趣味の写真帳

過去に撮影した蒸気機関車から最近撮影した電気機関車まで、鉄道写真が中心ですが時々鉄道以外の話題も...

フィルムとデジタルの比較

2018-12-01 07:00:00 | ノンジャンル
 今日は同じシーンを撮ったフィルムとデジタルの比較です。

 フィルムカメラとデジタルカメラを並べて撮影したことは、フィルムからデジタルに移行する過渡期に何度かありましたが、フィルムの方はほとんどが120サイズで、35mm一眼レフとデジタルカメラを並べてほぼ同じ画角で撮影したことは1~2回しかありません。

 一昨日掲載した写真が最後の135フィルムでしたが、この時同じ列車をほぼ同じ画角でコンパクトデジタルカメラ(パワーショットG5)でも撮っていました。
 こうして同じ列車で、フィルムをスキャンした画像とデジタルカメラで撮影したJPEG画像をきちんと比べて見たことが有りませんでしたが、解像感は500万画素のG5の方が上に見えますね。

 一昨日掲載したフィルムスキャン画像(再掲)


 こちらがG5で撮影した画像 


 EF65PFのプレート付近を切り出した等倍画像で比較してみます。左がフィルムをスキャンした画像(G5と同じにリサイズ)、右がG5となります。
 G5の方がコントラストが高く、機番も何となく読めますが、スキャンした画像では機番が読めません。

 EF66の方も機番が読めましたので、3078レはEF66130とEF651075の重連と判明しました。

 ところがどっこい、元のポジフィルムを15倍のルーペで覗いてみると、何とか機番が読めます。見た感じはG5の画像に近いように見えます。
 と言うことは、やはりフラットヘッドスキャナーでスキャンした時に画質が劣化しているのですね。

 過去に135フィルムをフォトCDに焼いて貰い、後に自分でフラットヘッドスキャナーでスキャンするようになって、両者の画質(主として解像感)を比べて見てもあまり変わらなかったので、フィルムをスキャンしたものはこんなものだと思っていました。
 ネット上には35mmフィルム一コマはデジタル画像にすると900万画素程度から、条件が良ければ2,000万画素程度という情報もありますが、デジタル化する時に如何に劣化を抑えるかが肝要と感じます。

 一昨日掲載の写真、他の2枚もG5で撮影した写真を載せておきます。
 EF651059牽引の5592レ。


 EF651079牽引の8072レ。


 2005年12月23日撮影

フィルムのデジタル化について

2018-11-30 07:00:00 | ノンジャンル
 一昨日終了した銀燕チャリティ写真展には沢山の方のご来場を賜り、有り難うございました。
 写真展をきっかけに何年ぶりかで再会出来た方もあり、また沢山の方と知り合え、参加させて頂いて本当に良かったと思います。
 都合で会場に行けない日もあり、行き違いになった方には大変申し訳ありませんでした。m(__)m

 写真展には、最新のデジタルカメラで撮影された作品から、数十年前に銀塩フィルムで撮影されデジタル化された作品まで、幅広い年代にわたっての写真がありました。
 拙作4点もフィルムをスキャンしてデジタル化しプリントした写真でしたが、何人かのメンバーのフィルムからデジタル化された写真を拝見していて、大いに考えさせられる所がありました。

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 写真をちゃんと撮り始めた頃は35mm一眼レフカメラでしたが、全紙に伸ばすと全く満足の行かない画質でした。
 大学時代に友人の6×6判二眼レフを借りて撮影し、その画質の違いに驚いたことは以前にも書きました。同じ全紙に伸ばしても、拡大率が全然違いますから考えてみれば当然の事なのですが...
 それ以来、120フィルムがメインで写真を撮る事になりました。

 フィルムをデジタル化し始めたのはHPを開設した1997年頃ですが、当初はスキャナーを持っていなかったので、コダックや富士フイルムのフォトCDを使っていました。
 しかしながら120サイズのプロフォトCDは一コマの単価がべらぼうに高く(確か3,000円だったと思う)、沢山デジタル化していたら破産してしまいます。そこで自分でデジタル化することにしました。

 当時120サイズのフィルムまでスキャン出来るフィルムスキャナーもありましたが、これは大変高価で手が出ず、フィルムをスキャン出来るフラットヘッドスキャナーが丁度出始めていたのでこれを導入、機種は更新していますが、現在に至っています。HPやブログにアップするにはこれで十分な画質でした。
 3年前に横浜で写真展を開催したとき、120フィルムをスキャンした画像を初めてA3ノビにプリントしてみて、デジタルで撮影された写真と比べて解像感は劣るが、まぁこんなものだろう...とその時は思っていました。

