「戦場の狩人 ウェポン・ハンター」大藪春彦(角川文庫)
読み終わりました。
結末を書いてしまうのは「タブー」でしょう。
ちょっとだけ感想を書きます。
復讐劇なのです。最後は、復讐を遂げ、話は終了します。
しかし、その復讐を「実行」するまでに、
たくさんの人の命が奪われます(刺殺、射殺、爆薬など)。
殺された人にも家族がいると思います。
その家族が、何故、殺されたのか、追求を始めたら、
今度は主人公が殺される番です。
これでは、ヒーローではなく「殺人犯」です。
ここ(↑)が気になりました。
■
太田蘭三「闇の検事」祥伝社(文庫)お1-7
闇の検事というので、
民間人(検事ではない人)が、
捜査をして犯人を裁くのかと思いましたが、
そうではありませんでした。
自分の無実を証明するには、真犯人を見つければいい、
見つけるためには・・・。
最後は、無罪判決を勝ち取ります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます