山手線の東京駅と有楽町駅のちょうど間にある「東京国際フォーラム」です。設計はRafael Vinoly(ラファエル ヴィニオリ)。日本ではたぶんこの建築しか作っていません。
はじめてみたとき、白い骨格の美しさと、木造風仕上げをしたルーバーの組み合わせで形作られたとても大きな空間に度肝を抜かれ「東京ってすげえ」と思わせられました(^.^)。とてつもなく大きな空間で、この大きさを体験できるところは日本では少ないでしょう。またとても静謐な空間です。駅のスグ近くにこんなに静かな場所があるというのも素晴らしいこと。たまに訪れては、いすに座ってぼーっと上を眺めています。このアトリウムに沿って用意されている中庭にも、いつも多くの人が憩いの時間を過ごされています。
タイトルに書いた「くじら」。
これは私の友人がつけた愛称です。その友人は建築とは無関係な職業についているのですが、この建築のことがずっと好きで、親しみを込めてこう呼んでいました。その大きさとシルエット、そして骨格から連想されたであろうこの愛称を、私もとても気に入っていて、そう呼ぶようになりました。
GAから出版されている「現代建築○と×」の中で、建築家「磯崎新」が東京粗大ゴミのひとつと言われたことでも有名です。それもそのはず、このでっかいアトリウムは、隣接している劇場やホールのための、エントランスホール兼階段室なのです。機能としてはそれだけ。そのためだけに、膨大なお金をかけて建設し、維持している。そりゃ粗大ゴミと言われても仕方ないですよね。特に納税者の立場になれば。でも、この空間には確かな魅力があります。お金はかかるけど、こういう空間はあってもいい。無駄な公共建築と一緒にされる向きもありますが、この建築の持つ上手さと、空間の質は、評価されてしかるべきものではないかと思っています。東京駅・有楽町駅・日比谷駅に行かれた際にはぜひお立ち寄りを。
撮影日:2005年10月30日
参考ウェブサイト:
ARCHITECTURAL MAP 東京国際フォーラム
http://www.archi-map.net/~tks_design/jp_tokyo/forum.html
はじめてみたとき、白い骨格の美しさと、木造風仕上げをしたルーバーの組み合わせで形作られたとても大きな空間に度肝を抜かれ「東京ってすげえ」と思わせられました(^.^)。とてつもなく大きな空間で、この大きさを体験できるところは日本では少ないでしょう。またとても静謐な空間です。駅のスグ近くにこんなに静かな場所があるというのも素晴らしいこと。たまに訪れては、いすに座ってぼーっと上を眺めています。このアトリウムに沿って用意されている中庭にも、いつも多くの人が憩いの時間を過ごされています。
タイトルに書いた「くじら」。
これは私の友人がつけた愛称です。その友人は建築とは無関係な職業についているのですが、この建築のことがずっと好きで、親しみを込めてこう呼んでいました。その大きさとシルエット、そして骨格から連想されたであろうこの愛称を、私もとても気に入っていて、そう呼ぶようになりました。
GAから出版されている「現代建築○と×」の中で、建築家「磯崎新」が東京粗大ゴミのひとつと言われたことでも有名です。それもそのはず、このでっかいアトリウムは、隣接している劇場やホールのための、エントランスホール兼階段室なのです。機能としてはそれだけ。そのためだけに、膨大なお金をかけて建設し、維持している。そりゃ粗大ゴミと言われても仕方ないですよね。特に納税者の立場になれば。でも、この空間には確かな魅力があります。お金はかかるけど、こういう空間はあってもいい。無駄な公共建築と一緒にされる向きもありますが、この建築の持つ上手さと、空間の質は、評価されてしかるべきものではないかと思っています。東京駅・有楽町駅・日比谷駅に行かれた際にはぜひお立ち寄りを。
撮影日:2005年10月30日
参考ウェブサイト:
ARCHITECTURAL MAP 東京国際フォーラム
http://www.archi-map.net/~tks_design/jp_tokyo/forum.html
東京かぁ~。今東京の地理に関係する面白い本を読んでて、ちょっと散策しに行きたい。…もうちょい近かったらいいのに(==)
東京は近いで。アンビシャスジャパンでひとっぱしりやからね。
ただし金さえあれば。貧乏人にはツライワ。