Betty.Bのわがまま応援記

    ~応援Diary&Memories~

【東京六大学】2009春・閉会式

2009-05-31 | 野球/大学2009

◇閉会式

雨も小降りになり、予定通り、閉会式が執り行われた。

左から、今季の順位。


応援団も、お疲れ様。


法政・石川キャプテン。


山川キャプテン以下、早大のメンバー。
秋は、挑戦者として、春の悔しさをぶつけられるか。

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◇ベストナイン「おめでとう!」
・投手 二神(法大)・・・最優秀防御率投手も
・捕手 石川(法大)
・一塁手 謝敷(明大)
・二塁手 松本雅(法大)・・・首位打者も
・三塁手 漆畑(慶大)=遊撃手で1度
・遊撃手 多木(法大)
・外野手 亀谷(法大)〈2〉、山田、小島(以上早大)
投手・捕手以外の野手は、打撃成績の1-7位にキレイにあてはまる。

まず、熱い戦いを見せてくれた、全選手達に感謝!
ハラハラドキドキしながら、楽しませてもらった。
また、春は、ケガなどで思うように出場できなかった選手も、秋のシーズンで活躍できることを祈ってます!

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山田君と、小島君、首位打者には届かなかったが、ベストナイン選出、よかった!
今日の早慶戦、他にもいろいろ思ったことがあったはずなのだが、なんだか疲れて、忘れてしまった。ま、いいことだけを忘れずにいれば、いいかな。

雨の中、懸命にプレーをした選手の皆さん、応援しつづけた方々、本当に「お疲れ様でした!」













【東京六大学】早稲田が連勝

2009-05-31 | 野球/大学2009

今日の天気は、小雨→曇り→雨→どしゃ降り→雨→小雨。
いや~、忙しかったし、驚くことも多かった!
結果は、第一戦に続き、早大が連勝。早大は勝ち点を4とし、リーグ戦は2位となった。

◇慶大5-6早大   スコア
試合前は、小雨が降り続き心配されたが、ゲーム開始と同時に、昨日のように、雨があがり、安心。(だが、それは甘かった。)
今日の先発は、予想通り、慶応は小室君。早稲田は福井君だった。


早大・福井君(3年)


慶大・小室君(4年)

そして、両校のスターティングメンバーもやはり、先発投手を十分に意識していた。

慶応は、左打者が多い。
小室君は先日の法大戦でも好投していた。右のサイドからの変則フォームで、右打者にとっては、打ちにくい。早稲田は、今日は、左の土生君(2年)を3番に上げる。
サプライズは、大石君(3年)を7番ショートで打者としての起用。他に、信頼できる状態の左打者が、居ないのだろうか。昨日も今日も、シート打撃に参加していたが、まさかの、初めて見るショートの大石君だった。

初の守備機会でゴロをさばく大石君。

先制したのは、早大。
2回裏に、その、大石君が右中間を破る大きな当たり。

これが、3塁打となる。


今日、スタメンの市丸君(2年)がリーグ戦初ヒットを、センター前に運び、早稲田が1点先制!


今日も、「紺碧」で盛り上がる、応援席。

1,2回を完璧におさえ、調子が良さそうな福井君だったが、3回の表・慶応の高橋(玄)君(4年)に初めてのヒットを打たれる。ランナーを2塁に進められた後、今日、大当たりの、一番・竹内(一)
君(3年)に、センター前タイムリーヒットを打たれる。

慶大・1番・竹内(一)君は、今日、3安打3打点。


2塁から高橋(玄)君が生還で、1-1の同点に。


続く渕上君(3年)も、レフト前にタイムリーヒットで、慶応が逆転2-1に。

すぐに早稲田が取り返す。

3回裏2死後、4番・山田君(3年)が、センター前ヒットで出塁。
次の原君(3年)が内野安打と盗塁で、2、3塁に。
6番・宇高君(3年)が、レフト前にタイムリーヒットを放ち、2点を追加。早稲田が逆転3-2に。

昨日に続き、今日もタイムリーを放った宇高君。

4回裏には、これもサプライズ、福井君が慶大の応援に沸く、レフトスタンドに、ソロホームラン!

早稲田の4点目を、自ら叩き出した福井君。

2死後に小島君(4年)のセンター前ヒット、土生君のセンター前へのタイムリーで、5点目を追加して、5-2に。

スクッとした構えの土生君。

ここで、慶応のピッチャーが、小室君から、昨日、2回を好投した田中(宏)君(3年)に交代。後続を断たれる。
この当たりから、雨が結構な勢いで降り出してきた。

今日の福井君は、150キロ越えのストレートを投げ、無四球。危なげない投球と言いたいところだが、なぜか、ランナーを出すと、簡単に点をとられてしまった。四球がない分、素直にカウントをとりに行ってしまったところがあったかもしれない。ピッチングって難しいのだなと、実感。(ナックルを投げていたのかどうかは、全然わからなかった。)

5回の表・慶応の攻撃。代わったピッチャーの田中(宏)君が、レフト線に2塁打。

田中君も、右投げ左打ち、やはり以前はショートだったらしい。今日は2安打。

そして、竹内(一)君のセンター前タイムリーで、慶応に3点目。3-5に。

取られたら、取り返す、今日の試合展開。
5回の裏は、早稲田のチャンス。死球の宇高君を1塁において、福井君の代打藤原君が、ライト前ヒットで、2死1,3塁に。


4年の藤原君。

雨が猛烈な勢いになってきたところ、慶大がバッテリーエラーで、ボールを後逸。3塁から宇高君がホームインして、早稲田に6点目が入り、6-3になる。
この1点が、後で決勝点になるので、慶大にとっては痛恨のミス。

ここで、雨が滝の様になり、中断!

雨ガッパと、傘の両方を持っていたが、荷物がずぶぬれに・・・。

一旦、通路に避難していたが、やみそうにないので、近所に時間つぶしに出かける。
あきらめて、帰宅した人もかなりいた様。少し、マシになってきたかなあ・・・と思った程度だったが、ゲームが再開されていた。席を移して、観戦を再開したが、油断しているうちに、7回の表までを見逃した。6-5と1点差になっていて、驚いた。

そこのところは、後でTVを見た。
早大は、6回からピッチャーは、松下君(4年)に。
7回・表、慶大は、四球2つと、ヒット2本で、2点を返し、なお、一死1,2塁のチャンス。早大は、
この後、犠打と1ゴロで切り抜けるのだが、犠打となったセーフティバントは、松下君の冷静な処理、フィールディングの良さ(拍手!)で、打者をアウトにできた好プレー。2点は取られてしまったが、その後の追加点を与えなかったことが大きかった。

まだ、雨は降り続いている。

慶大は、田中(宏)君が、投げ続ける。


早大は、ついに8回から、大石君がピッチャーとして登場。いつ、肩をつくったのだろうか?と、ちょっと心配になった。
2人とも、ドロドロのピッチャーズマウンドに、スパイクが食い込んでいる。


これは、本塁あたりだが、どこがホームベースかもわからない・・・。
こんな状況での野球観戦もめったにないかもしれない。


その後、両校ともランナーを出すが無得点、6-5で早大が勝利。


キャッチャーも大変でした。

試合終了時頃になって、やっと、雨が小降りになってきた。
この後は、閉会式。
(つづく)







 



 


【東京六大学】早慶戦は早稲田が先勝!(3)番外編

2009-05-31 | 野球/大学2009

昨日のキャッチャーは白川君。初のスタメンだった。
(昨日の・・・というところが、スゴイ。昨年まででは、考えられなかった表現。それに、右目付近に打球を当てたという杉山君は、大丈夫だろうか?)
それだけ、キャッチャーは競争が厳しいと言える。逆に、ピッチャー陣も、誰が来ても大丈夫という、強さが身についてきたように思う。

6回裏のピンチに


7回裏のあと、1点をとられたマウンドを振り返っているのは、白川君のほう。
昨日、ほとんど、ハイタッチがなかったのは、照れ?それとも、集中?
いつもと少し違っていて、面白かった。
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ここにあるのは、2007年6月4日の早慶戦後の写真。

春のリーグ戦で優勝した早大の選手達、閉会式後はあちらこちらで、いろんな記念撮影が行われていた。そんな中、マスコミのリクエストで、当時、1年生だった、斎藤君と白川君が呼ばれた。この時、試合には出ていなかった白川君の、戸惑ったような、困ったような表情が印象的だった。

あれから2年、今日は、ゲームで活躍した2人のツーショットが掲載されている。控えめだが、笑みが見えて、いいなと思う。  ニッカン


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ところで、早慶戦前の報道では、今話題のナックルを、斎藤君は練習中、福井君は実戦でも投げているという。 
ニッカン
先週、NHKの「ワンダー×ワンダー」という番組の特集で、ウエイクフィールド投手の投げる、ナックルボールの解析をしていた。本当に、ほとんど回転しないし、動きが予測不可能。キャッチャーは、ナックル用のミットを使って捕っているという。(あのボールを、手が小さい吉田えり選手がどうやって投げているのか興味深い。)
同番組では、回転量が多いストレート(伸びがある)も、話題にしていた。大石君のストレートは、このタイプ。こういう、キレのあるストレート、ピッチャーだったら、誰でも投げたいだろうなと思う。
さて、今日、先発するかどうかわからないが、福井君のナックル、一度、見てみたいものだ。












【東京六大学】早慶戦は早稲田が先勝!(2)

2009-05-30 | 野球/大学2009

(1)からのつづき

次のチャンスも早大、5回表。

後藤君(3年)がレフト前ヒットで出塁。


初スタメンの白川君(3年)の1塁線への絶妙な送りバント(細山田君を思い出させるよう)は、リーグ戦初ヒットとなる内野安打。


次の斎藤君のヒヤヒヤものの送りバントは、変なバウンドで、フィルダースチョイスを誘い、無死満塁に。

松永君(3年)のレフトフライで、3塁から後藤君がタッチアップ。3点目が入る。


小島君は、ショートへの内野安打で、また、満塁に。

ここで、ピッチャーが村山君に交代。3点をとられたとはいえ、ヒットらしいヒットは、あまり打たれていなかっただけに、中林君は、無念の降板。

慶大の2人目ピッチャー、村山君(4年)は右腕のサイドスロー。
ところが、山田君に、押し出しの死球を与えて、4点目が入る。


4番の原君(3年)が、泳ぎながらも、ライトフライを打ち、3塁から斎藤君がホームイン。大きな5点目となる。


6回表、慶大のピッチャーは、田中(宏)君(3年)に交代。

キレのある変化球(スライダーだと思う)で無得点におさえる。


この日の斎藤君は、配球に工夫があり、なかなか狙い球をしぼらせない。落ちる変化球もよく決まり、10三振を奪う。ストレートの調子がいいのかと思うと、急に悪くなり、また、良くなるなど、とらえどころがなかったのも、幸いしたのかもしれない。4四球は、ちょっと多かったが、崩れず、修正して投げきった。

6回裏は、慶大は2四球でランナー2人を出し、バッターは、小野寺君(4年)。
セカンドゴロを、松永君がうまく処理して、ダブルプレーでしのぐ。

7回裏も、慶大のチャンス。
2本のヒットと、四球で1死満塁。渕上君(3年)のライトフライで、3塁ランナーの山本(良)君(4年)が還り、慶大が1点を返す。なお、ランナー2人のところ、伊藤君(2年)が三振で、後続を断たれる。

慶大・期待の伊藤君。


8回表・慶大はピッッチャーが4人目の松尾(拓)君(4年)に交代。2回を好投。

斎藤君も立ち直り、8回・9回を完璧におさえ、5-1で早稲田が先勝。斎藤君は、139球・9回6安打1失点で完投勝利(今季初)!
リーグ戦の順位は、3位以上が確定。(勝ち点をとると2位に。)

今日の早稲田は、守備が乱れたときは、ピッチャーが踏ん張り、ピッチャーのピンチは、守りで支える全員野球。そして、犠打5が、結果的に好投手を攻略するきっかけになった。
明日も、この調子で、ガンバレ!


好守が光った、レフト山田君、セカンド松永君。







 



 


【東京六大学】早慶戦は早稲田が先勝!(1)

2009-05-30 | 野球/大学2009

昨日からの雨がまだ残る朝。
今日の早慶第一戦は、もしかしたら中止かもと思いつつ、かなり、のんびりと神宮へ出かけたが、球場周辺は、いつもの賑やかな早慶戦の風景。ちょうど、試合が始まるころに、少し小雨が振り出したが、両校の熱い応援に、雨も追いやられたように曇り空に。
第一戦は早大が先勝した。

◇早大5-1慶大 スコア
今日の先発は、早大・斎藤君、慶大・中林君のエース対決。

早大は、杉山君が昨日の練習中に負傷したため、今日の捕手は白川君。斎藤―白川のバッテリーは、リーグ戦初の組み合わせ。(杉山君は明治戦の直前には、頭に打球を受けたばかり。昨日は右目のあたりに、また、ボールが当たったということなので、大事なければいいのだが・・・。)
両校とも、先発投手を意識した打順。
早大は、中軸に右打者を固める。
慶大は、左打者のオンパレード。(だとしても、漆畑君が出なかったのは、何か理由が?→指の骨折だそう。残念!)


慶大・中林君(4年)は、まずまずの滑り出し。


1回表 山田君(3年)がセンター前に初ヒットで出塁するが、盗塁失敗でチェンジ。


斎藤君(3年)は序盤、ピンチが。


2回裏、慶大は、ヒットとエラーで、一死一、二塁のチャンスに、青山君(3年)が、レフト前ヒット。早大のレフト山田君のホームへの好返球で、無得点。このプレーで、慶大に先制点を許さなかったのが、大きかった!