 そして今回も同様に処理した写真が3枚、A3サイズで展示されました。 
 その中から1枚掲載です。横1920ドットの24インチモニターで表示すると、展示されたサイズと大体同じ大きさです。

 室蘭本線 栗沢(~志文) 221レ、D51566
 遠方に写っている列車は多分574レ、D51565
 1975年11月24日撮影

 A3サイズにプリントされた拙作3点は、何れも120フィルム(ポジ)をフラットヘッドスキャナーで3,200dpiでスキャンしデジタル化したものですが、朋友O氏が135フィルム(ネガ)を高画素のデジタルカメラとマクロレンズを使って複写し、A3サイズにプリントした写真と見比べて、解像感があまり変わらないことに驚きました。
 120フィルムと135フィルムが同じような解像感と言うことは、フラットヘッドスキャナーによるデジタル化の方が画質低下が大きいということが考えられます。
 そこでO氏の力を借りて、両者がどの程度違うのか自分の目で確かめるため、少し実験して見ることにしました。

 多少時間が掛かりますが、結果が出たらまた記事にしたいと思います。


写真展のお知らせ

2018-11-28 09:03:19 | ノンジャンル
 当面、この記事がトップになるようにしますので、下の新着記事もお見逃しなく。

 本日は最終日で16時30分に閉場です。15時頃には会場に行く予定です。

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 RGG荒川好夫さんが主催する「Club銀燕チャリティ写真展」、昨年までは見学だけでしたが、今年は鉄友のご紹介で参加させて頂くこととなりました。
 今年は第5回目、年々規模が大きくなっているようですが、プロ・アマ総勢39名による力作は見応えがあるものと思います。
 会期中11月22日(木)はセシオン杉並の休館日で、写真展も閉場となりますのでご注意下さい。

 拙作は蒸機とゴハチの写真が3枚ほど展示される予定です。
 会場は東京都杉並区のセシオン杉並(展示室)、下記参照して下さい。


素晴らしい写真展でした

2018-09-14 07:00:00 | ノンジャンル
 ここ1~2年、鉄道関係の写真展が随分沢山開催されていて、鉄友たちと出来るだけ見に行くようにしています。
 ツイッターにも上げましたが、昨日も池袋まで朋友O氏、T先輩、Sドクターと一緒に「STEAM RETURNS」(慶應義塾大学 鉄研三田会 六人展)という写真展を見に行って来ました。


 全て冬の北海道で撮影された蒸機機関車のモノクロ写真で、自分の好きなサイドアングルも沢山あり、近年見た写真展の中ではピカ一の写真展で感動しました。

 多くはブローニー判で撮影されたもので、これをデジタル化して全紙の印画紙にプリントされた精緻な画像は、撮り方(場所の選定、構図やシャッタータイミング)が上手い、プリントが綺麗(雪景色でも機関車が潰れずにディテールが実に見事に再現されている、あるいは雪景色バックの白煙も綺麗に再現されているなど、デジタル化された後のレタッチテクニックがかなり優秀)、被写体が良い(罐ばかりでなく、当時の人や生活風景が写し込まれている)...と三拍子も四拍子も揃った写真が沢山あり、見応えのある素晴らしい写真展でした。

 会場風景



 


 圧巻はこの辺りですね。自分は雪中では撮れなかった急行ニセコ、垂涎ものでした。


 出展者のお一方が朋友O氏の元同僚で、当時のお話なども聞けて楽しい一時でした。
 今のカメラを持ってあの頃に帰りたい...毎度の老人の繰り言でした。

皆既月食

2018-02-02 07:00:00 | ノンジャンル
 1月31日(水)は、東の空に昇りはじめた準スーパームーンと機関車を一緒に撮るつもりでヒガハスへ出掛けましたが、残念ながら雲が多くてお月様は見えませんでした。

 夜になって、薄雲は掛かっていましたが皆既月食は見られましたので、ベランダから何枚か撮ってみました。
 2枚目以外はD500に300mm+2倍TCで換算900mm、更にトリミングしていますので換算1400mm位です。
 薄雲の為か、大気の影響か、はたまたレンズの性能か、天体望遠鏡で撮影したような綺麗な写真は撮れていませんが、まぁ雰囲気だけでも...

