３年生は２校時と３校時に体育館で「平和集会」を行いました。
２校時は、かつて大川中で校長先生や東かがわ市で教育長を務められた先生を講師にお迎えして「戦争と私の幼少年時代」という演台で講演をしていただきました。
太平洋戦争における日本の敗戦への足跡をたどりながら、戦中や戦後の国民の生活がいかに苦しいものであったかをわかりやすくお話していただきました。特に、ご自身の小中時代の通知票から身長や体重のデータを抽出して、当時の食糧事情がいかに厳しく、育ち盛りの子どもに栄養が不足していたかを示してくださったことは、生徒も深く納得をしていました。
４校時は、全員が戦没者に対する黙祷をした後、修学旅行で捧げる予定だった、沖縄戦での戦没者への慰霊の目的で折った千羽鶴を、毎年沖縄を訪れている講師の先生に託しました。
最後に峠三吉さんの「にんげんをかえせ」の詩を群読し、集会は終了しました。
今日の集会で感じたことをもとに、今後、戦争を防ぎ、平和を維持することの方法などを考え続けていってほしいものです。