3回裏には、2本のヒットで、2,3塁にランナーを進めるが、4番・梶本君(4年)は1ゴロに倒れ、無得点。


4回表は、早大のチャンス。二死二塁のチャンスで、宇高君(3年)が、得意のレフトへ、あわやホームランかというタイムリー2塁打。


ヒットで出塁していた小島君(4年)が、うれしい先制点のホームを踏む。


先制点。「紺碧」で盛り上がる応援席。

この後、土生君(2年)のセンター前ヒットで、宇高君がホームイン。

早大が2点を先制する!

(つづく)











 


法政が連勝で6季ぶりの優勝!

2009-05-24 | 野球/大学2009

東京六大学野球・第七週の明治VS法政2回戦は、法政大学が連勝して、今季の優勝を決めた!

◇第二試合 明大3-4法大  
スコア
今日は、外出中に速報を見るのみ。法政が先制、明治が逆転、法政が同点・・・。後半、つながりにくくなる携帯速報にイライラしながらチェック。そして、9回裏、明治の投手・野村君からサヨナラホームランを打ったのは、法政・今井君!(昨日は、最初の3打席は、完全に野村君に抑えられていたが、4打席目はファウルで粘りに粘った後に、同点のタイムリーヒットを打つ、ナイスファイトを見せていた。)
法政は、すべての大学から勝ち点を奪う完全優勝!

◇第一試合 立大18-0東大  
スコア
東大にとっては、残念の一言。仁平君に完全に抑えられてしまった。

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これで、早慶を除く、4大学は日程を終了したことになる。
最終週での、順位・個人成績の可能性を見てみると、

※現在の順位と勝ち点( )は、
 1.法政(5)、2.明治(3)、3.早稲田(3)、
 4.慶應(2)、5.立教(1)、6.東京(0) 
早稲田は勝ち点をとれば、明治を逆転して、2位となる。
慶應は連勝で勝ち点をとれば、勝率で、3位が慶應、4位が早稲田と入れ替わる。
ただし、2勝1敗で勝っても、3位早稲田、4位慶應は変わらない。

※個人打撃成績、打率は、
 1.松本雅(法) .447 ・・・ 今日も2安打
 3.山田  (早) .371 ・・・ 例)5打数5安打で(間違ってました、訂正)1位へ
 4.漆畑  (慶) .350 ・・・ 例)8打数8安打で1位へ
 6.小島宏(早) .333 ・・・ 例)8打数7安打で同率1位
と、ほとんど全打席ヒットを打たないと、逆転の可能性はないが、
あきらめずに、頑張ってほしい。

※個人投手成績、防御率は、
 1.二神  (法)  1.41 
 4.福井  (早)  2.35 
 5.小室  (慶)  2.42 
 6.斎藤祐(早)  2.51 
 8.中林  (慶)  2.53 
これは、福井君が2試合分くらい自責点0なら逆転できるくらいの差。
松下君(早)が規定イニングに達していないが0.75なので、例えば2試合あるとして、あと14イニング以上投げられれば、3点くらいとられても、逆転のチャンスがあるかも?・・・。

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今日は、法政出身のルーキー小松投手(広島)も、プロ入り初勝利(○広島7ー5西武)を飾った。おめでとう!


日米大学野球2009関連

2009-05-24 | 野球/大学2009
そういえば、23日のニッカンに、小さく出ていた。
22日に東京六大学連盟の監督会が開かれ、同連盟からの推薦選手20名が決まったそうだ。紙面には、早大・斎藤君、明治・野村君の名前しか載っていなかったので、他の推薦選手が気になるところ・・・。
(すでに、東都大学野球連盟も19日、連盟推薦選手26人を発表し、亜大の東浜巨投手が1年生でただ一人選ばれたことが報じられていた。)
25日までに、全国26連盟から選手が推薦され、6月4日の書類選考で約50人に絞られる。今年も、平塚で選考合宿(6月20日から3日間)が行われ、そこで、最終メンバーが決定する。

******追加******
第37回・日米大学野球選手権のチケットは、5/30(土)一般発売となっているが、
e-plusでは、5/23(土)から先行発売していた。 
e-plusチケット情報

下記日程の、第4戦・鶴岡以外のゲームが、現在先行発売中。
■試合日程・会場 /
○第1戦 2009年7月12日(日) 12:00 坊っちゃんスタジアム(松山市)
○第2戦  〃  7月13日(月) 18:00 東京ドーム
○第3戦  〃  7月14日(火) 18:00 クリネックススタジアム宮城(仙台市)
○第4戦  〃  7月15日(水) 18:00 鶴岡ドリームスタジアム(山形県鶴岡市)
○第5戦  〃  7月16日(木) 18:00 明治神宮野球場
予備日  〃  7月17日(金) 明治神宮野球場
※開場は試合開始の2時間前
※前売券は5月30日(土)午前10時~チケットぴあ・ローソンチケット・e+イープラス(→先行発売中)にて発売予定。

