IIJとネットケア、「ネットケア仮想プラットフォームサービスf.a.s.t」を提供

2007年09月28日 | 開発/言語/サーバー/DB
 株式会社インターネットイニシアティブ(以下IIJ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鈴木幸一、コード番号:3774 東証第一部)、および株式会社ネットケア(以下ネットケア、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木幸一)は、企業向けホスティングサービス「ネットケア仮想プラットフォームサービスf.a.s.t(ファスト)」(以下f.a.s.t)を2007年10月15日より提供開始いたします。

 f.a.s.t はホスティング設備に米国VMware社の仮想化ソフトウェアを利用し、物理的なサーバの上にお客様ごとの専用仮想環境を提供するホスティングサービスです。ハードウェアの性能やパフォーマンスに依存しない仮想プラットフォームを提供し、お客様はその上でWindowsやLinuxなど任意のOSを利用して自由に独自アプリケーションを展開していただけます。

 主な特長とメリットは以下のとおりです。


・多様なアウトソースニーズに対応
 IIJのデータセンターに設置されたf.a.s.tのサーバ上に自由にアプリケーションを構築できるため、データベースなどの社内サーバからWebサーバまで様々な機能をアウトソースしていただけます。IIJグループがデータセンターの運用・監視事業やサービスデスク事業を通して培ってきたノウハウを最大限に生かして、専門のエンジニアが24時間365日体制で監視・運用を行うことで、お客様のシステム運用をサポートいたします。

・柔軟なリソース提供
 仮想化技術を利用することにより、物理サーバ上のメモリやSANストレージ上のディスクなど使用可能なリソースを、必要に応じてお客様の仮想環境に追加で割り当てることが可能です。これにより、時間の経過とともに必要リソースが増加するなど、運用開始後により柔軟な対応が必要なお客様に、最適なプラットフォームを提供いたします。

・高い可用性
 特定の物理サーバに障害が起こった際、自動的に別の物理サーバに仮想環境を移動することが可能です。これにより、障害時のシステム停止を最小限に抑え、サービス継続性を最大限に維持します。

・選べる接続形態
 f.a.s.tでは、IIJの高品質な1Gbpsインターネット接続回線を標準で提供いたします。また、お客様の利用用途に応じて、広域イーサネットやインターネットVPNなどのネットワークサービスを利用して社内ネットワークと接続できるため、より手軽に社内サーバをアウトソースしていただくこと可能です。


 IIJグループでは、今後ともお客様にとって最適で利便性の高いサービスを提供してまいります。


○基本スペック
 ※ 関連資料参照

○料金
 ・初期費用  300,000円
 ・月額費用  148,000円


■株式会社ネットケアについて
 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)のグループ子会社として、1998年2月に設立されました。IIJグループにおいて培ってきたネットワーク運営支援事業の経験を活かし、「必要な機能を最適な仕様で=アウトソースの進化系~Outsource on Demand Solution」を掲げ、データセンターの運用・管理、ネットワークの障害対応・監視を含むサポート、企業IT部門のサービスデスクなど、ネットワークの運用管理に関する様々なソリューション・サービスを提供しています。
 http://www.netcare.co.jp/