1974年10月の北海道蒸機撮影行、石北本線を撮影したあとは急行大雪5号に乗って岩見沢へ...
岩見沢からD51の牽く222レで栗丘へ...
栗丘駅から少し栗山方面に歩いた踏切付近、駅から近くてお手頃な撮影地だったので、何度かここで撮影しています。
列車は、当時としては珍しかったコキを連結しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/e2/d61285255cbb8fe313d7319d23dd53b0.jpg)
上の写真はカラーネガで撮影したものですが、この時は6×6判二眼レフを2台並べてカラーとモノクロで撮影していました。
ダブルレリーズで切っているので、ほとんど同じシャッタータイミングです。
そこで、ハタと思いついて、画像のサイズと傾きを合わせ、カラーの方はモノクロに変換して2枚を並べ、ステレオ写真にしてみました。
大きな画像で見て頂こうとすると、2枚の写真の間隔が眼幅(両眼の間隔)よりも広くなってしまいます。
大判のレントゲン写真を立体視するための、眼幅を拡げることが出来るビュワーなどがあれば平行法が良いのですが、そんなものは普通の人は持っていないでしょうから...裸眼でも見られるように交差形に配置してあります。
つまり、両眼を寄り目にして、右目で左の画像を、左目で右の画像を見るようにします。(視線を交差させての立体視)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/86/770052827b53acc1e522a7b69faaf69d.jpg)
(左がカラーネガからモノクロ変換、右はもともとモノクロ)
さて、上手く立体視出来たでしょうか?
ほとんど同じシャッタータイミングと言っても、煙や空のトーンがモノクロとネガカラーで異なっているので、煙や空はちょっとチカチカと見えますね。
室蘭本線 栗丘~栗山 1974年10月14日撮影
以下、おまけの駄文です。
通常、輻輳(両眼のなす角度をコントロールすること)と調節(目のピント合わせ)は連動してしまいます。
つまり、近くのものを見ようとすると、両眼が内側へ回転する角度(輻輳角)が大きくなり、それと同時にピントも手前に合わせます。
両眼の視線が交差したところにピントが合うように最初からプログラムされている訳ですね。
しかしながら、平行法による立体視では、ピントを近くに合わせ、輻輳角は無限遠を見る時のように小さくしなければなりません。
また、交差法でも同様に、両眼の交差したところに画像は無く、それより遠くにピントを合わせなければなりません。
こうした、視線が交差した点以外にピントを合わせることは普通は出来ないので、裸眼の立体視は見辛いのです。
でも、訓練次第で輻輳と調節を別々にコントロールすることが出来るようになります。
但し、あまりやり過ぎると、金網やタイルのように同じ模様が繰り返されているものを見た時に、実際の位置よりも遠くにあって大きく見えたり(平行法)、近くにあって小さくみえたり(交差法)し、位置を見間違う可能性がありますので、ご注意を。
もう一つ余談を...
ほとんど同じ2枚の絵を並べて間違い探しをするクイズがありますが、立体視することにより間違っている場所がチカチカして見え、一発で分かります。(交差法でも平行法でも、どちらでもOK)
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岩見沢からD51の牽く222レで栗丘へ...
栗丘駅から少し栗山方面に歩いた踏切付近、駅から近くてお手頃な撮影地だったので、何度かここで撮影しています。
列車は、当時としては珍しかったコキを連結しています。
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上の写真はカラーネガで撮影したものですが、この時は6×6判二眼レフを2台並べてカラーとモノクロで撮影していました。
ダブルレリーズで切っているので、ほとんど同じシャッタータイミングです。
そこで、ハタと思いついて、画像のサイズと傾きを合わせ、カラーの方はモノクロに変換して2枚を並べ、ステレオ写真にしてみました。
大きな画像で見て頂こうとすると、2枚の写真の間隔が眼幅(両眼の間隔)よりも広くなってしまいます。
大判のレントゲン写真を立体視するための、眼幅を拡げることが出来るビュワーなどがあれば平行法が良いのですが、そんなものは普通の人は持っていないでしょうから...裸眼でも見られるように交差形に配置してあります。
つまり、両眼を寄り目にして、右目で左の画像を、左目で右の画像を見るようにします。(視線を交差させての立体視)
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(左がカラーネガからモノクロ変換、右はもともとモノクロ)
さて、上手く立体視出来たでしょうか?
ほとんど同じシャッタータイミングと言っても、煙や空のトーンがモノクロとネガカラーで異なっているので、煙や空はちょっとチカチカと見えますね。
室蘭本線 栗丘~栗山 1974年10月14日撮影
以下、おまけの駄文です。
通常、輻輳(両眼のなす角度をコントロールすること)と調節(目のピント合わせ)は連動してしまいます。
つまり、近くのものを見ようとすると、両眼が内側へ回転する角度(輻輳角)が大きくなり、それと同時にピントも手前に合わせます。
両眼の視線が交差したところにピントが合うように最初からプログラムされている訳ですね。
しかしながら、平行法による立体視では、ピントを近くに合わせ、輻輳角は無限遠を見る時のように小さくしなければなりません。
また、交差法でも同様に、両眼の交差したところに画像は無く、それより遠くにピントを合わせなければなりません。
こうした、視線が交差した点以外にピントを合わせることは普通は出来ないので、裸眼の立体視は見辛いのです。
でも、訓練次第で輻輳と調節を別々にコントロールすることが出来るようになります。
但し、あまりやり過ぎると、金網やタイルのように同じ模様が繰り返されているものを見た時に、実際の位置よりも遠くにあって大きく見えたり(平行法)、近くにあって小さくみえたり(交差法)し、位置を見間違う可能性がありますので、ご注意を。
もう一つ余談を...
ほとんど同じ2枚の絵を並べて間違い探しをするクイズがありますが、立体視することにより間違っている場所がチカチカして見え、一発で分かります。(交差法でも平行法でも、どちらでもOK)
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今日の絵も何度も試しているのですが、上手く立体写真が見えてきません。う~ん、、、
練習してみます。(笑)
まぁ,立体視できたからどう,という写真でもありませんが...(^^ゞ
もう少し小さければ、見えるのかな?
しかし、僅かなカメラ位置の違いで、写真の雰囲気って変わるものですね。
やはり、お立ち台には一番に行って、いい場所取らないと、、、(笑)
お立ち台も確かにピンポイントという場所は有りますね。
一番乗りは早起きしなければ...(笑)
寄り目で見ると、53号機が浮き上がってきました!
ひところ雑誌の仕事でやたら流行ったので割とスッと入れました(笑)
誰も見えなかったら,どうしようかと思っていました。(^^ゞ
少し練習すると見える様になりますね。