【東京六大学】第七週・5月23日

2009-05-23 | 野球/大学2009

お天気がよかったので、ちらっと見るつもりで出かけたが、暑かった。いや、熱かった!優勝をかけた法政VS明治の1回戦は、法政が先勝して、優勝に王手をかけた。

◇第一試合 法大5-3明大  スコア

法政・二神君、明治・野村君のエース対決で始まった試合だったが、結果的に、継投策が明暗を分けた。

明治・野村君(2年)は、中盤まで上々のピッチング。


法政・二神君(4年)は、2回1/3、3失点で、降板。

先行したのは、明治。初回、先発二神君の立ち上がり、四死球にヒット、犠打で、1点。3回にも連打で2点を追加する。法政ベンチは、あまり調子がよくなく、甘く入った球を狙い打たれていた感のあった二神君を、早々に交代させる。この、思い切りの良さが、後の逆転につながった。2番手以降、タイプの違うピッチャーを次々に継投させ、明治に的をしぼらせない。


法政・西君(4年)は、右のサイドスロー


法政の3番手・藤田卓君(4年)は、左のサイドスロー


法政の4番手・吉越君(2年)は、リーグ戦初登板?

中盤まで、野村君は、ストレートの球速も、変化球のキレもあり、法政打線は打ちあぐねていたようだが、7回くらいから、疲れのせいか、球威が落ちてきた。8回表は、ヒットと四球のランナーを出し、1死2,3塁となったところで、法政・多木君に、タイムリー3ベースヒット、その後の今井君に粘られて、同点のタイムリーヒットを打たれる。
野村君は、9回まで3失点148球を投げきり交代するが、明治は継投が後手に回ったように思う。3-3の同点のまま、延長戦へ。


法政・多木君は1年生ながら、チャンスに強い。

法政は、8回途中から、やはり、1年生のクローザー、三嶋君にチェンジ。

三嶋君は、今日も150キロのストレートに、数種の変化球もよく決まっていた。

明治は2番手の隈部君(2年)が、10回から登板。

ヒットと四球でランナーを、二人出したところで、交代。


明治の3番手・森田君(2年)は、10回1死のピンチで登板。

10回表、2死2,3塁となったところで、ピッチャー三嶋君がそのまま打席へ。力投した森田君だったが、なんと、2点タイムリーとなる内野安打で、2点を追加される。


今日は打つほうでも、ヒーローとなった三嶋君。

10回の裏も三嶋君が押さえて、5-3で法政が先勝した!総力戦での見事な逆転だった。
明日は、明治・難波君、法政は三上君か上野君の先発か?・・・。二神君も今日は2回ちょっとしか投げていない。明日、法政が勝つと、優勝が決まる。

◇第二試合 東大0-10立大  スコア

用事があり、3回の裏立大が1-0とリードしていたところまで見て、席を立った。
その後、速報を見たら、4回に立大が5点を入れていて、驚いた。
結局、立大は二桁得点で東大を零封した(らしい)。

立教・戸村君(4年)が5回を投げて勝ち投手。


東大は、前田君(3年)が、先発。スローカーブが、決まっていた。

明日は、お天気が崩れそうだ・・・。反対に、今日みたいに、お天気が良くても、暑さで大変な季節になってきた。
ところで、今日は、球場内ではマスクをしている人は、ほとんどいなかった。まあ、私も、あまりの暑さに、はずしてしまったのだが。
昨年は、はしか騒ぎあり、今年は、新型インフル。どちらも、若い世代がかかりやすいそうだ。幸い弱毒性ということなので、冷静に状況を見守っていきたいと思っている。










 

 

 

 

 

 


早明三回戦で勝利!

2009-05-18 | 野球/大学2009

◇明大2-4早大  スコア

福井君が、135球!を投げ8回を2失点。頑張りました!  サンスポ
打線も、少ないチャンスを生かし、4得点!
これで、早稲田は勝ち点を3とした。   wasedasports.com

この週で、早慶両校とも、優勝争いから脱落してしまったが、
春の早慶戦は、新歓行事として、多くの新入生たちが初めて神宮に足を運ぶ。
1回限りではなく、秋も、卒業後も、応援に来よう!と、感動を与えられるような、
そんなゲームを見せてくれることを期待している!