 半分位欠けたところ、21時26分。


 完全に地球の影に入り、赤くなったお月様、22時20分。(この写真のみ換算450mm)


 赤いお月様のアップ、22時33分。


 戻って行くところ、23時30分。
 この頃になってやっとスッキリと晴れてきたみたいです。


 夜も更けてきたので、完全に戻る前に寝ました。

 2018年1月31日(水)撮影

最終仕業

2017-08-06 07:00:00 | ノンジャンル
 2006年3月に我が家に新製配置されたティーダラティオも12年目を迎え、走行距離は15万Kmを突破し、あちこちに大分疲労が溜まってきました。
 北は秋田県から西は兵庫県まで随分良く走ってくれて、いろいろな思い出の一杯詰まった車でしたが、寄る年波には勝てず、今日で引退となりました。 

 最終仕業は昨日のヒガハスでのカシオペア撮影でした。
 前車の時は北斗星でしたが、同じように愛車とカシオペアのツーショットで締めくくりたいと思います。


 北斗星も既に亡く、12年前と比べると桜の木も随分大きくなっていますね。
 次の車は五代目になりますが、子供達の成長と共に車は少しずつ大きくなり、子供達が巣立った後はまた少しずつ小さくなって来ました。

 最初の車は助手席のダッシュボード下にクーラーを後付けで吊り下げたもので、足のやり場に困りました。(笑)
 二代目になってエアコンになり、三代目でカセットデッキが付いて音楽が聴けるようになり、四代目でナヴィゲーションシステムが付きました。そして五代目は自動運転擬きが付いた車になります。

 技術の進歩は凄いですね。
 咄嗟の時の判断力やフィジカルな対応能力は年齢と共にだんだん退化して行きますが、自動運転技術が数年後に実用化されたら、後期高齢者になっても車さえ買い換えれば免許を返上しなくても済むかも知れません。
 但し、その時に自動運転機能の付いた新車を買えるだけの財力があるかどうかが大問題ですが...(;^ー^A

 9011レ、EF81133
 2017年8月5日(土)撮影

ぶらり上野へ

2017-04-16 07:00:00 | ノンジャンル
 お天気の良かった13日、連れ合いと二人で上野まで行って来ました。
 目的は大英自然史博物館展ですが、他にもあちこち...


 大英博物館は45年前に行ったことがありますが、記憶に残っているのはロゼッタストーンだけ...(^^ゞ
 一昨年、東京都美術館で開催された大英博物館展でレプリカは見たなぁ...てな事を考えていたら、大英博物館と大英自然史博物館は今は別の博物館なんですね。(恥)
 
 館内はストロボを焚かなければ写真撮影OKでした。
 
 始祖鳥の化石。
 教科書に載っている写真を見ただけで本物は初めて...かも。


 鹿の頭部。巨大な角に吃驚です。
 自分の一尋の1.5倍ほどの大きさでしょうか...


 他にも化石やら鉱物やら動物の剥製やら植物の標本やらが沢山、正しく自然史の博物学でした。
 所々に大きなモニターがあり、博物館の中をAR(Augmented Reality)で始祖鳥が飛び回りったり、モアが動き回ったりする短いCGが放映されていて、これが一番面白かったかも。

 その後、不忍池を時計回りに廻って散り始めた桜を少し眺め、そのまま池之端門から上野動物園へ...
 上野動物園に来たのは小学生の時以来かも。

 西園から東園へは童心に帰ってモノレールで。


 パンダを見たのも初めてかも...
 青竹をバリバリ食べてます。 


 瑠璃カケス、綺麗な鳥でこの子は人懐こい...ガラス越しですが、ごく至近距離でご対面。


 動物園の中を通り抜け上野駅方面へ...
 東京文化会館の前ではサックスの四重奏、生演奏に暫し耳を傾け...


 上野駅の地下ホームには試運転から戻って来た四季島が停まっていました。
 14番線ホームには鉄ちゃんに混じって、通りすがりの人も大勢カメラを向けて居ました。

 食堂車です。


 これが噂の13.5番線ホーム?


 特徴的な扉はラウンジカー(5号車)です。
 お客さんは全てここから乗り降りするのでしょうね。 


 突然ですが、この中に一枚だけスマートフォンで撮った写真があります。(他は全てコンパクトデジタルカメラ)
 さてどの写真でしょう? 正解者には...何も出ません。

 2017年4月13日(木)撮影

絵本作家・西村繁男の世界展、やこうれっしゃで出発!

