サクラの語源は諸説ありますが、その一つに耕作や神霊を現わす「さ」にいる場所の意味の「座(くら)」
からなるという語源もあります。
「さ」から始まる農耕の言葉は多く
皐月(さつき):「さ」+苗+月 苗を植える月
五月雨(さみだれ):「さ」+「水垂れ=雨の意味」 苗を植える頃の雨
などがあります。
古代、サクラは田の豊作を占う木として田んぼのそばに植えられ、それゆえに「さ」の神様のいる「座(く
ら)」と付いたのかもしれません。
関東ではウメが終わりサクラのシーズンを迎えました。弊社圃場にも神様は君臨します。
しかし、2011年4月20日に見た南相馬のサクラは素晴らしかった。
3・11の災害、そして3・12の放射能汚染。人は希望を失い途方にくれたとしても、神様はきっとそば
にいてくれます。
だってこんなに立派な神様の居場所があるんですから。
5年を過ごしました。まだまだ困窮の中の様相が感じられます。が、力を合わせて前を向いて歩んでいきた
いものです。