第1102話「退院・・・その後(その6)」

引き続き連発で更新します。

大晦日に退院して年越し。
その後はPCR検査の結果が陰性でした。

主治医が言うにはほぼ大丈夫だけどまだ肺炎が残っているので
月一で検査にくるように言われた。
仕事は復帰して大丈夫との事。

入院した日数と仕事の正月休みを合計して半月位休んでた事になる。
私の場合、仕事に出ないとその分、給料にも影響がでるので不安でした。

保健所から色んな書類が届いてそのうちの一つに
書類に色々と書き込んで返送すると入院費は払わなくてもよいとの事。
早速書き込んで返送。

他にも新型コロナウィルスは完治しましたというお墨付きの書類も
入ってました。何かあったときに仕事のほうに提出すれば良いらしい。

他にも病院から診断書を書いてもらいそれを会社に提出。
保険会社からお金が振り込まれてそれはかなり助かった。

結局、肺炎のほうは何回か病院で検査してもらった結果
完治という事で全て終了しました。

今は普通に仕事してるけど全国的にはまたコロナになってる人は増えてるみたいだ。
ましてや変異型も出てきて私自身も警戒しなくてはならない。
ワクチンもいつ打てるときがくるのかもわからない。

私自身はコロナになったとき死を意識したが
入院中は傍から見ていたけど看護師さんたちは
本当一生懸命やってくれていると実感しました。

最後に私が偶然聴いたラジオ番組の事を書きたいと思います。
コロナに掛かる何日か前、車で仕事に行ってたんだけど
その日はスマホを家に忘れてしまった。

私は仕事が終わって帰るときにはスマホに入ってる音楽を車から
流して聴きながら帰ってた。
しかしスマホを忘れた為、ラジオを聴きながら帰ることに。

そのたまたまつけたラジオ番組でDJの人が悲しそうな感じで話し始めた。
何日か前にそのラジオ番組のリスナーの女性が新型コロナになって入院したらしい。
本人は早く回復するように頑張りますとラジオ番組に投稿してたそうです。

その何日後にそのリスナーの女性の妹さんから投稿があったそうです。
お姉さんであるリスナーの女性は症状が急変して集中治療室に
移ったらしいのですがそこで亡くなったそうです。
そのお姉さんは周りの人たちに「頑張るからね」と言ってたそうです。

そのラジオ番組を偶然聴いて何とも言えない気持ちになったのですが
その数日後に私がコロナの陽性になりました。
陽性と診断されたとき、私はそのラジオ番組の事を思い出して
「もしかしたら死ぬかも・・・」と思ったのです。

私は運よく完治して退院しましたが、私が入院していた病室の他の人たちは
今はどうなったのかはわかりません。

私の会社でも何人かはコロナになった人もいるみたいです。
病室のベッドの空きが無いという話も聞きます。
誰もが思ってる事ですが早く終息してほしいです。
自分の大事な人に普通に会えるときが来てほしいです。