すっかり存在さえ忘れて、圃場を回って「あれ?こんな木あったっけ」と思うことが時折あります。
日々圃場を回っている専務らは頭の中にインプットしてあるでしょうけれど、デスクワークが主でたまにしか圃場に行かないBlog管理人の僕は珍しくありません。このタイミンタチバナもまさにそうでした。
タイミンタチバナ Myrsine seguinii H.Lév. ヤブコウジ科の植物です。
取り立てて面白い植物ではなく地味な樹木です。ただ名前が奮っています。日本の植物学の大家牧野先生が大明国の橘と思われたところからついたようですが、橘はミカンの仲間、このタイミンタチバナはヤブコウジの仲間で全く違う品種です。
しかしそれにしてもタイミンとは大きな名前をもらった樹ですね。
大明(明だけで呼ばれることも多い)は1368年 - 1644年の中国の王朝の名で、有史世界最大の国家ジンギスカンの元を滅ぼして建国された国です。
牧野富太郎先生は1862年(文久2年4月24日) - 1957年(昭和32年)ですので、まったく関係ない時代の王朝名をなぜ使ったのか興味深いところです。
そんなタイミンタチバナ。橘の名をもらったがごとくに葉は酷似しています。
樹表は
慣用(通用)名はソゲキと呼ばれるのは、板材として反りやすかったり、枝を折ると裂けたように折れるところからついたようです。
撮影ポイント:35°16'43.1"N 139°07'55.8"E
日々圃場を回っている専務らは頭の中にインプットしてあるでしょうけれど、デスクワークが主でたまにしか圃場に行かないBlog管理人の僕は珍しくありません。このタイミンタチバナもまさにそうでした。
タイミンタチバナ Myrsine seguinii H.Lév. ヤブコウジ科の植物です。
取り立てて面白い植物ではなく地味な樹木です。ただ名前が奮っています。日本の植物学の大家牧野先生が大明国の橘と思われたところからついたようですが、橘はミカンの仲間、このタイミンタチバナはヤブコウジの仲間で全く違う品種です。
しかしそれにしてもタイミンとは大きな名前をもらった樹ですね。
大明(明だけで呼ばれることも多い)は1368年 - 1644年の中国の王朝の名で、有史世界最大の国家ジンギスカンの元を滅ぼして建国された国です。
牧野富太郎先生は1862年(文久2年4月24日) - 1957年(昭和32年)ですので、まったく関係ない時代の王朝名をなぜ使ったのか興味深いところです。
そんなタイミンタチバナ。橘の名をもらったがごとくに葉は酷似しています。
樹表は
慣用(通用)名はソゲキと呼ばれるのは、板材として反りやすかったり、枝を折ると裂けたように折れるところからついたようです。
撮影ポイント:35°16'43.1"N 139°07'55.8"E