東京農業大学都市緑化技術研

標記の近藤光男先生と門下の大学院生のおよそ２０名が弊社圃場に視察・研修に来られました。

小田原駅までは公共交通で、そしてそこからは弊社のほうでマイクロバスのレンタカーをご用意させて頂いて、未来の都市設計者さんたちをご案内いたします。



まずは中宿圃場。ここには、日本の中にも少なくなってきてしまった『樹芸文化』がたっぷり詰まっています。
おりしも、弊社の長老の「はるさん」と「げんさん」がダイスギの手入れをしています。





必要に迫られて出来上がったダイスギですが、造形美のすばらしさに需要の高い木です。
このほかにも、マツ、マキ、チャボなど、この中宿の圃場には仕立物の木がたくさんあります。







中宿圃場を後に、大径木の諏訪の原、落葉樹種が豊富な舟原、まだ紅葉見ごろな舟原モミジ畑を視察されました。

弊社の圃場をご覧頂いた感想はいかがでしたでしょうか？　皆さんの勉強のお役に立てたら、至高の喜びです。


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メグスリノキ

「メグスリノキ」など書くと、通称名（俗名）のように思われますが、れっきとした和名の木です。
ムクロジ目カエデ科カエデ属メグスリノキ（Sapindales_ Aceraceae_ Acer_maximowiczianum）です。
名前の通り肝機能に働きかけるため、目がすっきりする、という所から名付けられたと言われている、日本固有の木です。

乾燥した樹皮などが山間部の観光地のおみやげ物屋さんやインターネットなどでも販売されていますから、このトピックスをご存知の方は少なくないかと思います。

そんなメグスリノキ。紅葉の美しい木としても知られています。





木漏れ日に照り輝くなんともいえない紅葉の具合です。
樹木としては、カエデモミジの仲間ですので、



という樹形をしており、幹も



このような感じです。


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圃場の違いと紅葉の違い

ただいま弊社には、紅葉の美しいモミジを植栽した畑として２箇所ございます。

一つはここ





と紅葉真っ盛りです。

もう一箇所は、こちら
以前この記事などでもご紹介した場所です。

こちらの紅葉の具合は






と余りパッとしません。
理由はいくつもあるかと思いますが、その一つに肥料を大量に混ぜた開墾したての土地にあるかと思います。
来年はここでモミジガリの芋煮会でも開催できるように、きれいに紅葉してくれることを期待しています。

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