さて天国と地獄」にはどんな人物が登場するかの御紹介です。
物語の構成は前代未聞!であります。バカバカしい超神的な神々と現世の人間(仮面夫婦)が織りなす物語で、そこに世間の目として存在する”世論”を物語の監視役として登場させるなど正にパロデイそのものであります。
先ずはオペラでは重要な登場する各キャラクターを考慮した各キャストの声のパートも含めて紹介します。
世論(メゾソプラノ)・地獄王プルート(テノール)・従僕ハンス(バリトン)・ジュピター(バリトン)・ジュノー(メゾソプラノ)・マーキュリー(テノール)・マルス(バリトン)・ヴィーナス(ソプラノ)・キューピッド(ソプラノ)・ダイアナ(ソプラノ)・オルフェオ(テノール)・ユリディ―ス(ソプラノ)・羊達・音楽生徒達。
世論ーメゾソプラノー(物語の監視役)
オルフェオ-テノールー(”オルフェ”浮気性の音楽教師(グルックのオペラのオルフェオは牧童で竪琴が得意な半音楽家)
ユリディース-ソプラノー(”エウリデイーチェ”オルフェオの妻で目下不倫中、プルートと密会の日々を重ねている
ジュピター―バリトンー(”ユピテル”神々の王として独裁者的立場で全能の神として天国に君臨する)
ジュノー―メゾソプラノー(”ユノー”ジュピターの妻で、あまりも変化のない天国には飽き飽きして退屈している)
プルート-テノールー(その実態は地獄の王で人間の羊飼いに扮してユリディースに言いより、いい仲に)
ハンス-バスバリトンー(プルートの従僕でドン・ジョバンニの従僕レポレロよろしくプルートに尽くす。)
キューピッド-ソプラノー(ジュピターの子供で愛の天使神)
ヴィーナス-ソプラノー(美女神として天国にいるが毎日朝帰り生活)
マルス-バリトンー(軍神で天国にて休息生活中)
マーキュリ―-テノール(な神としてジュピターに仕え、伝令として情報収集の為地上に派遣されている)
「天国と地獄」原題≪地獄のオルフェオ≫は時と場所等あまり深く考えることなく:神話時代ギリシア地方。パロディーオペラで天国と地獄という超地上的な場面が展開される。
さて指定席チケットはホームページ・オフィス松山音舞台で検索購入が簡単です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます