3年生は給食を食べるのは残すところ、あと十回ほど。高校に入ったら、昼食はお弁当になることが多くなると思われます。
そこで、今日は給食センターの栄養士の先生を講師にお迎えし、バランスのとれたお弁当の献立について考える授業を行いました。
教材として使用したのは、「3・1・2弁当箱法」です。これは「弁当作り」や「痩せるためのダイエット法」ではありません。
生徒にとって、家族にとって、望ましい食事の量やバランスの目安を、一目で簡単に知り、考える方法です。
「3・1・2弁当箱法」のルールは以下の5点です。
【ルール1】自分にピッタリのサイズの弁当箱を選ぶ。
【ルール2】料理が動かないようにしっかり詰める。
【ルール3】料理の組み合わせは主食3:主菜1:副菜2の表面積比にする。
【ルール4】同じ調理法の料理を重ねない。
【ルール5】何よりも大切なことは「おいしそう」で「きれい」なこと。
特に、大切なことはお弁当箱のサイズを確認することです。大きすぎるとエネルギー過多になります。
また、少なすぎても栄養のバランスが悪くなったり、食欲が満たされず間食に走るなど、 結果的にエネルギー過多になることもあるからです。
生徒たちは自分に関わることなので、興味津々で献立を考えていました。今日学んだ弁当法を基に、高校でも正しい食生活習慣を続けていってほしいものです。