NEC、サーバー単体の可用性を向上させるソフトを発売

2007年06月29日 | システム/アプリケーション/ソフト
NEC は27日、1台のサーバーの可用性を向上させるソフトウェア「CLUSTERPRO X SingleServerSafe」(SSS)を発売した。OS やアプリケーションなどのソフトウェア障害を自動で検知し、必要に応じて OS やアプリケーションを自動的に再起動することで、サーバー単体の可用性を向上する。

また、オプション製品として、アプリケーションサーバーが正常に動作しているかを監視するエージェントソフト「CLUSTERPRO X Application Server Agent for Windows」を発売した。監視エージェントは定期的に対象のアプリケーションサーバーに実際にアクセスすることで、起動の有無だけでなく、正常にサービスを提供しているかといった動作状況まで監視することが可能となる。

複数サーバーで構成されるシステムも、SSS と「CLUSTERPRO X Application Server Agent for Windows」を組み合わせることで、より高い可用性が可能となる。例えばロードバランス(負荷分散)サーバー配下にあるため HA(高可用性)クラスタ構成がとれない Web サーバーやアプリケーションサーバーについても、高い可用性を実現する。

価格は SSS の CPU ライセンスが10万円、CLUSTERPRO X Application Server Agent for Windows のノードライセンスが15万円(いずれも税別)。