【東京六大学】第六週・5月17日(2)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第二試合 早大3-5明大 スコア詳細 

明大が2回戦を制し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。 
wasedasports.com

前の試合で、優勝の可能性がなくなったショックが抜けきれぬまま、練習が始まった。(ぼーっと見ていたら、ブルペンでは斎藤君が投げていて、驚いた。)
選手達は、短い時間の間に、うまく気持ちを切り替えられただろうか・・・。

早稲田のベンチメンバーと、スタメン。


明治の先発は、この日までリーグの防御率が0.5台だった、難波君。
制球よく、序盤からストライクが先行するピッチング。


1回表は、土生君のライト前ヒットが出たが、無得点に抑えられる。

さて、連投の斎藤君だが、ボールが高めに浮いていた。
昨日の疲れが抜けぬまま、力投したのだが・・・。


1回裏、先頭の1番・山内君にセンターオーバーの2塁打を打たれる。バントで3塁に進んだランナーが、謝敷君の外野フライで還り、明治に先制点が入る。

謝敷君。儀式のように、必ず、一度右足を高く上げるのが、面白い。

2回裏、ヒットのランナーを2塁においたところで、8番・上本君にタイムリー2塁打を打たれる。


すかさず、3盗を決めるあたり、血は争えない。

斎藤君は、3、4回もヒットのランナーを背負うが、無失点で切り抜ける。


5回からは、松下君にチェンジ。
ところが、内野のエラーで出たランナーを還され、1点を追加される。



好投の難波君に抑えられ、なかなかヒットが出ない早稲田だったが、疲れの見え始めた7回・表にチャンスが来た。
5番・山田君、6番・杉山君がヒットで出塁。
7番・小島君が、ライトオーバーの2塁打で、山田君が生還。
ようやく1点が入った。

その後の、代打・川西君が四球で満塁。ここで、次の代打は、キャプテンの山川君。
痛いが、うれしい?死球で、押し出し。2点目が入った。

一塁ランナーの山川君。この後代走と交代。

満塁のチャンスが続いたが、後続が凡退してしまった。ここで、追加点が入らなかったのが痛かった。

松下君のあとは、リーグ戦、初登板の池下君。
長身から投げ下ろすボールに角度がついていて、武器になりそう。

だが、7回裏は、四球のランナーを3塁まで進められ、難波君にスクイズを決められ、大きな1点を奪われる。これで、明治4-2早稲田。少し無警戒だったかもしれない。

8回裏に、ヒットの謝敷君を置いて、4番・小道君のヒット・エンド・ランで、1死1,3塁となったところで、同じく、リーグ戦初登板、左の大野君と交代。大野君は、2アウトから、6番・荒木郁君にタイムリーを打たれ、明治に5点目が入る。



9回・表、早稲田の最後の攻撃。
山田君が死球で出塁。1死後、小島君も死球。2アウトから、代打・松本君が、左打席で、リーグ戦・初ヒット!1死満塁に。


ここで、明治のピッチャーが、野村君に交代。

リリーフということもあり、いつもより、力の入った速いボールをバンバン投げ込んでくる。


バッターは、広陵の先輩、松永君。見事にセンターにはじき返し、早稲田に3点目が入る。
ところが、反撃もここまで、後続が2者連続三振に討ち取られ、試合終了。

今日は、いろんなことが、チグハグしていた。具体的に書くことは控えたいと思うが、観戦者には、同じような思いをされたかたも多かったと思う。
決着は、明日の第3戦に持ち越された。
神宮には行けないが、気合の入った、いいゲームをしてほしいと思う。モチベーションは、優勝の可能性がある、明治のほうが高いだろうが、次につながる、いい形で、全力を尽くしてほしい!

 

 

 

 

 


【東京六大学】第六週・5月17日(1)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第一試合 慶大1-3法大 スコア詳細

法政が2連勝で勝ち点をあげた。

先制したのは慶大。
法大は、2年生の三上君が初先発。
序盤は球が高めに浮きやすく、慶大打線にヒットを許す。

三上君は190cmの長身ピッチャー。

2回表、5番・小野寺君が3塁打!


6番・青山君にタイムリーヒットが出て、慶大が1点を先取!


慶大の先発は4年生、サイドスローの小室君。
右打者の外角へ逃げるボールが効いていて、序盤は、ヒットを許さない。


当初、不安定だった、三上君が、中盤立ち直り、慶大の打線から快音が聞かれなくなった。三上君は、7回を4安打1失点の好投。
反対に、小室君が法政打線につかまり始める。
4回には、4番・松本雅君のタイムリーヒットで同点に追いつかれる。

松本雅君は、今日も3打数2安打。高打率での首位打者獲得がかなり現実的に。

8回裏には、法大が無死満塁のチャンス。

早稲田の選手達も、心配そうに試合を見つめる。

代打・成田君の当たりは、レフトが好捕した!と思ったが、無情にも打球はグラブからこぼれ、決勝点となる2点目が入る。このあと、もう1点を追加した法大。
8回からリリーフした三嶋君が、しっかり9回も抑え、3-1で法政の勝利となった。三嶋君が、リーグ戦初勝利をあげた。



そして、この瞬間、早稲田の優勝の可能性がなくなり・・・、
優勝は、法政と明治の2校に絞られた・・・。残念!

