Betty.Bのわがまま応援記

    ~応援Diary&Memories~

【東京六大学】第六週・5月16日(1)

2009-05-16 | 野球/大学2009

◇第一試合 明大0-7早大 スコア詳細

早大が先勝し、なんとか優勝への望みをつないだ。
wasedasports.com

最近何かと比較されている、早大・斎藤君、明大・野村君が先発。
これが、リーグ戦初対決だった。

斎藤君


野村君

両校のスタメンと、早大のベンチ入りメンバー。

初めて見るオーダー。
1番渡邊君、3番土生君、7番小島君の左打者に、野村君攻略の期待がかかった。

斎藤君は、序盤、ボールが先行する場面もあったが、的を絞らせないピッチングで、8回を3安打9三振1四球の好投。三振以外のアウトは、内野ゴロ3、内野フライ4、外野フライ7、走塁死1。飛球が多い割に、あまり、イイ当たりをされていなかった。打者にとっては、「打てる」と思ったボールが、微妙な変化で、芯を外されていたのではないだろうか。(途中からストレート主体に切り替えたそうなので、伸びがよく、ホップ気味に見えたのかもしれない。)上級の「打たせてトル」投球だったように思う。


野村君は、立ち上がりが不安定なことが意外と多い。これまでは、各校とも攻め切れないまま、回が進むごとに調子を上げてきていた。この勝機を逃さず、1回裏2アウトからの連打で、早大が4点をあげた。

広陵高校の同級生、3番・土生君には投げにくそうにしていた。粘って、センター前に落ちるヒットを打たれた。(ショートの上本君を含め、広陵出身の3人がフレームに。)これが、きっかけだった。
4番。原君が四球、5番・山田君のレフト前ヒットで、早大が1点を先制。
6番・杉山君もレフト前ヒットで、2点目。
そして、「この人が打たないと勝てない」と勝手に思っている、7番・小島君が、左中間を破る3塁打で、2点を追加した。
攻撃の交代で、ベンチ前に戻った小島君を、皆が出迎える。應武監督が、うれしそうに声をかけていたのが、印象的。


小島君は、3打数2安打4打点と活躍。

そして、野村君が立ち直る前に、早大が3回裏に追加点をあげたことが大きかった。今回も、3番・土生君のヒットから、始まった。
4番・原君がバントで1死二塁。應武監督らしい采配が戻ってきたともいえる。
ここで、今日、4打数4安打2打点の山田君のライト前ヒットで、5点目が入る。
結局、野村君は、3回7安打5失点でマウンドを降りた。

この後、明治は、成田君、柴田君、森田君とつないだが、早大が7回にも2点を追加し、思わぬワンサイド・ゲームとなった。

9回には、早大の守護神・大石君が登板。
投球練習中、ストレートはいい調子だったが、変化球がスッポ抜けていて、本人も若干、焦っていたのではないだろうか。かわりばなに、明治の3番・謝敷君にセンター前へはじき返される。4番・小道君にも連打され、いきなりのピンチに。ところが、次の代打・松村君を、絶妙のコースに決まった変化球で、三振に。この辺の修正能力が高い。最後は、6番・多田君がセカンドゴロのダブルプレーで、完封リレーとなった。

今日の早稲田は、ベンチからも、いつも以上に大きな声が出ていた。

チームとしてのまとまりも、投打のかみ合いも、相手投手への対策も、今シーズンで一番良かったように思えた。今日、好調だった山田君、小島君は、打撃成績の上位に上がってきている。この勢いで、明日(お天気が心配だが)もいいプレーをして、連勝を!

そして、私たちは、この後の2試合目。続けて、慶應の応援に入ったのだが・・・。
(2)につづく。