というわけで、2月15日に鳥撃ちもなんとか無事終了しました。
初めての鳥猟では、いろんな発見がありました。
鳥を撃つのは簡単なようですが、実際は非常に難しいものでした。
また、半矢になった鳥を仕留めるのは気持ち的にも骨の折れる仕事でした。
やはり命をいただく責任と覚悟をしっかりと持っていないと猟師にはなれません。
鳥を狙うということは鳥の生態をよく知らなければいけないということで、今回新たに知った鳥たちの生態も非常に面白いものでした。
たとえば、夕方頃に池を観察していると、次々にハシビロガモが帰ってきました。
先に帰っていた数羽のハシビロガモ達は、後から帰って来たものを見つけるとすーっと寄って行って小さな群れを作ります。
そして群れが出来上がるか出来上がらないかのうちにみんなで水面をぐるぐると回り始めます。
カモたちのその行動にはびっくりしました。
いったい何をやっているんだろう?
そのユーモラスな動きは笑いを誘うようでもありミステリアスでもあり…
あとで図鑑を見ていると、驚愕の事実が明かされました。
なんと、カモたちは大勢で円を描いて水中のプランクトンを中心に集め、それを食べていると言うではありませんか!
おまえら、クジラかー!!
なんという知恵者達でしょうか、このチームプレイ!
カモって意外と頭がいいのですね。
また、猟師ならではの特権として美しい鳥の羽を存分に堪能できるということがあります。
まぁ、ほとんどの人は興味ないみたいですが…
私は羽をむしるたびにその鳥の羽根の美しさに感動して作業が滞ります。
一見灰色の美しさを感じないヒヨドリの羽根も、じっくり観察してみるととてもおしゃれだったり、キジバトのグレーの微妙な色合いに見入ったりしています。
特にカモのオスは複雑な羽色をしています。
こちらはコガモのオスの足の付け根あたりの羽根。
きれいな縞模様です。
こちらは胸。一枚一枚に黒いドットが付いていて水玉模様を形成しています。
オシャレ!
特にきれいな羽は持ち帰り用にキープ。
何かに使おうと思って、母がため込むスーパーのビニール袋のように使われないままどんどん溜まっていってます。
また、カモには表面の堅い羽根(フェザー)とアンダーコートの柔らかい羽根(ダウン)があります。
カモのモコモコとした羽はどちらも気持ちよさそうなのですがヒドリガモのメスのフェザーをむしると、ふわふわのグレーのダウンが現れて、まるでペンギンの赤ちゃんのようでした。この羽毛の中に飛び込みたい!と思ったのは私以外にもいるはず…。
と、こんな妄想ばかりしているので師匠によく怒られます。
ところで、最終日に獲った鳥たちはおいしくいただきました。
ヒヨドリは文句ない肥満体。
わきの下まで脂がてんこ盛りです。
念願のコガモはちょっと手を入れてジビエ料理風に…。
フライパンでローストして骨からはスープを取り…
コガモのローストの出来上がり。
コガモはハトくらいのサイズですが、味はマガモと変わりません。
とってもおいしかった~。
こちらはキジバトの炭火焼き。
塩コショウで炭火で焼きました。
これまたたまらんおいしさです。
自分で獲った念願の獲物なので余計おいしい。
ヒドリガモはお狩り場焼き(?)に。
今期私が獲ったカモの中では一番の脂の乗りでした。
ほんのり海の香りがするのはハシビロに近いかな。
こうして、短いようで内容の濃かった2ヶ月間の鳥猟生活は幕を閉じたのでした。
猟果
ヒヨドリ 39羽
マガモ 2羽
ハシビロガモ 1羽
ヒドリガモ 1羽
コガモ 1羽
キジバト 1羽
たくさんの命を頂きました。
命を頂いた鳥たちと
鳥の神様と師匠に感謝して
ありがとうございました!
初めての鳥猟では、いろんな発見がありました。
鳥を撃つのは簡単なようですが、実際は非常に難しいものでした。
また、半矢になった鳥を仕留めるのは気持ち的にも骨の折れる仕事でした。
やはり命をいただく責任と覚悟をしっかりと持っていないと猟師にはなれません。
鳥を狙うということは鳥の生態をよく知らなければいけないということで、今回新たに知った鳥たちの生態も非常に面白いものでした。
たとえば、夕方頃に池を観察していると、次々にハシビロガモが帰ってきました。
先に帰っていた数羽のハシビロガモ達は、後から帰って来たものを見つけるとすーっと寄って行って小さな群れを作ります。
そして群れが出来上がるか出来上がらないかのうちにみんなで水面をぐるぐると回り始めます。
カモたちのその行動にはびっくりしました。
いったい何をやっているんだろう?
