2学期最後の登校日の今日「終業式」が行われました。
校長先生のお話では、今年のコロナ禍の中での学校生活を振り返り、その中でチャレンジを続けた大中生の健闘を褒め讃えると共に「莫妄想(まくもうそう)」という言葉について説明しました。これは鎌倉時代、元の襲来に思い悩む北条時宗に禅僧が与えた言葉で「あれこれ思い悩むことは止め、できることを行え」という意味だそうです。どんな時代でも通じるこの言葉は、思春期の悩みを抱える中学生にとっても励みになったことでしょう。
続いて、2学期で任期を終える3年生の生徒会役員の「退任式」が行われました。4人の役員がステージの上からそれぞれの思いや感謝の言葉を述べると、どこからともなく大ヒットアニメ映画のキャラクターが現れ、4人に感謝状を渡すというサプライズもありました。
その後、場所を移して「受験壮行会」が行われました。これは、今年行われなかった「部活動壮行会」の代わりに、2年生の有志がこれから受験に挑む3年生を応援するという企画です。短い練習時間にもかかわらず、2年生の毅然とした堂々たる応援振りに見ている3年生は胸が熱くなったことでしょう。
このようにして、2学期の大川中は ほとばしるパッションの中、幕を閉じました。新年でもある3学期は、さらに熱いパッションをもって目標に挑み、達成することができる素晴らしい学期になることを願います。