緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

いつ以来の雨?

2008年07月29日 | 地域紹介
いつ以来の雨でしょうか?生き物を扱う生業として、雨が降らないことは何よりも植木がかわいそうで、天気予報を見るたびに、東京や山梨の雨マークを恨めしげに雨を期待していました。
遠雷の言葉どおり、遠くで雷の音はすれども、一転空が掻き曇りザァーっと、とはいかずに水撒きが一番の仕事となっていました。

が、今日は風が湿っている。乾いた熱風ではなく何か予感させる風だと思っていましたら16時前にようやく雨が降りました。



しかしそんな雨も5分として続かず、コンクリの表面を黒くしただけで土中に滲みることなく止んでしまいました。やっぱり自然は人間の手では押さえきれることの出来ない大きな力なんでしょう。

末筆ながら関西では集中豪雨で、小さなお子さんを中心にお亡くなりになる事故が起こりました。謹んでお悔やみを申します。
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名にしおわば

2008年07月29日 | 商品紹介
「名にしおはば 逢坂山の さねかづら 人に知られで くるよしもがな」
「名にしおわば いざ事問わん 都鳥 我が想う人 ありやなしやと」
言霊といい名前が命を持つ発想は、洋の東西を問わず昔から持ち続けられた思想です。
そういう意味では、珍名・奇名はどんな命を育んでいるのでしょうか。大手ポータルサイトgooのコンテンツの一つに『実物を見てみたい、変わった名前の生物ランキング』と言うのが載っていました。(gooの方で適時に削除されると思います。リンク切れはご容赦ください)

それによりますと、
1位 オジサン(魚)
2位 ミッキーマウスノキ(植物)
3位 セニュリータ(魚)
4位 キソウテンガイ(植物)
5位 コンペイトウ(魚)
6位 ナンジャモンジャゴケ(植物)
7位 アバチャン(魚)
8位 トゲアリトゲナシトゲトゲ(昆虫)
9位 ニッポンダカラ(海洋生物(貝))
10位 ハクションクラゲ(海洋生物(くらげ))

だそうです。珍名・奇名の1/3を魚が、1/3を植物が占めているところに海と山に囲まれた豊かな自然を感じます。
ところで、弊社でも過日お客様からミッキーマウスノキのご注文を頂戴しました。生産地から直送をしてしまったので、残念ながら本物は見れませんでしたが、新宿御苑やその他公園の温室等で見れる植物のようです。真っ赤な花に黒い実がミッキーの鼻のように見えるところから名づけられたのでしょう。
しかしながら、キソウテンガイもナンジャモンジャゴケもまだ取り扱いをしたことはありません。でも、こうした形でニュース性が出てくるとお客様からの問合せが来るかもしれませんね。
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夏の清涼剤

2008年07月22日 | 商品紹介
ハマボウの花が梅雨明けの青空に向かって大きな花弁を広げています。
なんともいえない淡い薄黄色の花は、この暑さの中での一服の清涼剤。

ハマボウの学名は、アオイ科のHibiscus hamabo そう、ハイビスカスの仲間。でも、ハイビスカスのような自己主張の強い原色の赤や黄色と違い、つつましい淡い色が僕は好きです。





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ブルーベリー・ウッタード

2008年07月01日 | 商品紹介
ブルーベリーに限ることではありませんが、実のなるものの多くは品種改良が進んでいます。
おいしく(甘く)したい、大きな実にしたい、病害虫がつかないようにしたい、寒冷地等いままで作れなかったところでも作れるようにしたい・・・・。
そんな追求心の中からブルーベリーも新系統、新品種が生まれました。
今日撮影したのは、ラビットアイ系のウッタードと言う種類です。
同じラビットアイ系の他品種がないと結実しないそうです。



果実が熟するのは8月と言うことで、まだまだ酸っぱそうな実がついています。
樹木は高さ1.5mほどですが、このような樹皮をしています。

全体景はこのような感じです。
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