2016-09-10 07:00:00 | ノンジャンル
 既に10日も経ってしまいましたが、台風10号が去って9月1日も素晴らしい天気でした。
 所用を済ませた後、10時過ぎに横浜へ向けて出発。目指すは掲題の展覧会です。

 横浜からみなとみらい線に乗り換えて終点の元町・中華街へ、エレベータでアメリカ山公園へ上がって、横浜地方気象台の前を通り...
 昨年の秋、写真展で通った道でした。

 外人墓地の前を左に曲がり、突き当たりが港の見える丘公園ですが、件の展覧会は公園の南端、神奈川近代文学館で開催されています。(9月25日まで)


 山手111番館の裏手、公園にはバラがポツポツと咲いていましたが、花も暑さに負けて草臥れているようでした。
 真ん中に写っているのはパンパスグラスで、これは元気そうでした。(笑)


 文学館は公園の一番奥にありました。


 会場入口では、絵本「やこうれっしゃ」の主役である金沢へ帰省する4人家族が出迎えてくれます。


 会場の入口、写真を撮影して良いのはここまででした。


 会場内には、「やこうれっしゃ」の原画(本より少し大きめのサイズでした)を始め、十数作品の原画が展示されていましたが、鉄道が題材となっている絵も何点かあり、興味深く拝見しました。
 沢山の人々、隅々まで精緻に描かれた建物や風景は、「ウォーリーを探せ」と同じ楽しみ方も出来ますね。

 帰り道、アメリカ山公園に咲いていた花をパチリ、赤い花と白い花があり、アメリカノウゼンカズラと書いてありました。


 良く見るノウゼンカズラとはちょっと違いますね。


 暑かった一日でした。
 2016年9月1日(木)撮影

写真展を梯子

2016-07-31 07:00:00 | ノンジャンル
 梅雨が明けて一気に好天になった一昨日、暑い中銀座まで二つの写真展を見に行って来ました。

 最初に行ったのは此処(WAKO)の6階ホールで、


 この写真展です。

 白鳥真太郎 写真展 貌・KAOⅡ 白鳥写真館「これから…」

 優しい笑顔あり、厳しい目の顔あり、キリリと引き締まった凛々しい顔あり、何かを語りかけてくるような顔あり、遠くを見つめる顔あり...著名人100人のポートレートがずらりと並んだところは正に百花繚乱、壮観でした。

 顔というものは、特に歳を取ると、その人の人柄・性格・キャリアなどが如実に表れるものだと思いますが、著名人と言っても、その人のことはTVや新聞や雑誌で見たり聞いたりした範囲しか知りません。
 でも、そこから自分が想像するイメージに、何故か写真が良くマッチしているんですね。

 その人の人となりを引き出すように写真を撮るのが肖像写真の神髄なのかも知れませんが、生まれた時から肖像写真家の血が流れている方の、天賦の才能なのでしょう。
 尊敬する先輩、白鳥さんのご実家は松本の白鳥写真館、以前にNHKでドキュメンタリー番組も放送されました。
 
 自分も家族(最近は孫の写真しか撮りませんが...)や友人の写真をこんな風に撮れたら良いなぁ...とつくづく思いました。
 それにはライティングや自然な表情を引き出すテクニックなども勉強しないといけませんね。
 

 で、次に向かったのがこちらの写真展です。

 銀座4丁目交差点から東銀座方向へ少し歩いたところにあるキャノンギャラリー銀座で開催中の「金盛 正樹 写真展:1 / 150の鉄道世界」です。
 
 Nゲージの鉄道模型を様々な情景に置いて撮影された写真は、本物とはまた違った魅力がありました。自分の好きな時代、好きな場所、好きなシーンを再現して写真に出来るところが良いですね。

 小さな模型は停まっているものを撮るだけでも、手前から奥まで綺麗にピントが合った写真を撮るのは難しいのですが、流し撮りの写真など、普通に模型を走らせて撮っても絶対に撮れないような写真もあり、どうやって撮影したのかご本人に種明かしして頂きました。
 ...目から鱗でした。
 鉄道博物館のジオラマ(HOゲージ)を時々流し撮りしたりしますが、真横からは未だしも、正面がちにピントを深くして撮る事はほぼ不可能だと言う事が分かりました。
 金盛さんも我が同窓、今後ますますの活躍が期待されるカメラマンです。

