〔諸国漫遊@見聞ログ〕(続)写真する山旅人

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20190320 徳島県自然歩道「起点側」〔孫崎灯台~▲大毛山~島田島海沿~妙見山公園〕不測の長距離ウォーク

2019-03-20 | 〔歩く徳島 第一歩 全52コース〕山海里+花歩記@見聞ログ

今日も好天が予想されていたので、徳島県自然歩道の「起点」側となる大鳴門橋のたもとの孫崎灯台~▲大毛山(鳴門市 標高149m)~島田島海沿いの長距離ウォーキングコースを選択した。

何時ものように9時頃に出発した。

ウォークのスタート地点「鳴門公園」までは鳴門駅前から徳島バス「鳴門線」に乗って終点まで行き、帰りは小鳴門新橋を渡った先にあるバス停「小路の浦」から徳バス「北泊線」に乗って鳴門駅まで戻って来る事になる予定である。

それにしても、バスの時刻表も調べずに出発したことが、後々エライ目にあう事を予感させていたのである。

また、鳴門市内では国道以外にほとんど走った記憶が無いのも今日の戸惑いの要素になっていた。

 

鳴門駅前の地図を見ていて、適当な駐車場が無いようなので、駅近くで目についた妙見山公園にクルマを停めて、鳴門駅前までプレウォークで行こうと決めた。

ということで、まずは妙見山公園の駐車場を目指した。

何時もクルマでの旅程を計画していると、大体こういう発想になるのである。

[初めて麓から見上げた妙見山、お城(岡崎城)が目印である]

 

[岡崎城(撫養城)らしい]

 

10時20分頃に出発し、まずは山頂公園まで行ってみた。

[展望台から鳴門公園方面の眺め、まだサクラは咲いていない]

 

ここはサクラの名所であることは聞いたことがある。

その時は大にぎわいになるのであろうと、わざわざ今の時期を選択したのである。

[展望台付近からのパノラマ]

 

[早咲きのサクラだけは咲いていた]

 

[サクラが咲けば見事な眺めとなるのだろう]

 

ようやく鳴門駅前のバス停を目指して歩き出した。

[市内を流れる撫養川の流れ]

 

[ようやく11時20分頃に到着した鳴門駅前]

 

鳴門公園行きのバスは、どうやら徳島駅始発で鳴門駅前からは11時57分発のようだった。

[きれいに整備された鳴門駅前バス停付近]

 

[バス停には足湯まであった]

 

鳴門駅は観光地「鳴門公園」への玄関口になっているので、県外客や外国人も多くバス停に集まってきた。

[鳴門市には多くの島々があって、バス路線図も複雑である]

 

[鳴門市は、サッカー徳島ボルティスのホームタウンである]

 

バスの到着が少し遅れ12時過ぎ、ほぼ満席で出発した。

終点の鳴門公園までの乗客は少なく、大半の乗客は途中の大塚美術館前と渦潮観潮船乗場前で二分されて下車していったようだ。

[ようやく12時38分頃に到着した]

 

まずは、お茶園展望台に向かった。

好天に恵まれて、鳴門側と淡路側からの観潮船が渦潮目掛けてひっきりなしに集まって来ていた。

[お茶園展望台からの鳴門海峡の眺望]

 

[ここで、昼食タイムの休憩]

 

[小型クルーザーも観潮にやって来る]

 

[奥に淡路島が見える]

 

[こちらは、リゾートホテルの立ち並ぶ千鳥ヶ浜海水浴場側]

 

[渦潮の発生は、潮の干満差と地形的要素が大きいようです]

 

[この観潮船は、淡路島の福良港からの記憶がある]

 

そして反対側の千畳敷展望所へ向かった。

[架橋記念館エディの前を通って千畳敷展望所へ向かった]

 

[こちらは、ホテルや土産物屋の多い千畳敷展望所]

 

[千畳敷展望所から大鳴門橋の眺望]

 

[イワシの天日干しがズラリ]

 

[見慣れた定番の大鳴門橋を見上げる]

 

さらに岬の先端奥に進んだところにある「徳島県自然歩道の起点」となる孫崎灯台に向かった。

[ようやく徳島県自然歩道の起点「孫崎灯台」に到着]

 

ここまで来ると、観光客は誰もいなかった。

ようやく13時50分頃、今日のウォーキングコース出発点に到着した。

[徳島県自然歩道の起点になる「孫崎灯台」、今日の出発点]

 

千鳥ヶ浜へはお茶園展望台からの遊歩道が今日だけ工事通行止めの不運で、一般道を歩いて向かった。

[途中で大塚国際美術館前を通って行く]

 

大塚国際美術館には、多くの観光バスや観光客がいた。

[千鳥ヶ浜付近から大鳴門橋を眺める]

 

[千鳥ヶ浜付近]

 

