大川原高原でのんびりと昼食後は、10km余り東側の山中にある「八多五滝」の滝巡りウォーキングコースを目指して、佐那河内村から徳島市八多町に向かった。
小松島方面に向かっては道路が狭くなってきた。
普通は反対側の徳島方面から入ってくる為か、案内標識を見つけられずに中津峰如意輪寺方面の看板に従って、何度か通ったことのある狭路を進んでしまった。
これが間違いだったようで、如意輪寺を過ぎた頃に、五滝がこんなに上だったかと不安になった。
さらに進んでいくうちに、逆に八多五滝方面に降りていく入口標識があった。
しかも現在災害通行止めの表示があった。
仕方なく再度県道まで下り引き返して、県道からの入口標識を見つけ、更なる狭路を進み手前の空地にクルマを停めて出発した。
[道路脇には、何やら怪しげな展示物が並ぶ]
[観光地にしては、ひなびた感じ]
滝の入口手前にトレラン風の若者がいたので滝の様子を聞いてみた。
豪雨災害で遊歩道は寸断され通行止めの表示があったが、自己責任で中津峰山からの下山道をトレランで下ってきたらしい。
通行止めではあるが、行けないことはないらしい。
[トレランで災害で荒れた滝の遊歩道を下ってきたという若者]
[八多川の流れに沿って、左側の遊歩道を上がって行く]
[コレヨリ先にある滝の表示、ここにも四国のみちの標識がある]
直ぐに苔むした岩場と荒れた沢沿いとなった。
[沢には苔むした大岩が多く転がっている]
直ぐに小さな滝があった。
[滝名の看板が見当たらないが、雄鴨の滝か?]
この辺りから遊歩道が荒れてきた。
[直ぐに通行止めの表示があった]
[階段遊歩道も心もとない感じである]
[これは、御来迎の滝か?]
[いよいよ石段がヤバくなってきた]
[花は、マムシ草がぼつぼつ咲いていた程度]
[観覧休憩所もあった]
[これは布引の滝か?]
[何箇所もある通行止め表示、ここは橋板が流されて無いようだ]
仕方なく、岩場を伝って対岸に渡った。
[この階段も怖そうだ]
いよいよ最後の大滝「象(蔵王)の滝」に突き当たった。
[滝巡りのラストを飾る、象(蔵王)の滝]
それにしても滝の水量が少ない。
周りを岩壁に囲まれた中から注ぐ滝であるが、今は梅雨前で滝の水量が少ない時期なので、迫力は全く無い。
[もう少し水量があれば岩壁に囲まれた迫力ある滝のはずだが?]
[ひんやりした静けさだけは伝わってくる象の滝]
[象の滝の横から▲中津峰方面に登って行けるが現在通行止め]
今日は、ここで滝巡りを終了して引き返すことにした。
[ここの橋板も流されていた]
今日は何だか災害現場の視察のような滝巡りであった。
[なかなか珍しい流れの御来迎の滝]
[雄鴨の滝だったか?]
[今日のお目め直しに、レンゲ咲く畑]
[山里で見つけた、素晴らしく大きなクスノキの新緑]
ウォーキング終了後は、帰宅ラッシュに合わないように急いで帰った。