おが の 冗談本気

音楽、映画、阪神タイガースが好きな おが の個人ブログです。ミドリフグも飼ってます。

第1074話 「王様になれ・・・を観てきました」

2019年10月06日 15時03分08秒 | Weblog
先週の日曜日に「王様になれ」という映画を観てきました。
この映画はピロウズの30周年記念の一つとして山中さわおが原案の
オリジナルストーリーの映画です。




実はCSで山中さわおにインタビューする番組がありましてそれを観て
この映画の存在を知りました。

たいがいバンドとかの記念ではドキュメンタリー映画を作ると思うんだけど
ちゃんとストーリーのある邦画を作るというしかもその内容に
ピロウズが深く関わるというのは山中さわお挑戦したなーって感じでした。

内容はカメラマンを目指す主人公がバスターズ(ピロウズのファンの事ね)の
女性と知り合いピロウズとも関わりを持ちつつ人としてカメラマンとして成長する
というまぁ青春映画ですね。

最初は埼玉近郊の映画館で観ようと思ってたんですよ。
なぜなら車の駐車場代があるから。

んで観に行く日に映画館をチェックしてたら大宮の映画館は遅い時間しかやってなかったんですよ。
んーと思って他もチェックしてみたらシネマート新宿はその日に何と
監督と出演者のトークショーがあったんです。
だもんで新宿に行くことに決定。

私は音楽と同様に映画も大好きなんで映画館にはよく行ってるんです。
しかし舞台挨拶とかトークショーがある回には行った事がなかったんです。
つーことでシネマート新宿に車で行きました(駐車場代が少し不安でしたが)

初めてシネマート新宿に来たんですが少ない客席のほうで上映との事。
トークショーがあるというのもあるとは思うんだけど
まぁ有名じゃないからかな・・広いほうでやればいいのに・・と思いながら入場。

映画の内容はね・・私てきには凄く良かった。
私は素朴な邦画が比較的好きなんで。派手な映画が好みの人はダメかも。
私は常々、映画はほぼラストシーンで決まると言ってるんですが
ラストも良かったですね。

そして色んなミュージシャンが本人役で登場してるんですが
ピロウズでセリフがあるのは山中さわおだけでした。
もちろん本人役で。

まぁ演技は初めてにしては良かったんじゃないかと(笑)
でも一番はやはりライブシーンです。
ピロウズがライブやってるシーンが何回か登場するんだけど
映画館の音響でピロウズのライブを観ると迫力が違うね!
重低音がズンズンきましたよ。

私てきにはこの曲を使ってほしかったなーとかはあるんだけど
「この世の果てまで」は大画面と音響で何か・・・歌詞の内容も相まって
・・・グっときた。

この映画はピロウズの音楽に登場人物が背中を押されるんだけど
これはバスターズ(ピロウズのファン)なら経験あるんじゃないかな。

特に山中さわおはピロウズを結成した人物の上田ケンジが脱退せざるえなかった事や
周りから音楽的に評価されなかった事や
そして音楽業界に遺書を書いたつもりで制作した「Please Mr.Lostman」
この頃の山中さわおの苦労や葛藤がバスターズたちの心を打ったんだよね。

王様になれのポスターには「昨日まで選ばれなかった僕らでも、明日を持ってる」
という言葉が書いてあるんだけどこれはピロウズの
ハイブリッド・レインボウの歌詞の一節で中期のピロウズを象徴する言葉なんですよね。

そして映画が終了したら早速トークショーがスクリーンの前で始まりました。
監督のオクイシュージさんとヒロイン役の後東ようこさんと個性的な役の野口かおるさんの3人です。
ヒロイン役の後東ようこさんは映画で観てたときは普通だなって思ってたんだけど
実際目の前の後東ようこさんはメッチャ綺麗な女性でした。
そして野口かおるさんはよく喋る(笑)この人を中心にトークショーは進んでいきました。

監督のオクイシュージさんが言うにはここの3人は舞台が中心の役者だそうで
映像のほうはあまり出ないとの事でした。

映画館でのトークショーは初めてだったんですが、こーいうのいいね!
何か映画も良かったんだけどその裏話みたいなのが聞けて楽しさ倍増でしたね。
私は好きな映画は何回も映画館に観に行くんだけど
今度からは舞台挨拶とかトークショーがあるのをなるべく観たいですね。

たしかピロウズ20周年のときにピロウズを観に武道館行ったんだよなぁ・・・10年早いわ(笑)




最後に・・・ピロウズ30周年・・・おめでとう!




最新の画像もっと見る

コメントを投稿