第574話 「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その4」

えっと昨日は私の誕生日でしたね。うーん、誕生日ってもなぁ(笑)
そんな訳で(笑)、またまた久しぶりなCDを聴いてしまいました。
それはPEARLの「BORDERLINE」というアルバムです。

PEARLと言ってもPEARL JAMじゃないよ(笑)
PEARLとは80年代後半から90年代にかけて活動していた
日本のロックンロールバンドです。私が東京に上京した頃、好きだったんですよ。
PEARLと言ってピンとこない方は田村直美と言ったら分かるかもしれない。
田村直美はソロ女性歌手でして90年代後半に「永遠の一秒」が
ヒットして「ゆずれない願い」は120万枚の大ヒットとなったのです。

しかし田村直美がソロになる前はPEARLのボーカルであり
PEARL在籍時のときの名前はSHO-TAという名前だったんです。
なので私は田村直美という名前よりもSHO-TAという名前のほうが
しっくりくるんですよね。ソロの田村直美の頃はJ-POPな感じでしたが
PEARLはかっこいいロックンロール・バンドでした。

私が東京に上京した頃にPEARLのPVを偶然見たんですよ。
テレキャスを手にしたSHO-TAは凄いかっこよかった。
当時の私の音楽の趣味はハードロックからストーンズやエアロスミス
のような感じに移行していったんですよね。
なので当時の私にとってはPEARLはジャストだったんですよ。
当時の私には好きな女性がいましてその人はKENZI AND THE TRIPSや
シェディ・ドールズが好きな人だったんですよ。
しかしその人が一番好きだったのがPEARLだったんですよね。

しかしPEARLはさほど売れなかった。メンバーも固定してなかった。
やがてSHO-TAのソロ・プロジェクトっぽくなり解散していた。
そしてSHO-TAは本名の田村直美となりJ-POPな音楽に移行。
大ヒットを飛ばした。ぶっちゃけ私はPEARLの後期はさほど興味は
無かった。ソロになって売れたときも興味は無かった。
でもPEARLで苦戦していたSHO-TAが本名で売れたのは素直に嬉しかった。

今回聴いたのは「BORDERLINE」というPEARLのベストアルバム。
凄い懐かしかったけど、やはり古さや時代を感じずにはいられなかった。
あの頃の私だったから好きだったんだなぁ・・という感想でした。
でもSHO-TAこと田村直美の歌唱力は素晴らしいですね。
PEARLというバンド名はSHO-TAが敬愛するジャニス・ジョップリンから
命名したんですよね。

田村直美は現在もシンガーとして活動してるみたいです。
昔ほど派手な活動はしてないみたいだけど
多分、今は自然体でやってるんじゃないかな。
アーティストって色んな時代があるけど最終的には
自然体になるんじゃないかなってPEARLを聴いててふと思いましたね。
マイペースながらも頑張ってほしいな～って思いましたよ。

※「嗚呼・・・懐かしのMUSIC」日記過去ログ

●第568話　「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その3」
●第562話　「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その2」　
●第551話　「嗚呼・・・懐かしのMUSIC、その1」