 白鳥さんの写真展は8月7日(日)まで、金盛さんの写真展は銀座では8月3日(水)までですが、その後各地のキャノンギャラリーを巡回します。(いずれも入場無料です) 
 
 写真は2016年7月29日(金)に撮影

「エッシャーの世界」展

2016-07-18 07:00:00 | ノンジャンル
 7月10日(日)、この日が最終日となる「エッシャーの世界」展を見に水戸まで出掛けてきました。
 場所は千波湖の畔に建つ茨城県近代美術館、こんな所でした。


 ロビーにはロダンの彫刻が幾つか展示されていました。

 
 で、お目当てのエッシャーの世界展、会場は2階で、150点ほどの版画や資料が展示されていて、なかなか見応えがありました。

 M.C.エッシャー、オランダの版画家で、昔から好きな作家の一人です。
 多分、こういう絵(版画)を何処かで一度はご覧になったことが有るのでは...


 あまり好きな言葉ではありませんが、「だまし絵」の作家として有名になってしまった人です。
 自分も中学生の時だったか、そういう絵からエッシャーのことを知りましたが、今回初めて見る初期の作品は実際に存在する風景や建物を描写した、絵画で言えば風景画のような作品で、エッシャーの別の一面が見られました。


 そして、そういう絵から幾何学や遠近法を駆使して、実際には絶対にあり得ない絵や、平面の正則分割などへ発展して行く様子が良く理解出来ました。
 今回、わざわざ水戸まで出向いた甲斐がありました。

 作品自体の写真撮影はもちろん禁止ですが、こうして作品を大伸ばししたものが二ヶ所で壁に掛けてあり、其処では自由に記念撮影が出来るようになっていました。


 最終日のためかお客さんが多く、版画自体は大きくてもせいぜい60cm程度で小さい版画も多く、皆さんが近づいて見るためにちょっと窮屈な感じでした。展示方法には一考の余地がありそうです。
 この後、「エッシャーの世界」展は静岡市美術館~札幌芸術の森美術館と巡回するようです。

 昨年春には上野の国立新美術館でルネ・マグリットの絵画展を見られ、今年はこのエッシャーの版画展と、2年続けて好きな作家の作品をたっぷりと見られたことは大きな喜びでした。

写真展無事終了しました

2015-10-21 07:00:00 | ノンジャンル
 長いようで短い6日間でしたが、写真展は無事終了しました。
 友人・知人を始めとして沢山の方々のご来場を賜り、感謝の念に堪えません。有り難うございました。


 6日間の来場者は全部で1000名を越えました...と言っても大半は洋館巡りのついでに写真展を見て下さった方でしたが...
 男女の比率は4:6で女性の勝ちでした。
 ミラーレス一眼レフを首からぶら下げた妙齢の女性カメラマンも多かったですね。

 お客さんが少なくなった時を見計らって、他の洋館を少し見て回りましたが、何処もハロウィンの飾り付けがされています。

 こちらは111番館、シャンデリアの回りを魔女が飛び回っています。


 こちらはエリスマン邸です。
 居間では魔女達がパーティでしょうか...


 夕暮れになり、ライトアップされた234番館。
 一晩中ライトアップされているのかどうかは分かりません。m(__)m


 山手西洋館のWEBサイトはこちらです。
 もう一度、ゆっくりと各館を見て回りたいですね。

写真展開催中です

2015-10-19 07:00:00 | ノンジャンル
 写真展の詳細はこちらをご覧下さい。

 昨日は日曜日で、沢山のお客様にお越し頂き、有り難うございました。
 また、一昨日(土曜日)にいらっしゃった方には撮影に出ていてお目にかかれず、大変失礼致しました。m(__)m

 準備から会場通いまで、写真展を開催するには結構なパワーが必要で正直疲れますが、沢山の方に見て頂け、またなかなか会えない友人達とも久しぶりに会えたりして、翌日の元気のもとになります。
 今日もこれから会場に向かいます。


 以下は234番館の1階にディスプレイされているハロウィンのお人形などです。


 魔女が何やらお鍋で煮ていますが...魔法の薬でしょうか...

