前回の日記で色々と中古のCDを購入したと書いたのですが
またその中から1枚紹介したいと思います。
そのCDはTHE STREET SLIDERS(以下、スライダーズ)の
「BAD INFLUENCE」というアルバムです。
スライダーズは私の世代の人は懐かしいんじゃないかと。
スライダーズは83年にデビューして2000年に解散した
ロックンロールバンドなのです。
メンバーはボーカル&ギターの村越弘明、ギターの土屋公平、
ベースの市川洋二、ドラムの鈴木将雄の4人編成です。
私を含め、私の世代の人は本名ではなくて
HARRY、蘭丸、JAMES、ZUZU、と呼んだほうがシックリくるでしょう。
私がスライダーズを初めて聴いたのは私が高校生の頃でした。
たしか「EASY ACTION」というシングルを聴いたのが最初だったと思う。
スライダーズの音楽性を例えるとき、よくローリング・ストーンズを
連想するのですがHARRYの歌声はストーンズのミック・ジャガーより
クセのある声なのですよ。私は最初、HARRYの声に抵抗があった。
しかし聴いてくうちにハマっていったという感じなんですよね。
今回、購入した「BAD INFLUENCE」はスライダーズにとって
ピークだった頃のアルバムだと思うんですよ。
次のアルバムの「SCREW DRIVER」はちょっと地味なアルバムになって
その次のアルバムから勢いがなくなっていったように思うんです。
そして私もしだいにスライダーズは聴かなくなっていったんです。
「BAD INFLUENCE」は6枚目のアルバムなのですが
私はスライダーズのアルバムは1stから聴いてたんです。
ロックンロールでもありブルージーでもありファンキーでもあったんですが
そのスタンスはクールでした。
当時は日本のロックンロールバンドは結構いて、だいたいが
「イェ~イ」な能天気なノリのバンドが多かったんですが
スライダーズはクールだった。そこがまた好きだったんです。
今回購入したアルバムは何と言っても「風が強い日」という
スライダーズにとって名曲と言われる曲が入ってます。
このPVがまたイイんですよ。そして「EASY ACTION」という曲も
入ってるんですがこの曲の詞が当時衝撃でしたね。
当時のロックやパンク系のバンドの歌詞は世界を変えるんじゃないかって
感じのバンドが居たんですがスライダーズは違った。
「EASY ACTION」の歌詞は「世界を変えるなんてできない相談だぜ・・」
とか「オイラの世界を変える気はないぜ・・・」とか
歌ってて当時の私にとっては衝撃でした。
ここまで言い切ったバンドってあまり居ないんじゃないですかね?
久しぶりにスライダーズを聴いて懐かしかった。
実は私はスライダーズが解散したのは後になって知った。
解散の頃はもうスライダーズは聴いてなかったからだ。
ギターの蘭丸こと土屋公平がスライダーズに新しい要素を入れようと
したのが解散の一つだと言うことを何かのインタビューで
読んだことがある。彼はキンキキッズと番組で絡んだりしてるけどね。
スライダーズは私にとって懐かしいバンドではあるけど
今聴いてもかっこよかった。HARRYは現在はソロで頑張ってるみたいだしね。
※「嗚呼・・・懐かしのMUSIC」日記過去ログ
●第574話 「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その4」
●第568話 「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その3」
●第562話 「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その2」
●第551話 「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その1」
高校時代は「野良犬にさえならない」が自身のテーマ曲と位置付け(笑)、容姿は蘭丸を、ものすごく意識してました。
そーいえば高校時代はちょいと距離が
あったかもねぇ・・。
高校時代はムラグチ氏はバンドで人気
あったから私は距離置いてたのかなぁ。
スライダーズを聴いてたのも知らなかったよ。
でも当時のロック系が好きな人は
みんな聴いてたよね。
「野良犬さえなれない」がテーマ曲(笑)
中期までのスライダーズは名曲が多いね。
ムラグチ氏が蘭丸かぁ~何か分かる気がするなぁ(笑)