Betty.Bのわがまま応援記

    ~応援Diary&Memories~

【東京六大学】第六週・5月17日(2)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第二試合 早大3-5明大 スコア詳細 

明大が2回戦を制し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。 
wasedasports.com

前の試合で、優勝の可能性がなくなったショックが抜けきれぬまま、練習が始まった。(ぼーっと見ていたら、ブルペンでは斎藤君が投げていて、驚いた。)
選手達は、短い時間の間に、うまく気持ちを切り替えられただろうか・・・。

早稲田のベンチメンバーと、スタメン。


明治の先発は、この日までリーグの防御率が0.5台だった、難波君。
制球よく、序盤からストライクが先行するピッチング。


1回表は、土生君のライト前ヒットが出たが、無得点に抑えられる。

さて、連投の斎藤君だが、ボールが高めに浮いていた。
昨日の疲れが抜けぬまま、力投したのだが・・・。


1回裏、先頭の1番・山内君にセンターオーバーの2塁打を打たれる。バントで3塁に進んだランナーが、謝敷君の外野フライで還り、明治に先制点が入る。

謝敷君。儀式のように、必ず、一度右足を高く上げるのが、面白い。

2回裏、ヒットのランナーを2塁においたところで、8番・上本君にタイムリー2塁打を打たれる。


すかさず、3盗を決めるあたり、血は争えない。

斎藤君は、3、4回もヒットのランナーを背負うが、無失点で切り抜ける。


5回からは、松下君にチェンジ。
ところが、内野のエラーで出たランナーを還され、1点を追加される。



好投の難波君に抑えられ、なかなかヒットが出ない早稲田だったが、疲れの見え始めた7回・表にチャンスが来た。
5番・山田君、6番・杉山君がヒットで出塁。
7番・小島君が、ライトオーバーの2塁打で、山田君が生還。
ようやく1点が入った。

その後の、代打・川西君が四球で満塁。ここで、次の代打は、キャプテンの山川君。
痛いが、うれしい?死球で、押し出し。2点目が入った。

一塁ランナーの山川君。この後代走と交代。

満塁のチャンスが続いたが、後続が凡退してしまった。ここで、追加点が入らなかったのが痛かった。

松下君のあとは、リーグ戦、初登板の池下君。
長身から投げ下ろすボールに角度がついていて、武器になりそう。

だが、7回裏は、四球のランナーを3塁まで進められ、難波君にスクイズを決められ、大きな1点を奪われる。これで、明治4-2早稲田。少し無警戒だったかもしれない。

8回裏に、ヒットの謝敷君を置いて、4番・小道君のヒット・エンド・ランで、1死1,3塁となったところで、同じく、リーグ戦初登板、左の大野君と交代。大野君は、2アウトから、6番・荒木郁君にタイムリーを打たれ、明治に5点目が入る。



9回・表、早稲田の最後の攻撃。
山田君が死球で出塁。1死後、小島君も死球。2アウトから、代打・松本君が、左打席で、リーグ戦・初ヒット!1死満塁に。


ここで、明治のピッチャーが、野村君に交代。

リリーフということもあり、いつもより、力の入った速いボールをバンバン投げ込んでくる。


バッターは、広陵の先輩、松永君。見事にセンターにはじき返し、早稲田に3点目が入る。
ところが、反撃もここまで、後続が2者連続三振に討ち取られ、試合終了。

今日は、いろんなことが、チグハグしていた。具体的に書くことは控えたいと思うが、観戦者には、同じような思いをされたかたも多かったと思う。
決着は、明日の第3戦に持ち越された。
神宮には行けないが、気合の入った、いいゲームをしてほしいと思う。モチベーションは、優勝の可能性がある、明治のほうが高いだろうが、次につながる、いい形で、全力を尽くしてほしい!

 

 

 

 

 


【東京六大学】第六週・5月17日(1)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第一試合 慶大1-3法大 スコア詳細

法政が2連勝で勝ち点をあげた。

先制したのは慶大。
法大は、2年生の三上君が初先発。
序盤は球が高めに浮きやすく、慶大打線にヒットを許す。

三上君は190cmの長身ピッチャー。

2回表、5番・小野寺君が3塁打!


6番・青山君にタイムリーヒットが出て、慶大が1点を先取!


慶大の先発は4年生、サイドスローの小室君。
右打者の外角へ逃げるボールが効いていて、序盤は、ヒットを許さない。


当初、不安定だった、三上君が、中盤立ち直り、慶大の打線から快音が聞かれなくなった。三上君は、7回を4安打1失点の好投。
反対に、小室君が法政打線につかまり始める。
4回には、4番・松本雅君のタイムリーヒットで同点に追いつかれる。

松本雅君は、今日も3打数2安打。高打率での首位打者獲得がかなり現実的に。

8回裏には、法大が無死満塁のチャンス。

早稲田の選手達も、心配そうに試合を見つめる。

代打・成田君の当たりは、レフトが好捕した!と思ったが、無情にも打球はグラブからこぼれ、決勝点となる2点目が入る。このあと、もう1点を追加した法大。
8回からリリーフした三嶋君が、しっかり9回も抑え、3-1で法政の勝利となった。三嶋君が、リーグ戦初勝利をあげた。



そして、この瞬間、早稲田の優勝の可能性がなくなり・・・、
優勝は、法政と明治の2校に絞られた・・・。残念!

(2)に続く


 


【東京六大学】第六週・5月16日(2)

2009-05-17 | 野球/大学2009

◇第二試合 法大3-2慶大 スコア詳細 

法政が接戦を制して先勝した。この結果、慶大の優勝の望みは断たれた。
法政・二神君、慶應・中林君、両4年生エースの対決。

久しぶりに二神君を見た。「こんなに巧かった?」(大変失礼だが・・・)と思うくらい、緩急のあるピッチング。軟投と言ってもいいだろうか。それに、慶大の攻めの拙さにも、助けられ、9回を8安打8三振1死四球2失点で完投。また、4試合に登板し、4勝をあげ、ずべてが完投である。現在、加賀美君、武内君がベンチをはずれている緊急事態でもあるので、これは、チームとしても助かっているだろう。


中林君は、9回を9安打2三振4四死球3失点で、こちらも完投。球数は二神君の129球より少ない108球だったのが、後で気づき驚いた。



1回と6回に1点づつ得点し、2-1とリードしていた法大。8回表に「狙っていた」という4番・松本雅君が快心の当たりで、レフトスタンドへソロホームランを打ち、3点目を入れる。結局、これが、決勝点となった。

現在打率TOPで首位打者を狙う松本雅君。

慶応は、6回と8回に1点ずつを返したが、あと一つ進塁できていれば、1点入っていたかも・・・という回もあり、勿体なかった。
9回裏には、先頭の6番小野寺君が意地の2塁打の後、今日は7番の青山君が送りバントで1死3塁。
代打に湯本君など、いい選手が残っていたとはいえ、1点を入れないと、負け=優勝できない場面。スクイズでとりあえず同点にする選択はなかったのか。結局、代打2人が討ち取られ、ゲーム・セットとなった。

これで、慶大は優勝を逃した。早大にとっても、勝率の戦いになったときに非常に不利な展開。その前に、勝ち点をとられるとおしまい
・・・。ということで、明日こそ、慶大に意地を見せてほしい!