 これらのディスプレイ、なかなかの出来栄えです。写真展と一緒に是非どうぞ。
 月末まで展示されていると思いますので、次の土日にも見られると思います。(凄く込みそうですが)

 2015年10月18日(日)撮影

写真展、始まりました

2015-10-16 07:00:00 | ノンジャンル
 既にご案内しましたとおり、昨日午後より写真展が始まりましたので、その様子をちょこっとご紹介です。

 山手234番館はこんなところで、写真展会場は2階の向かって左手です。


 ここは横浜市認定の歴史的建造物なんですね。
 建物自体を見学される方も沢山いらっしゃいました。 


 入口に写真展の案内を出しています。


 館内に入って、ハロウィンの飾り付けがされた階段を上がり、


 踊り場で可愛い猫ちゃんの魔法使いのお出迎えを受け、


 更に階段を上がって、右手が写真展会場のギャラリーです。


 ごあいさつと「川の狩人」、「さらばブルートレイン」の説明文など  


 こんな感じで展示しています。


 開場早々に来て下さったプロカメラマンのEさん、オレンジ色に身を固めたS先生、はるばる川越から来て下さったTさんご夫妻、誠に有り難うございました。
 また、フラワーアレインジメントを送って下さったSさんとMさんとSさん、有り難うございました。重ねて御礼申し上げます。

 2015年10月15日(木)撮影

写真展のご案内

2015-10-15 07:01:00 | ノンジャンル
 大学時代の級友に誘われて、二人で写真展を開催することになりました。
 テーマは「川の狩人」「さらばブルートレイン」です。
 ちなみに、級友は撮り鉄ではなく撮り鳥(鳥撮りかな?)です。

 自分が受け持ちの「さらばブルートレイン」では、この8月に運転を終了した<北斗星>と、その前に姿を消した<あけぼの>の写真を、新旧取り混ぜて10点ほど展示する予定です。
 横浜散策のついで、あるいは中華街での食事の後などに、気軽にお立ち寄り頂ければ幸いです。

 会 期:2015年10月15日(木)~20日(火) 9:30~17:00
     但し、15日(木)は12:00より、20日(火)は15:00まで

 会 場:山手234番館 2F、ギャラリーAおよびギャラリーB
     横浜市中区山手町234-1 電話:045-625-9393
     横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅下車、[6]アメリカ山公園口から徒歩約6分

 道 順:ホームの進行方向前側のエレベータ(またはエスカレータ)で1F改札口へ、
     改札口を出てから更にエレベータ(またはエスカレータ)で[6]アメリカ山公園口へ
     そこから横浜地方気象台~外国人墓地(正門)~山手十番館~山手資料館~山手聖公会と辿ると山手234番館に着きます。

船橋まで

2014-12-26 07:00:00 | ノンジャンル
 昨日は船橋まで行って来ました...と言っても、フナッシーに逢いに行ったわけでは有りません。(爆)
 東武百貨店で開催されている廣田尚敬プロの写真展を見てきました。

 船橋駅の改札口を出て東武百貨店の入口に来ると大きな看板が...


 エレベーターで6階の特設会場へ...


 入場料500円を払って見学、流石に良い写真が沢山ありますね。
 既に出版されている本に載った馴染みのある写真が何枚もありますが、書籍で見るのと大きく引き伸ばされた写真で見るのとは迫力が全然違います。

 入口に飾ってあるC6227の写真↑の大きさを見て下さい。
 受付のお姉さんと比べれば、その巨大さが分かると思います。
 こんなサイズでプリントされた、宗谷本線の雪まみれになったC55のスポーク動輪の写真や、キクイモの中をC622のデフのツバメが飛んで行く有名な流し撮り写真など、素晴らしい臨場感です。
 多分、一度デジタル化してからプリントしたのでしょうね。
 それにしても、これだけ大きくプリントして破綻していないのは凄いことです。

 写真展は全体が4つの章で構成されていますが、やはり第1章と第2章の蒸気機関車が圧巻でした。
 会場内は撮影禁止ですから、写真はありません。

 会場を出たところに、写真集「鉄道ものがたり」が山積みされていましたので、一冊持ってレジへ...
 と、レジのお姉さんがやおら別の一冊と交換してくれて、そこにはご本人のサインが入っていました。


 写真は左が入場券、中央が写真展のパンプレット、そして右がサイン入りの写真集「鉄道ものがたり」です。
 この写真集は写真展のカタログのようでもありますが、写真集の出版が先で、出版記念に写真展が開催された、という事なのでしょうね。


 2014年12月25日(木)撮影