そのユーモラスな動きは笑いを誘うようでもありミステリアスでもあり…
あとで図鑑を見ていると、驚愕の事実が明かされました。
なんと、カモたちは大勢で円を描いて水中のプランクトンを中心に集め、それを食べていると言うではありませんか!
おまえら、クジラかー!!
なんという知恵者達でしょうか、このチームプレイ!
カモって意外と頭がいいのですね。
また、猟師ならではの特権として美しい鳥の羽を存分に堪能できるということがあります。
まぁ、ほとんどの人は興味ないみたいですが…
私は羽をむしるたびにその鳥の羽根の美しさに感動して作業が滞ります。
一見灰色の美しさを感じないヒヨドリの羽根も、じっくり観察してみるととてもおしゃれだったり、キジバトのグレーの微妙な色合いに見入ったりしています。
特にカモのオスは複雑な羽色をしています。
こちらはコガモのオスの足の付け根あたりの羽根。
きれいな縞模様です。
こちらは胸。一枚一枚に黒いドットが付いていて水玉模様を形成しています。
オシャレ!
特にきれいな羽は持ち帰り用にキープ。
何かに使おうと思って、母がため込むスーパーのビニール袋のように使われないままどんどん溜まっていってます。
また、カモには表面の堅い羽根(フェザー)とアンダーコートの柔らかい羽根(ダウン)があります。
カモのモコモコとした羽はどちらも気持ちよさそうなのですがヒドリガモのメスのフェザーをむしると、ふわふわのグレーのダウンが現れて、まるでペンギンの赤ちゃんのようでした。この羽毛の中に飛び込みたい!と思ったのは私以外にもいるはず…。
と、こんな妄想ばかりしているので師匠によく怒られます。
ところで、最終日に獲った鳥たちはおいしくいただきました。
ヒヨドリは文句ない肥満体。
わきの下まで脂がてんこ盛りです。
念願のコガモはちょっと手を入れてジビエ料理風に…。
フライパンでローストして骨からはスープを取り…
コガモのローストの出来上がり。
コガモはハトくらいのサイズですが、味はマガモと変わりません。
とってもおいしかった~。
こちらはキジバトの炭火焼き。
塩コショウで炭火で焼きました。
これまたたまらんおいしさです。
自分で獲った念願の獲物なので余計おいしい。
ヒドリガモはお狩り場焼き(?)に。
今期私が獲ったカモの中では一番の脂の乗りでした。
ほんのり海の香りがするのはハシビロに近いかな。
こうして、短いようで内容の濃かった2ヶ月間の鳥猟生活は幕を閉じたのでした。
猟果
ヒヨドリ 39羽
マガモ 2羽
ハシビロガモ 1羽
ヒドリガモ 1羽
コガモ 1羽
キジバト 1羽
たくさんの命を頂きました。
命を頂いた鳥たちと
鳥の神様と師匠に感謝して
ありがとうございました!
命のある時はまた羽の輝きは格別です。もったいないけど獲らないといけなしね(笑)
いただいておきながらなんですが、ヒヨドリいなくなりそうな勢いで捕ってますね。うちの近所にキウイばかり食べているヒヨドリいますよ。酸っぱい味でもするのかなぁ・・・。
焼き係をかってでてるのがいますが・・・腕前はどうだったのでしょうか?
でも、いまいちおいしかった記憶がないのであまり猟欲がわかなかったのですが、食べ方が良くなかったのかな?
鳥を狙うと犬がほしくなりますね。
私も一応女性だったんですね。(笑)
池にはまだカモたちが遊んでいますね。
お尻を出してぷかぷか浮かんでいるのがなんとも愛らしいです。じっくり観察する時間がほしくなります。
ヒヨドリは漂鳥といって、夏場と冬場で暮らす場所を変えています。もちろん同じ場所にとどまっているものもいるのでしょうが、冬場はミカン畑に大群で押し寄せます。
その数は数百羽にも上り、結構な迫力です。
39羽ってすごい数ですが、数百羽の中で獲っていると微々たるもののような気もします。でも、獲りすぎないように注意しないとね。まぁ、網猟の場合は桁違いに捕獲していたりするのですけどね。
焼き係さんはさすがの腕前でしたよ。またお願いします!
私も幼少時に鳥の羽を収集していました。ダウンジャケットか、あわよくば羽毛布団の材料に…、などと目論んでいたのです。
しかしある日羽虫が湧いて棄ててしまいましたが。
まだまだ知らないことがいっぱいです。
羽根は虫がわかないように一度冷凍するといいようですよ。
私は時間があればその後お湯で洗っています。
さらに気を付けるときはアルコール消毒も・・・
しかし、そこまでやると羽根がいたんじゃいそうですね。