メッセージパッシングライブラリー「Open MPI version 1.2.4」リリース

2007年09月28日 | 開発/言語/サーバー/DB
 9月26日、Open MPI Teamは、高性能メッセージパッシングライブラリー「Open MPI version 1.2.4」のリリースを発表した。

 Open MPI Projectはコミュニティー、研究機関、パートナー企業によって開発、維持されているオープンソースMPI-2実装だ。

 Open MPI Projectは、

・完全なMPI-2規格準拠
・スレッドセーフと並行性
・ダイナミックなプロセスのスワッピング
・ネットワークと耐障害性の処理
・異種ネットワークのサポート
・シングルライブラリのサポート
・ランタイムとしての役割
・多数のジョブスケジューラーのサポート
・多数のOSのサポート
・アクティブなメーリングリスト
・BSDライセンスに基づくオープンソースライセンス

 今回のリリースは、主に前バージョンであるv1.2.3のバグフィックス。新機能はわずかしかないものの、すべてのユーザーが1.2.4にアップグレードすることを強く推奨している。

 詳細な情報はリリースノートを参照していただきたい。