今日は大川中の「人権教育」の様子を家庭や地域の方に見ていただきました。
4校時は学年ごとに「人権学習」の授業を行いました。
1年生は「ちがいのちがい」という題材で、たくさんの事例から「あってよいちがい」と「あってはいけないちがい」を識別し、差別などの人権侵害を見抜く目を養いました。
2年生は体育館で「世界が100人の村だったら」のワークショップを全員で行いました。「役割カード」に書かれた内容に基づき、自らの立場を変化させていく中で、世界の現状と日本の置かれる位置を感じ取ることができました。
3年生は「就職差別をなくそう」という題材で、差別的な選考を疑似体験することから、差別をなくしていく方法を学びました。
午後からは全校生が体育館に集まり、「人権集会」が行われました。
最初に「学級人権宣言中間発表」が行われました。各クラスが1学期に定めた「学級人権宣言」の内容がどれだけ達成されているかを発表していきました。どのクラスも、自分たちの人権的課題をきちんとつかめ、誰もが安心して過ごすことができるクラスを目指していました。
その後、人権委員会と有志で制作した「人権劇」の公演が行われました。タイトルは「光と影」。インターネットの中で飛び交う悪口がいかに人を傷つけるのか、そして、それを打開し、みんなが幸せになるためにはどうすればよいかという内容で、今日の公演のために、1か月近く、練習や準備をしてきただけあって、熱のこもった演技が展開され、生徒も多くの大切なことを学ぶことができました。
最後に、人権委員会から、今年のスローガンである「みんなで助け合う笑顔あふれる大中生」の精神に基づき、よりよい大川中学校を築いていこうという呼びかけがありました。
今日、1日でたくさんの大切なことを学んだ大中の生徒たち。ただ一人の例外もなく、みんなが楽しい学校生活を送ることができるよう、人権尊重の精神を発揮していきましょう。