廃線跡色づく紅葉 愛岐トンネル群公開始まる
春日井市から岐阜県多治見市に続く旧国鉄中央線廃線跡「愛岐トンネル群」の一般公開が23日始まった。れんが造りのトンネルの先に紅葉が浮かび、2000人が散策を楽しんだ。28日までの午前10時~午後3時、見学料100円。雨天中止。
現存13トンネルのうち春日井市玉野町のJR定光寺駅北-岐阜県境の4トンネルがある1・7キロを公開。NPO法人愛岐トンネル群保存再生委員会員が各所で解説する。樹齢100年前後のモミジの巨木3本が見もの。枝分かれしているため角度によって本数が違って見えることから「三四五(みよい)の大モミジ」と名付けられている。
崩落したレンガを集めて敷き詰めたステージでは、アルプホルンの演奏もあった。期間中は日替わりでコンサートがあり、27、28日はおにぎりや春日井市産のサボテンを使った菓子などを販売。
会場はJR定光寺駅から3分。
駐車場なし。