(2)に続く


 


【東京六大学】第六週・5月16日(2)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第二試合 法大3-2慶大 スコア詳細 

法政が接戦を制して先勝した。この結果、慶大の優勝の望みは断たれた。
法政・二神君、慶應・中林君、両4年生エースの対決。

久しぶりに二神君を見た。「こんなに巧かった?」(大変失礼だが・・・)と思うくらい、緩急のあるピッチング。軟投と言ってもいいだろうか。それに、慶大の攻めの拙さにも、助けられ、9回を8安打8三振1死四球2失点で完投。また、4試合に登板し、4勝をあげ、ずべてが完投である。現在、加賀美君、武内君がベンチをはずれている緊急事態でもあるので、これは、チームとしても助かっているだろう。


中林君は、9回を9安打2三振4四死球3失点で、こちらも完投。球数は二神君の129球より少ない108球だったのが、後で気づき驚いた。



1回と6回に1点づつ得点し、2-1とリードしていた法大。8回表に「狙っていた」という4番・松本雅君が快心の当たりで、レフトスタンドへソロホームランを打ち、3点目を入れる。結局、これが、決勝点となった。

現在打率TOPで首位打者を狙う松本雅君。

慶応は、6回と8回に1点ずつを返したが、あと一つ進塁できていれば、1点入っていたかも・・・という回もあり、勿体なかった。
9回裏には、先頭の6番小野寺君が意地の2塁打の後、今日は7番の青山君が送りバントで1死3塁。
代打に湯本君など、いい選手が残っていたとはいえ、1点を入れないと、負け=優勝できない場面。スクイズでとりあえず同点にする選択はなかったのか。結局、代打2人が討ち取られ、ゲーム・セットとなった。

これで、慶大は優勝を逃した。早大にとっても、勝率の戦いになったときに非常に不利な展開。その前に、勝ち点をとられるとおしまい
・・・。ということで、明日こそ、慶大に意地を見せてほしい!




【東京六大学】第六週・5月16日(1)

2009-05-16 | 野球/大学2009

◇第一試合 明大0-7早大 スコア詳細

早大が先勝し、なんとか優勝への望みをつないだ。
wasedasports.com

最近何かと比較されている、早大・斎藤君、明大・野村君が先発。
これが、リーグ戦初対決だった。

斎藤君


野村君

両校のスタメンと、早大のベンチ入りメンバー。

初めて見るオーダー。
1番渡邊君、3番土生君、7番小島君の左打者に、野村君攻略の期待がかかった。

斎藤君は、序盤、ボールが先行する場面もあったが、的を絞らせないピッチングで、8回を3安打9三振1四球の好投。三振以外のアウトは、内野ゴロ3、内野フライ4、外野フライ7、走塁死1。飛球が多い割に、あまり、イイ当たりをされていなかった。打者にとっては、「打てる」と思ったボールが、微妙な変化で、芯を外されていたのではないだろうか。(途中からストレート主体に切り替えたそうなので、伸びがよく、ホップ気味に見えたのかもしれない。)上級の「打たせてトル」投球だったように思う。


野村君は、立ち上がりが不安定なことが意外と多い。これまでは、各校とも攻め切れないまま、回が進むごとに調子を上げてきていた。この勝機を逃さず、1回裏2アウトからの連打で、早大が4点をあげた。

広陵高校の同級生、3番・土生君には投げにくそうにしていた。粘って、センター前に落ちるヒットを打たれた。(ショートの上本君を含め、広陵出身の3人がフレームに。)これが、きっかけだった。
4番。原君が四球、5番・山田君のレフト前ヒットで、早大が1点を先制。
6番・杉山君もレフト前ヒットで、2点目。
そして、「この人が打たないと勝てない」と勝手に思っている、7番・小島君が、左中間を破る3塁打で、2点を追加した。
攻撃の交代で、ベンチ前に戻った小島君を、皆が出迎える。應武監督が、うれしそうに声をかけていたのが、印象的。


小島君は、3打数2安打4打点と活躍。

そして、野村君が立ち直る前に、早大が3回裏に追加点をあげたことが大きかった。今回も、3番・土生君のヒットから、始まった。
4番・原君がバントで1死二塁。應武監督らしい采配が戻ってきたともいえる。
ここで、今日、4打数4安打2打点の山田君のライト前ヒットで、5点目が入る。
結局、野村君は、3回7安打5失点でマウンドを降りた。

この後、明治は、成田君、柴田君、森田君とつないだが、早大が7回にも2点を追加し、思わぬワンサイド・ゲームとなった。

9回には、早大の守護神・大石君が登板。
投球練習中、ストレートはいい調子だったが、変化球がスッポ抜けていて、本人も若干、焦っていたのではないだろうか。かわりばなに、明治の3番・謝敷君にセンター前へはじき返される。4番・小道君にも連打され、いきなりのピンチに。ところが、次の代打・松村君を、絶妙のコースに決まった変化球で、三振に。この辺の修正能力が高い。最後は、6番・多田君がセカンドゴロのダブルプレーで、完封リレーとなった。

今日の早稲田は、ベンチからも、いつも以上に大きな声が出ていた。

チームとしてのまとまりも、投打のかみ合いも、相手投手への対策も、今シーズンで一番良かったように思えた。今日、好調だった山田君、小島君は、打撃成績の上位に上がってきている。この勢いで、明日(お天気が心配だが)もいいプレーをして、連勝を!

そして、私たちは、この後の2試合目。続けて、慶應の応援に入ったのだが・・・。
(2)につづく。



負けられない

2009-05-12 | 野球/大学2009
六大学野球・第5週は、明治、法政がそれぞれ無傷で、勝ち点3点目をあげた。
今週末の第6週は、早大ファンとしては、なんとか2連勝で勝ち点をあげてほしいところ。また、同じ勝ち点2で並ぶ慶大の勝利も祈るばかり・・・。

今後、勝ち点5をとれる可能性があるのは、明治or法政。
もつれて、勝ち点4が優勝ラインとなった場合の勝率を計算してみると・・・、

明治は、早稲田・法政に連勝すると、もちろん優勝。
どちらかに負けて、勝ち点4となっても、現在6勝0敗なので、
 3勝2敗で、9勝2敗・・・勝率が0.818
 2勝2敗で、8勝2敗・・・勝率が0.800
 3勝3敗で、9勝3敗・・・勝率が0.750
 2勝3敗で、8勝3敗・・・勝率が0.727
と、限りなく有利。

法政も、慶応・明治に連勝すると、優勝。
どちらかに負けて、勝ち点4の場合、現在6勝1敗だから、
 3勝2敗で、9勝3敗・・・勝率が0.750
 2勝2敗で、8勝3敗・・・勝率が0.727
 3勝3敗で、9勝4敗・・・勝率が0.692
 2勝3敗で、8勝4敗・・・勝率が0.667
となる。 

早稲田or慶応が、2週とも勝ち、勝ち点4をとれたとしても、現在4勝3敗だから、
 4勝0敗で、8勝3敗・・・勝率が0.727
 4勝1敗で、8勝4敗・・・勝率が0.667
 4勝2敗で、8勝5敗・・・勝率が0.615
と、厳しい。

それぞれが、対戦するので、簡単には括れないが、
早慶にとっては、「今週末連勝し、かつ、法政VS明治のゲームがもつれた末に、法政が勝つ」という限られたパターンとならない限り、早慶戦の前に、優勝の行方が決まってしまう可能性が高い。
今週末は早慶ともに、負けられない!

 


延長戦の末、早大が勝ち点!

2009-05-05 | 野球/大学2009

◇5/4 早大3-2立大 ~第4週3回戦~
大変な試合だったようだ。
点が入りそうで入らない・・・延長14回で決着!
wasedasports.comより

連投の斎藤・大石両投手。
斎藤君は、昨日は、粘りのピッチング。
得点力不足には、「慣れました。」(ニッカン紙面)
珍しく、ガッツポーズも出ていたそうだ。スポニチより
思わぬロングリリーフとなった大石君が、投打に活躍して、勝ち投手に。
150キロ超の速球に加え、
「先発したいので落ちる系のボールを覚えたかった」(ニッカン紙面)と、
スライダーにチェンジアップを加え、的を絞らせないピッチングを披露。
頼もしいです。

でも、得点ができずに苦しんでいる打線。
昨年度の4年生卒業で、予想されてはいたことだが、
攻撃力全般、昨年並みとはいかないだろう。
ただ、今年の選手達の持ち味を生かした、
得点できる「カタチ」が、必ずできてくると思うので、
焦らず、頑張ってほしい。

苦しみながらも、勝ち点をとれて、よかった!
選手の皆さんも、応援に行かれたかたも、本当にお疲れ様でした。