この辺りからホテル「鯛丸」の裏側に入り、いよいよ自然歩道らしくなる。

[この標識を見つけると安心する。奥の大毛山方面へ進む]

 

[この辺りには、鳴門の特産「鳴門金時イモ」の作付地が多くある]

 

[これも特産なのか?ニンニク畑で精出すオジサンと少し話した]

 

すると「まだ大分あるよ、早く行かんと暗くなるよ」と心配された。

 

また別の通行人に聞くと「あの道は薮だらけで今はもう通れんと思うよ」とも言われ不安になった。

すると、山際で標識と道が合わなくなって登山口が分からず、行ったり来たりと道を探した。

[私有地につき通行禁止のロープが張られていた箇所があった]

 

何やらいわくありげな通行禁止ロープが張られていたが、もうこの奥しかないと入ってみた。

するとこの奥で、竹薮の前に標識を見つけて安心した。

[こんなところに標識を立てても目につかないよ!]

 

[私有地につき立ち入り禁止ロープが張られていた]

 

[やっと登山口にたどり着いた]

 

[途中で二ヶ所ほど石積が崩れていたが支障はなかった]

 

[その後は海辺の趣のある樹林帯を抜けて進んだ]

 

[大毛山の頂上(標高149m)に到着したが、樹林で展望はない]

 

[樹林でいっぱいの大毛山の頂上付近]

 

[ウバメガシ類だろうか?]

 

[海辺の樹林らしい自然歩道が続く]

 

[途中で休憩所もあった]

 

ようやく、ウチノ海側の堀越海峡近くの広い道に降り立った。

[今回は「渦潮の見える道」コースらしい]

 

[日が傾き出した頃の輝くウチノ海をパチリ]

 

[すぐ先には、堀越海峡に架かる堀越橋]

 

[「ウチノ海の蛇口」とも例えられる堀越海峡の潮の流れ]

 

[養殖筏が浮かぶウチノ海の夕方、奥に小鳴門橋が見える]

 

[堀越海峡上に架かる堀越橋から見たウチノ海]

 

夕方が近づくにつれ強風が吹くようになり、特に堀越橋では強かった。

堀越橋を通過後に、一度山側に自然歩道が上がっていたが、特に展望も望めなかった。

再度、舗装道路に出た辺りで自然歩道の続きが分からず、しばらく逆方向に下っていってしまった。

[再度広い道に戻り、反対側に田ノ浦に降り立ち口を見つけた]

 

しばらく下ってから、島田島の海側堤防沿いを回るように歩いていった。

[島田島の室付近から見た大鳴門橋]

 

[しばらく大鳴門橋を眺めながら、島田島の堤防沿いを進む]

 

[大鳴門橋から、海際をかなり回り込んできた感じである]

 

ようやく堤防沿いを離れて、一般道を進んだ。

民家が近くなり花々が見られ出した。

しばらく進むと、再度山側に登って行く道になった。

[その後は、落葉が積もった遊歩道を黙々と進んだ]

 

何とか西側が望める、展望の開ける所が一ヶ所あった。

[何とか夕日にギリギリ間に合ったというところでしょうか]

 

その後もアップダウンを繰り返しながら、長い落葉の遊歩道を進んだ。

[写真では明るいが、実際は文字も見えないほどに暗くなっていた]

 

ようやく舗装道路に降り立った頃には薄暗くなり、直ぐに真っ暗になった。

危ないので、ヘッドライトを首に掛けて歩いた。

[最後に北泊漁港?付近の夜景撮影して終了]

 

最後に小鳴門新橋を渡って、鳴門駅行き徳島バスのバス停を探したが、暗くて分からなかった。

時々GPSを見ながら、鳴門方面への道路を進んだ。

乗る予定だったバス停「小路の浦」ではなかったが、19時過ぎに途中にあったバス停「瀬戸小前」で確認したところ、10分ほどの差で最終バスに乗り遅れてしまった事が分かった。

たまにはこういうミスも有るだろうと諦めるしかなかった。

もう仕方なく、何度もGPSで鳴門駅方面を確認しながら黙々と進んだ。

こうして20時を過ぎても疲れからか食欲もなく、夕食も食べずにクルマを停めた妙見山公園を目指した。

帰りは、妙見神社方面から長い階段を上がって妙見山公園に到着した。

[ライトに浮かぶ、妙見山公園にある岡崎城の夜景]

 

こうして21時頃に駐車場付近まで戻ると、午前中からの長時間駐車で何やら不審車両と思われていたのか?2台ほどのクルマがやって来て、自分のクルマが立ち去るのを眺めていたようだった。

 

その後は夕食も食べず、何時もの温泉施設で入浴してから帰ったのは23時6分頃だった。

今日の歩数は48,089歩、歩行距離は実に32.2kmであった。

何れも一日では過去最高かもしれない。



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