AjaxベースのWebOSとAjaxオフィスが統合

2007年06月04日 | システム/アプリケーション/ソフト
 アドベントネットは6月1日、Webブラウザで稼働するデスクトップ環境「StartForce Web デスクトップ」を開発する米スタートフォースと業務提携すると発表した。

 アドベントネットはワープロ、表計算、プレゼンテーションツール、プロジェクトやタスクの管理、CRM、データベース構築、マルチメディアデータ一元管理、Wiki、グループウェアなどのサービスをオンラインで提供する「Zoho」シリーズを展開している。今回の提携では表計算の「Zoho Sheet」、ワープロの「Zoho Writer」、プレゼンテーションツールの「Zoho Show」を、日本語化が済み次第、6月中旬から順次提供していく。個人利用は無料で、商用利用については、今後同社のサービスをホストするサービスプロバイダが価格設定を行っていくという。

 提携に当たりスタートフォース代表取締役CEOのジン・コー(Jin Koh)氏はリリースの中で、「当社の開発者向けAPIとWebデスクトップ・プラットフォームに、オンデマンド・ビジネスアプリケーションを稼動させるのに十分な完成度と安定性があるということが証明できた」としている。