて4人です。
その中のひとりのカレンは、自分でもアクリル絵の具を使ったトールペイントの教室を運営しています。
そのカレン、時々自分の教室で教えた作品を、木曜日に持ってきて披露してくれるのですが、
日本人の私にはなじみの少ないもの(アンティークのランプやカゴや、乾燥へちま)に描いていたり、モチーフもアメリカン・カントリー調だったりして、とってもユニークです。

このニワトリ君も、先々週に見せてくれたのですが、みんなのリクエストで今日教えてもらうことになりました。
来週はThanksgiving Day(感謝祭)で、ターキーが感謝祭の定番料理なので、その前にニワトリを仕上げてしまおう、ということみたいです。

でも、アメリカに来た当初から、どうしてアメリカ人はニワトリをモチーフにした絵や置物を好むのだろうと、
不思議に思っていました
だって、日本人でニワトリの絵を飾って、素敵とか可愛いとか思う人はあまりいないと思うんだよね。
アヒルやカモなどは時々見るけれど・・・・。

正直、「可愛くない・・・・」と思っていました。
今も、積極的に可愛いとは思いませんが・・・。
でも、この子は何だかとっても愛らしかったのです。とぼけているというか。

描いている(作っている)間中、全員がCUTE!とかFUNNY!の大騒ぎでした。
みんな童心に帰ってました。
女の子は可愛いものが好きなのね。

でも、家で夫に見せたら、何か変!だって・・・・。


     

「俺っ、写真うつり悪いんだよねっ・・・」



えっ?変なのこれ?
どういうこと?
夫は男子だからこのかわいさが分からないのか、それとももしかして私の感覚が変なの?

来週、友人が遊びに来る予定なので、その時に反応を確かめてみようっと。
笑いをとるか、センスに驚かれるか?  ちょっと楽しみ。
さて、この写真を見て皆さんは、どう思ったのかな?