バンダイネットワークス、携帯で写真読み取ると、2次元コード代わりに。

2005年11月16日 | 通販/モール
 携帯電話向け情報配信のバンダイネットワークスは、携帯電話向けの画像認識エンジンを開発した。あらかじめ登録しておいた写真などの画像をカメラで読み取ると、該当するURLを携帯電話に送信し、顧客を特定のサイトに誘導する。二次元コードに代わる技術として携帯電話メーカーなどに売り込む。
 米エボリューション・ロボティクス社(カリフォルニア州)と共同開発した。対象となる画像の輪郭などの特徴を把握しておき、カメラで読み込んだ画像と一致するかを判断する。二次元コードに比べ正確にピントを合わせる必要がなく、逆さまや斜め方向からの画像でも読み取れるという。
 例えば雑誌と連携し、各ページの写真を撮影すると、関連情報のサイトやキャンペーンサイトに接続するといった使い方ができる。来年中に発売される携帯電話への搭載を目指す。