小太郎 山へゆく。

山登りとお酒を中心とした日記です。たわごとと思って聞き流してください。

槍ケ岳(3) 2006,9,2~9,4

2006年12月27日 | 山登り

2006,9,2~9,4

槍ケ岳(3)

2日目コース:槍沢ロッヂ⇒槍沢⇒槍ケ岳山頂⇒西鎌尾根⇒樅沢岳⇒双六小屋(泊)

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無事に槍の穂先から生還し、落ち着いて

槍ケ岳山荘レストランでカレーの昼食を食べながら、

今日の宿泊地を相方と相談。 

南岳小屋も気になるし、昨年よくしてくれた双六小屋にも行きたいし。

ここで、単独の女性が隣のテーブルで、知り合いにバッタリの様子。

やはり、北アルプスの中心だなと痛感。

この女性、聞いてみると扇沢から入って、

大沢、烏帽子、高天原、双六と泊まって、5日目に槍に来たとのこと。

この後、大キレットから職場の小屋へ帰るとのこと。

この女性、○沢ヒュッテの「おわん娘」だそうです。

自宅でHPを見るとビックリ!

どうりで、パワフルなはずです。

同じく昼食を摂っている人はどうも南岳小屋から大キレットへ

という人が多く、大キレットが無理な我々は、

気後れしそうなのでやっぱり双六へ。

 ■槍ケ岳山荘直下のザレ場

▲意味不明なピースサイン

さて、双六へ出発と思い槍ケ岳山荘を出ると、

ガスが、どんどん沸いてきてしまいました。

で、いきなり急降下。しかも、えらいザレ場でラクを起こさずに

歩くのが難しいほど。

槍平から登ってきて、最後がこの急登だとかなりしんどいと思います。

▲思いっきりガスってます。

やっと急降下が終わり、裏銀座縦走の始まり?

この頃には、すでに槍の穂先は見えなくなってしまってます。

まあ、ガスってると暑くなくていいかと、いい方に取りましょう。

 ■千丈沢乗越 12:57(2720m)

槍平の方面は、全く見えません。

で、樅沢岳も見えません。

見える範囲は、縦走路のみ。

従走路は、アップダウンが少なく比較的歩きやすいです。

しかし、何ヶ所か、ザレた場所あり、滑りやすいんですが、

その場所には、鎖が設置されています。

だんだん、スタミナが切れてきて、細かいアップダウンでも

アップアップになってきました。

槍ケ岳山荘のコースタイムでは、山荘から双六小屋まで、

3時間なんですが、双六どころか硫黄尾根がやっとのところです。

やっと、樅沢岳だろう山に登り始めたんですけど、やっぱりと言うか、

こんなもんよな~と言うか、ピークが二つあって、

やっとの思いで、樅沢岳に到着です。

 ■樅沢岳 15:50(2755m)

後は下るだけ。

やっと、双六小屋が見えてきました。

 ■双六小屋 16:20(2545m)

トータル、約11時間強を費やして、双六小屋到着です。

着いた時には、結構ドロドロに疲れていました。

双六小屋は、昨年同様宿泊者が少なかった為、二人で一室頂きまして

まったりさせていただきました。



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