岡山市立市民病院 総合診療グループ(ER+GIM)

岡山市立市民病院の総合診療グループである『総合内科』と『救急総合診療科』の日常の雰囲気を伝えていきます。

2015年度初期研修医枠拡大について

2014-06-24 09:48:41 | あいさつ
医学部6年生の皆様へ

皆様方におかれましては実習と試験準備とでお忙しい毎日をお過ごしのことと察します。

この度岡山市民病院の初期研修医枠が5名より8名に増員されることとなりました。

これまでの5名から8名に増えることにより、
①屋根瓦式教育(教えられて「教える」システム)がより強固になる。
②初期研修のローテーションプログラムのバリエーションが増える。
③研修医数の増加によりカンファレンス力があがる。
④初期研修医にとって今後の財産となる同期増える。
などのメリットがあります。

岡山市民病院は岡山大学病院から元々多くのたすき掛け研修を受け入れており、教育力に信頼と実績はあります。
今回の専属初期研修医枠拡大を来年度の初期研修プログラム強化に活かしたいと考えています。

この数年の岡山市民病院の動きとして;
2010年岡山大学救急医学科から寄付講座による救急連携開始。
2013年呼吸器内科開設強化。
2014年総合内科開設と岡山大学総合内科連携大学院開設。岡山市民病院内科後期研修センター開設。リハビリセンター開設。
と岡山の救急を包括的に担う病院として急成長をとげています。


今後岡山市民病院は「救急医療・総合診療から地域に必要な病院を創る」を目指していきます。
大学との連携を持ち臨床研究を進めながらも、
主軸としては患者・地域を考えて診療サービスを提供できる「臨床医」の教育・育成に力を注んでまいります。

救急医療・総合診療は若き研修医にとっては長い医師人生の土台作りに最高の研修の場所となります。
2014年度からの総合診療科(ER+GIM)の立ち上げもあり、2015年度には若手の医師が活躍する場が多く準備されています。
他大学を卒業して岡山で初期研修を受ける研修医にもその後のキャリアパスを考えたり作っていける初期研修医の環境整備してまいります。

是非、皆様の若き力を岡山市民病院に集結させていきましょう。

岡山市立市民病院臨床教育研修センター