緑とともに・・・・

小田原市にある樹木卸販売を生業とする有限会社小田原植木のBlogです。

53期を迎えました

2024年09月02日 | Weblog
53期を迎えました。一重に皆様のご指導ご鞭撻のおかげと感謝申し上げます。

53という数字でひらめくのは東海道53次。この「次」という言葉は、当時公儀の物流はほぼほぼ町村民のボランティアだったこともあり、つぎの問屋場まで責任をもってお運びしなさい。というお達しがあり、「申し渡し」する問屋場が置かれた場所が「次」と呼ばれ、荷物の移し替えなどから「飯屋」や「宿屋」が作られ宿場となっていったわけです。ですからもともとは、「申し送り」「次=継ぐ」の意味です。

東海道は、江戸から京都への道と定められていますが、会社自身も先代から次の代へ「申し送り」しながらの時間を旅する道すがらなのかもしれません。

東海道の整備をした徳川家康の名言。『人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思えば不足なし。こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。堪忍は無事長久の基、いかりは敵と思え。勝つ事ばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。おのれを責めて人をせむるな。及ばざるは過ぎたるよりまされり。』
と遺訓でかたり、郷土の北条五代の北条氏綱が『勝って兜の緒を締めよ』と遺言『五か条の訓戒』にあるように、私たちも調子いい時に慢心する事のないように、また経営が悪くても腐ることのないように、と新年度を迎えるにあたり心を引き締めます。



駅伝でも1人がリタイヤすればゴールできないように、私たちもきちんと1年1年次の年に「申し送り」をし続け、「緑とともに地域の発展を!!」のキャッチフレーズのように53期も頑張っていく所存であります。
本年度も宜しくお願い致します。
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